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泣いてしまった自分を、少し嫌いになりそうな日に|泣きながら甘くなる玉ねぎのおはなし✨🐰🏠


    〜涙のあとに残っていたもの〜

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    考える赤柴さんの「吹き出し区切り線」です🐰https://note.com/eager_thyme9842/n/nfb759b0c7b2d



    今日のココロととのいレストランの厨房には
    ひとつだけ、妙に緊張している玉ねぎがいました🏠🌳🐰


    まな板の上にちょこんと座って
    さっきから包丁の方を
    ちらちら見ています。


    🎀「たまねぎさん、どうしたの?」


    🧅「僕ね、……すぐ、泣かせてしまうので。」


    🎀「だれを?」


    🧅「みなさんをです。」


    玉ねぎは、しょんぼりしました🥺


    🧅「僕を切ると、みんな泣くでしょう?」


    🎀「うん🎵」


    🧅「……即答ですね。」


    🎀「ちびうさ、このまえいっぱい泣いたよ!」


    🧅「おぉ、、それは……申し訳ありませんでした💦」


    厨房の奥で聞いていたうさ吉シェフが、少し笑いました🤭


    🐰「玉ねぎくんのせいで
        悲しくて泣いたわけじゃないよ」

    🧅「それでも
        僕がいると涙が出るんですよね?」


    玉ねぎは、自分の丸い身体を見つめました。


    🧅「できれば僕も、もっと……」


    少し考えてから言いました。



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    ぼく、本当は泣かせたくないんです・・・



    🧅「人を泣かせない
         野菜になりたかったです。」


    🎀「にんじん?」


    🧅「ちびうささん
        すぐに食べるつもりですね?」


    包丁が入りました。


    すとん

    すとん


    玉ねぎが薄くなっていくたびに

    ちびうさの目には
    じわじわ涙がたまります。


    🎀「うぅ……」

    🧅「ほらぁ……」

    🎀「たまねぎさん
         ごめんねぇ……」

    🧅「泣いている方に謝られると
          こちらも複雑です。」


    切られた玉ねぎはフライパンへ
    うさ吉シェフが
    弱い火でゆっくり炒め始めました🍳


    じゅう……


    じゅう……


    最初は真っ白だった玉ねぎが
    少しずつ透き通っていきます。


    急がず

    焦がさず

    ゆっくり、ゆっくり・・・✨


    🎀「たまねぎさん、ちっちゃくなった!」

    🧅「いろいろありまして。」

    🎀「さっきまで、まるかったのに」


    🧅「人生とは
         ままならないものですね。」


    🐰「玉ねぎくん
        ずいぶん語るようになったね」


    🧅「火を通されると、人は変わるんです。」


    やがて厨房に
    やさしい甘い香りが広がりました。


    ちびうさが鼻をクンクンさせます。


    🎀「甘~いにおいがする」

    🧅「え?」

    玉ねぎ自身が
    一番驚いていました。


    ほんの少し味見をしてみると

    🎀「あまい!」

    🧅「……僕が?」


    🎀「うん」


    玉ねぎは
    しばらく黙っていました。


    自分はずっと
    人を泣かせる
    野菜だと思っていました。


    切られるたびに涙が出て 
      形までなくなって。

    そんな自分の
    一体どこがいいのだろう、と


    でも


    泣いた時間も
    火の上でじっとしていた時間も

    なかったことには
    なっていませんでした😊✨


    その時間を通って
    少しずつ
    甘さが引き出されていたのです。


    私たちも、ときどき


    「あんなに泣いてしまった」

    「もっと強ければよかった」

    「いつまで引きずっているんだろう」


    そんなふうに
    涙を流した自分まで
    弱かったことに
    してしまうことがあります。


    もちろん
    つらい出来事を

    「成長できたからよかった」


    なんて無理に思わなくてもいい

    🫧悲しかったものは、悲しかった

    🫧苦しかったものは、苦しかった


    できることなら
    経験したくなかった
    ことだってあるでしょう。


    それでも・・・🌈

    その時間を通ってきた今の自分には

    以前にはなかったものが
    ほんの少し
    残っていることがあります🍀

    人の気持ちに
       気づけるようになったり

    誰かの涙を
       急いで止めようとしなくなったり


    「大丈夫?」の一言を

    前より少しだけ
      やさしく渡せるようになったり😊🫧


    それは

    苦しんだから手に入った
    ご褒美ではなくって


    泣いていたあの時間まで
    今の自分から
    切り離さなくてもいい🍀


    ということなのかもしれません🐰


    その日の玉ねぎは
    じっくり炒められて
    温かなスープになりました🍲✨


    ちびうさが、ひと口飲みます。


    🎀「あまいねぇ🤤」

    🧅「確認なんですが
          本当に僕ですかね?」

    🎀「たまねぎさんだよ~🥰」

    玉ねぎは
    少し照れたようでした


    🐰「泣いたことが
       甘さになったわけじゃ
         ないのかもしれないね」


    🎀「ちがうの?」

    🐰「うん。泣いた時間も含めて、
        玉ねぎくんだったってことじゃないかな」

    🎀「じゃあ、ちびうさも泣いてもいい?」


    🐰「泣きたいときはね😊」


    ちびうさは、しばらく考えてから
    玉ねぎのスープをもうひと口飲みました。


    💛泣いた日の自分も

    💛うまく笑えなかった日の自分も

    💛できれば忘れてしまいたい自分も

    今の自分につながっている
            大事なひとつの時間💎✨


    だから今日くらいは・・・


    あの日の自分に

    「よく頑張ったね」
                とまでは言えなくても

    せめて

    「あの私も、私だったね😊✨」


    と、自分を労う席を
    そっと一つ
    空けてあげてもいいのかもしれません🧅

    どんな日の自分も大切に・・・💛


    今日もお読みいただき
    ありがとうございました💐✨


    画像
    またね~🎵🐰🎵




    考える赤柴さんのプロンプトで
    「吹き出し区切り線」を作らせていただきました🌈🐰🌈
    赤柴さん、ありがとうございます😊✨
    #吹き出し区切り線

    みなさんもぜひお試しあれ🌟


    こんな素敵なものがあるよ~と 
    ⇊教えて下さったのは⇊

    ママ薬剤師HONOさん🥰😆✨
    いつもありがとうございます🎵





     
     
     
    あなたの個性は、欠点ではなく大切な魅力🌈 「どうして私って、こうなんだろう?」を、一皿の物語に🍽️ 精神科栄養士→料理教室講師→心の個性鑑定人 食卓の景色にココロを重ねながら、自分らしさや個性に気づける物語を発信中。 うさ吉シェフとちびうさと一緒に、ココロが少し整う時間を🐰🎀🌿

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