
山椒嗅いで泣いた話😭
最近「汁無し担々専門キング軒」にハマっている。
広島式と謳われた、
山椒のピリリとした辛味が効いた麺を、
温泉卵につけて食うやつで、
もうとにかくアホみたいに美味い。
それきっかけで山椒にハマってしまい、
鍋食う時には山椒。
おうどん食う時は山椒。
知らんけど合いそうなものには山椒と
売れない芸人なのにも関わらず
リッチな山椒ボーイへの道を辿っているのだが、
昔を思うと「変わったな」と思う。
小学4年生の時。
休日は家族で食卓囲む系だった僕ん家は、
その日も夜ご飯の水炊きに
「僕まだポン酢の良さがわからんのに…」と
自分の幼さに1人ブー垂れていた。
ふとオトンの方を見ると
白ごはんに何か美味そうなものをかけている。
緑の。実の。小さい…いやなんやこれ??
「それなんやの?」と聞くと
「山椒の実の佃煮☺️」と照れて答えていた
(※うちの父は子供にも人見知り)
山椒と初遭遇だった僕は
「えー俺もかけてみたい!」と好奇心でおねだりするも親特有の「いやこれ大人の味だから…」で一蹴。
しかし久保田利伸のMissing時も「大人の曲だから…」と言われた後聴き、意地だけでハマった成功体験がある僕は「いやいけるから。食べさせてくれ」と応戦。
親は「やめとけやめとけ」と言うが
「いやいける!食べさせてくれ」とイタチごっこ。
しびれを切らしたオトンは「じゃあ一旦嗅いでみる?」と提案。
これを嗅げさえすれば、自分も大人として認められると思い、「嗅ぐ!」と笑顔で返事。
オトンが持った山椒の佃煮のタッパー。
それに意気揚々と鼻を近づける僕。
「はーえぇ香りや。ご飯おかわり!」とか言うつもりだった。が、数秒後。
思わぬ刺激臭に僕は号泣していた。
「こんなん食うてたんか! こんなん食うてたんか大人は!」と脳内でリフレインしながら。
その様子を見たオトンは「俺が悪いのかな…」と困り顔。
一部始終を見ていたオカンは「人の好物嗅いで泣くなんて失礼やろ…」と呆れ顔。
「だって…だって…」と何か言いたいものの反論できる語彙力がまだない僕は口に合わない水炊きを半泣きで咀嚼するしかなかった。
そして26になった今。
あの時号泣した臭いも
むしろ「これこれ!」といった感じで好んでおり
やはり好物も親の遺伝なんやなと思う。
そしてテレビで二郎系の特集を観ていた際、
「アホが食う飯やん」と言ってたオカンを見て、
人の好物を邪険にする
これもまた遺伝なのだと感じた。
ダモノダ・まーしょ