
ケース面接ではマクドナルドを救えたはずなのに | 元コンサルタントが自分でお店を経営する①
最近、元コンサルタントとしてなかなか最悪の発見をしました。
「マクドナルド○○店の売上を上げるには?」みたいな問いには、たぶんそれらしく答えられたのに、
自分で店を持って経営してみたら全然うまくいかない/(^o^)\
4月開店:私のお店のプロフィール
【立地】
高級住宅街の路地裏
最寄駅から徒歩五分
【席数】
カウンター4席
天気がよければ軒先の4席も使える
2階にテーブル2席のスペースがある(実用に耐えず使っていない)
【提供している料理】
季節のおばんざいを
1営業日当たり15品ほど仕込む
おわかりいただけでしょうか?
席数はストレートに何席と答えられない。
人通りは極めて少ないので、通りがかりの認知に頼るわけにはいかない。
丁寧な暮らしを楽しむ富裕層エリアと私の料理の親和性が高いことだけが唯一の救いだが、
ワンオペでやるには少々やりすぎなくらい頑張って仕込んでいる。
課題役満、結構頑張らないと続けられない店です。
ただ、なぜそこまでして季節のおばんざいを作っているのかというと、単純に、私はこういう料理で人をもてなすことが好きだからです。
効率で見れば悪手でも、ここを削ると私の店ではなくなる。

そろそろ皆さん、私の店に口を出したくなってきた頃でしょうか?
「SNSに力入れたほうがいい」
「やっぱ泥臭くポスティングやビラ配りしたほうがいい」
「富裕層エリアなら単価を上げた方がいい」
「予約制にした方がいい」
「まずはSNS広告を回してみたら?」
とかとか、アドバイスを賜ることが多いです。
飲食店は誰にとっても身近なので、自然とみんな一家言あるのだと思います。
こういう改善案をいただいて会話のきかっけができること自体は本当に楽しくありがたいことであり、飲食をやる醍醐味でもあります!
しかしながら、
小さな店の現場では、それを全部やる体力も、時間も、客席数もありません。
間借りのテナント探しでは内装もいじれませんし、いろいろ贅沢も言えないんです。
これが就活のグループディスカッションだったなら、マクドナルドケース面接だったなら、きれいに施策一覧にできるのですが。
私は机上の通説を実証できる店舗を持っている
だから、このアカウントでは、コンサルが机上で並べそうなアイテムを、
実際に小さな店で試していきます。
まずは下記の2冊を鏡として、10月まで検証を行ってみたいと思います。
書籍や考え方のおすすめ、無論店舗に対するアドバイスは大歓迎です。
一緒に考えてくれる仲間が、ノートを通じて増えますように。
気になった方はぜひフォロー/スキよろしくお願いいたします。
最後に
とはいえ、自分のロジカルシンキングを鍛えることを目的に店をやっているわけではないので、
それだけは自分でも忘れないようにここに留めておきます。
私はプロの料理人ではありませんが、
料理を通じて人をもてなすことが好きで、
旬のものを食卓にのせることが好きで、
誰かのために献立を考えて、その人の夜や週末が少し良くなることを
本気でうれしいと思っています。
でも、商売である以上、数字からは逃げられません。
「続けるための条件として、いくら稼げばいいのか」そこから設計が必要なわけで。
この店がこの店である理由を削らずに、どう続けるか。
たぶん、これが私が解くべき問いなんだと思います。