忠臣蔵の舞台を観た件


年末の初体験の話

明治座、初体験

2025年12月28日 15時30分公演
『忠臣蔵』東京千秋楽

明治座での講演、東京での舞台鑑賞、共に初体験。
結論から言うと、めっちゃよかった。見ごたえがあった!!
2025年を締めくくるいい時間だった。

なぜ、観たいと思ったか

いくつもの理由が重なり合い、行くしかないと思えた!

  • 播州赤穂という地元にゆかりのある物語であること。

  • 舞台という“リアルな場”の緊張感を、肌身で感じてみたかったこと。

  • 歴史ある明治座という空間の空気を味わってみたかったこと。

興味のある俳優が多数出演している、という純粋な動機もあった。
自分へのご褒美として、S席ゲット!
いざ、明治座へ。

明治座正面入り口
垂れ幕


舞台の感想

研ぎ澄まされた討ち入りの時間

圧倒されたのは、討ち入りの迫力だった。

剣や槍の立ち振る舞いの迫力
キャストが花道を全力疾走する躍動感
音声、映像、キャストの狂いのない導線
大道具の転換のシームレスさ、物語に溶け込む自然さ

「人がやっている」という現実と、
「物語に完全に没入している」感覚が、何度も行き来する。

整いすぎているのに、生きている。
そんな舞台だった。

心が一番動いた瞬間

一番心を掴まれたのは、
討ち入りで吉良上野介を追い詰め、
「何があったのか」を本人に迫る場面。

討ち入りの迫力の後の、張り詰めた空気への切り替わり。
吉良上野介を演じる 高橋克典さんの長台詞。
圧巻。
(特命係長がハマり役で大好きだったが、爺役もいい味出してたわ~)

悔しさ、もどかしさ、妬ましさ、
どうにもならなかった現実への感情が、静かに積み重なっていく。
単なる悪役ではなく、
討たれる側にも確かに人生があったことを、否応なく突きつけられた。

個人的MVPは、間違いなくこの場面だった。

千秋楽ならではの幕引き挨拶

総勢34人のキャストが全員集合し一言挨拶!!裏切らない。
期待通り、この日にしてよかった~と思えた瞬間!!
観客全員がスタンディングオーベーションの中、時間をかけて1人1人名前を呼びあげ一言コメント。
キャストの幸せ感、やり切った感、300年続く歴史を重んじる感など様々な感情を感じ取ることができた。
やっぱりこれが舞台だよねと感じる。

初めて知ったこと

キャストの保険制度のこと

今回の舞台では、キャスト総勢34人の誰1人欠けることなく、東京公演を終えることができたらしい。
35人目のキャストとして紹介された方がいた。10役以上を完全にマスタし、誰かが欠けてもすぐ助っ人に入れるよう存在していたという。
年明けから地方巡業もあるため出番あることを期待したい。

明治座のこと

  • 服装は意外とラフでも問題なく、入りやすい雰囲気

  • 休憩中にアイスを食べる文化があるらしい

  • 25分の休憩でもトイレ行列は完全には消えない

  • ネット予約+当日チケット売り場で引き換え制度あり

  • 観客のマナーがいきわたっている(スマホ管理や拍手のタイミングなど)

座席のこと

今回は、S席「1F-15-1」。舞台左端の方。
1Fはキャストと同じ目線で舞台が見れるので、やはり身近に感じられる。
が、段差がないため前の方の頭が正直気になるのは事実。
15席目だとキャストがちょっと小さく、雰囲気はわかるけどもっと身近で見たいという感情が湧いてくる。

時間があったので、2F・3Fにもお邪魔して、舞台がどのように見えるか偵察。
2F・3Fは客席の段差がしっかりあるので、前の人の頭は邪魔にならなさそう。席数も1Fに比べて少ないので、ごった返し感はない。
が、左右サイドの席は角度が急になるため死角あり。
真ん中一番前の席が取れたら案外いい感じかも。

さいごに

『舞台・忠臣蔵』をまた観たいか?と問われれば、間違いなく”観たい”と思える!
親にも見せてあげたい。

それぞれが思う守りたい「正義」とは何か?を改めて問われていると感じた。
自分の思う「正義」とは、
仲間と共に目指したゴールに向かって、あきらめずに皆を導くこと。
世の中の政治やあらゆる誘惑がある中、どう信念を貫けるか?ここが自問自答したいところ。

明治座、初体験。
間違いなく、とてもよい年末の締めくくりになった。
ありがとう。