
語学留学したのに就活で刺さらない人へ。面接官として伝えたいこと
英語を頑張ってきたのに、就活になると急に不安になる。
そんな学生は少なくありません。
TOEICの点数もある。
語学留学の経験もある。
それでも、面接になると、なぜか思ったほど評価されない。
手応えがない。
自分の強みが、うまく伝わらない。
なぜか。
就活では、英語ができることと、仕事ができることが、同じ意味ではないからです。
これは、英語を否定したいから言うのではありません。
むしろ逆です。
せっかく身につけた英語を、就活で“もったいない形”で使ってほしくないからです。
私は、面接官として何百人もの学生を見てきました。
その中で、語学留学を経験し、英語を武器にしようとしている学生ほど、ある落とし穴にはまりやすいと感じています。
数年前、面接で本気のアドバイスをしたことがあります。
語学力もある。
留学経験もある。
英語で仕事がしたいという意欲もある。
そんな学生に、私はこう伝えました。
「まずは、日本語で、きっちり仕事ができること。それができて、英語が力になる。」
私は、その学生の努力を否定したかったわけではありません。
英語を無駄にしてほしくなかった。
だからこそ、本音で伝えました。
でも後日、就活サイトに、まるで自分を否定されたかのような書き込みがありました。
あの出来事以来、面接で本音を言うことはほとんどなくなりました。
波風を立てず、無難なことだけを言って終えるほうが、面接官としてはずっと楽だからです。
それでも、あのとき伝えたかったこと自体は、今も変わっていません。
むしろ、面接では言いにくくなったからこそ、文章で残しておきたいと思うようになりました。
英語を活かして就活しようとしている学生にこそ、伝えたい本音があります。
それは、英語ができることと、仕事ができることは別だということです。
この記事で書くこと
TOEICが高くても、それだけでは評価されない理由
商社人事が漏らした「基準と活躍は一致しない」という本音
機械据付の現場で起きた、通訳の怖さ
海外駐在で見た「英語がうまいのに仕事ができない人」
それでも、語学留学の経験を「英語を頑張った話」で終わらせず、就活で評価される強みに変えるには何が必要か
就活で英語をどう位置づければいいのか。
その順番を、現場の感覚で書きます。
ここから先は有料です。