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Photo byrich_poppy335

ダむ゚ットのススメナむ

    1話 のりタル匁圓

    共働きの芪の垰りを腹を鳎らしお埅っおいるず

    家のチャむムが鳎る

    劎働から解攟された芪の顔はどこか幞せそうで安堵に満ちおいる。

    午埌7時
    テヌブルに眮かれた食べ物を目の圓たりにした途端

    脳内の畑は圩りを取り戻す。
    私の脳にペルセポネが垰還した。

    「おかえり、ありがずう」
    ペルセポネず芪に感謝を心の䞭で䞀蚀

    芖界を取り戻すずテヌブルの䞊には

    ほっずもっずの党郚のせのりタル匁圓が鎮座しおいる

    目で芋るだけで䌝わる圧倒的重量感

    茶色茶色茶色緑黄色癜

    この色で䞍味いわけがないのだ

    私は匁圓の枩もりを手に感じるず

    付属のタルタル゜ヌスを癜身魚のフラむにかける。

    ゜ヌスをかけたのも束の間、すぐに匁圓の蓋を閉めた。

    タルタル゜ヌスに枩もりを感じさせたいのだ。

    タルタル゜ヌスは揚げ物の
    ポテンシャルを700%たで匕き䞊げる

    (い぀も揚げ物のサポヌトありがずう)ずいう
    念を手に蟌め蓋を閉めるのだ

    30秒埅った末に再び蓋を開け、次は匂いを楜しむ

    揚げ物の銙りは気䜓になった油(科孊は苊手である)ず共に錻腔を通り、嗅䞊皮を刺激し

    やがお気管を油でコヌティングしおくれる。

    䜓党䜓で幞せを感じ、胃もたれも防ぐ事が出来る

    なぜなら油で胃たでの道が蜍の劂く
    舗装されるからだ。(科孊は苊手である)

    手に力を蟌め割り箞を割る

    割れ方で気分が倉わるため
    ここは慎重にならなくおはならない。

    パキッずいう音ず共に私は絶望した。

    右割り箞の先端が现いのだ

    もしも私が
    今よりずっずセンチメンタルであったのなら
    この右の割り箞で喉を掻っ切っお死を遞んでいただろう。

    巊の割り箞を睚んだ、反り立぀壁の様な割り跡

    恚むよりもたず
    自分の右手の未熟さに気が぀き、自分を憎んだ。

    気分は奈萜の底に萜ち

    匁圓をゆっくり味わう事なく

    幞せを噛みしめずに、早く匁圓を平らげおしたった。

    悔しい

    反り立぀壁たではいったのだ

    しかし割り箞䞀本分、手が届かず

    のりタル匁圓を味わうずいう
    セカンドステヌゞたでは行けなかったのだ

    のりタル匁圓を味わう為に切磋琢磚した
    仲間達は泣いおいた

    悔し涙を油の池にぜちゃぜちゃず萜ずしおいた。

    「俺にはのりタル匁圓しかないんですよ。」

    私は心の䞭で呟いた


    次の日私は胃もたれを起こした。

    今たで経隓した事のない皋の気持ち悪さであった。

    やはり私は科孊が苊手だ。

    2話 ゆっくりたべればええじゃないか

    倜ご飯の埌、私はお菓子を食べるのが日課である。

    皮類は問わず、なんでも食べる

    そのため

    䞀緒に飲むお茶はい぀もルむボスティヌだ。

    愛しのルむボスティヌは䜕にでも合うんだ

    それにルむボスちゃんは

    油ず眪悪感を綺麗さっぱり流しおくれる。

    この前の、のりタル匁圓の胃もたれは

    ルむちゃんが救っおくれた。

    心の底から愛しおいル

    ある日の倜、私は午埌8時頃に倕ご飯を食べ終わり

    い぀も通りルむボスティヌを入れおいた。

    するず、奎は懞呜に自ら足を動かし

    食べおくれず蚀わんばかりに

    私の瞳にフレヌムむンしおきた。

    奎の名はポテチだ。

    奎は思春期なのだろう

    海苔を䜓䞭に぀けおおめかしをしおいた。

    海苔塩だ、こい぀はやりよる

    ポテチ(うすしお)だず油を意識しお

    埌日の危機(顔のむくみ、胃もたれ)を回避する為に

    「食べない」ず決意を固められるのだが

    海苔塩ずなるず話が倉わっおくる

    海苔は色合いが健康そうで

    危機感が皆無になっおしたうのだ。

    ハニトラならぬノリトラである。

    い぀もならノリノリでトラップに匕っ掛かるが

    今日の自分は違う、もうノリには隙されない

    そう決め、海苔塩を棚に戻した。

    次の瞬間、私は耳にする、泣き声を

    なんだこれは、誰が泣いおいるのだ

    猫ではない、私はさっきよりも耳をよく柄たせる

    するず、泣き声は棚の方から聞こえるのだ

    たるで戊埌の闇垂から聞こえる悲鳎の様である

    棚を開くずそこには海苔塩ポテチがいた

    海苔塩ポテチは泣いおいた、倧声で泣いおいた

    私は同情した。

    そしお、ポテチに芖界の焊点を合わせおこう告げる

    「今、食べおやるから」

    優しい声に安堵したのか、ポテチは泣き止んだ

    私はポテチを利き手の右手に、
    綺麗に割れた割り箞を巊手に持った。

    食べる芚悟はできおいる、眪悪感は䞀぀もない

    なぜなら、私は確信しおいるからだ

    利き手では無い方の手で食べるずいう行為は
    ずおも食べにくい
    食べにくいずいう意識を脳に送る事で
    食べる気が絶察に倱せる。

    私は再床確信し、自身の考察を誇らしげに思った
    なんお狡猟なのだず、ポテチよ恚たないでおくれ
    私はあなたを残しおしたう。

    私を恚むのではなく、
    私の倩才的で震えるほど玠晎らしい脳みそを
    どうか恚んでくれ。

    〜しばらくしお〜

    私は海苔塩ポテチを党お平らげおしたった。

    時間を倧量に割き、ゆっくりず平らげた。

    ただひたすらに利き手ではない方の手で
    2時間ポテチを食べおいたのだ

    脂肪ずいう名のコスメを
    2時間かけお䜓に着けおいったのだった

    たるで、私は海苔塩ではないか。

     
     
    ラゞオを愛しおる

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