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「大変」だけじゃない、あの子のもう一つの顔 〜長女編〜

これまでこのnoteでは、長男の発達特性にまつわる話ばかり書いてきました。今日は少しだけ、長女のことを書きたいと思います。

長女は、いわゆる「手のかからない子」でした。小さい頃から身体を動かすのが大好きで、年中の頃にはもう補助輪なしで自転車に乗っていたし、低学年では一輪車も上手に乗れました。頑張り屋で、どんなに嫌なことがあっても「もうやめたい」と自分から言ったことは一度もありません。

長男が発達特性で大変だった時期、長女はいつも聞き分けが良くて、お利口さんでした。お兄ちゃんが泣いたり手がかかったりするたび、それを察してか、静かにいい子でいてくれました。今思えば、あの頃からずっと、家族の空気を読んで頑張ってくれていたのかもしれません。

長女が4年生の時、9年ぶりに次男が生まれました。本当はずっと妹が欲しかったはずなのに、それでも次男のことを可愛がってくれて、初めてのミルクや離乳食も、長女が世話をしてくれたのを覚えています。

そんな長女が、5年生の終わり頃から少しずつ素っ気なくなっていきました。ミニバスを始めた頃は「応援に来て」と言っていたのに、いつからか「来ないで」と言うようになり、学校のことを聞いても返ってくるのは「別に」「忘れた」ばかり。唯一の女の子だから、一緒に服を選んだり恋バナしたりする、友達のような親子関係にずっと憧れていた私にとって、その変化は正直寂しくて、「何がいけなかったんだろう」と何度も考えました。

でも「別に」としか言わない日が続いたかと思えば、ふとした瞬間、部活で誰かに褒められたことをぽつりと話してくれることがあります。素っ気なさの中に、まだ私に話したい気持ちがちゃんとあるんだと、そんな一言に安心する自分がいます。

「手のかからなかった話」と「今は少し距離ができた話」。どちらも同じ長女の、本当の姿です。反抗期という言葉で片付けてしまいそうになるけれど、その奥にある子供らしさやまだ繋がっている気持ちを、これからも見つけていきたいと思います。

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