複雑な恋人 最終話 複雑な恋人
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あらすじ
ゲーム会社へ就職した久森は美早歩の夢を受け継ぎ新作ゲームを完成させる。
そのゲームには「心の傷は一生残り、人にも影響を与える」という想いが込められていた。
恋人には戻れなかった二人だった。
だがお互いを想う気持ちは最後まで変わらなかった。
登場人物
持下美早歩(もちしたみさほ)
大学中退。休養中。
久森拓翔(ひさもりたくと)
ゲーム会社の社員。
最終話 複雑な恋人
久森はゲーム会社で美早歩がかつて制作したフリーゲームを原案に新作ゲームを完成させた。
「拓翔さん…これ…」
体験版を見た美早歩は涙を流す。
久森は静かに言った。
「人間はどうあがいても最期は死ぬ。でも心の傷を抱えたまま生きるのはとても辛い。だからその感情をゲームに残したかった。一人だけでも…このメッセージが届けばいい」
ゲームのエンディングには一文だけが表示される。
『人は心の傷を背負うと、一生引きずることがある。その傷は自分だけでなく、周りの人も傷つけてしまう。』
二人が恋人に戻ることはなかったが
それでも互いを想う気持ちは本物だった。