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『超䞀流ノィランの俺様だが貎様らがどうしおもずいうならヒヌロヌになっおやらんこずもない』第話 【創䜜倧賞2024・挫画原䜜郚門応募䜜】

    「かかれ」
     掟手なタむツ姿の連䞭は無駄に前転や偎転をしながら、舞を包囲しようずする。
    「囲んで䞀気に無力化しろ」
    「そんなこずさせないわよ」
    「ぐほぁ」
    「のわっ」
     戊闘員たちは舞の蹎りを喰らい、あっさりずその陣圢を厩しおしたう。
    「俺様に喰らわしたビンタずいい、なかなか筋が良いな。䜕か栌闘技でも」
     感心したゞンラむの問いに舞は銖を振る。
    「特にやっおいないわ  護身甚空手を少々  通信教育でヶ月ほど  」
    「そ、それだけでそこたでのレベルに達するのか⁉」
    「こんなのがほが毎日やっおくるわけだからね、嫌でもレベルは䞊がるわ  」
    「そ、そういうものなのか  」
    「くそっ、たたあの女か」
    「しかし、今回は結構良い線行っおいたんじゃないか」
    「どこがだ 文字通り蹎散らされおいただろうが」
     ゞンラむは思わず盞手のダメ出しをしおしたった。
    「くっ、ならばお前の出番だ やっおしたえ」
     戊闘員の䞀人が呌ぶず、倧柄な戊闘員が姿を珟す。
    「倚少ガタむが良いくらいで」
     舞が玠早く飛び蹎りを繰り出す。
    「ふん」
    「なっ⁉ 受け止めた⁉」
    「むん」
    「きゃあっ⁉」
     倧柄な戊闘員は舞の脚を掎んで投げ぀ける。舞は地面に叩き付けられる。
    「よしっ その調子でやっちたえ」
    「ぐっ  」
    「うおおっ ⁉」
    「ア、アンタ  」
     倧柄な戊闘員が舞にパンチを繰り出すが、その拳をゞンラむが片手で受け止めおみせる。
    「飯の借りがあるからな  」
    「ぬっ  」
    「ば、銬鹿な、あんな现身で、しかも片手で受け止めただず⁉」
    「貎様らなんぞずは  鍛え方が違う」
    「どわっ⁉」
     ゞンラむは倧柄な戊闘員を投げ飛ばす。舞が驚く。
    「そ、そのパワヌ  アンタ、もしかしおホントに宇宙から来たの」
    「た、ただ信じおいなかったのか⁉」
     舞ずゞンラむが蚀い合っおいるのを芋ながら戊闘員たちが動揺する。
    「そ、そんな」
    「ひ、怯むな おい、お前ら、今床は䞀斉にかかれ」
    「おおっ」
     倧柄な戊闘員が耇数、ゞンラむに襲いかかる。パンチやキックをそれぞれ片手で受け止めるが、がら空きになったボディをもう䞀人の戊闘員に殎られる。
    「ぐぬっ おのれ」
     ゞンラむはすかさず前蹎りを繰り出しお、倧柄な戊闘員を䞀人蹎り倒し、少し埌退しお、腹郚を抑えながら膝を぀く。舞が声をかける。
    「だ、倧䞈倫⁉」
    「生身での戊闘は久々だからな  たずもに喰らっおしたった」
    「䞋がっおいお 埌は私がやるわ」
    「いや、貎様の手に負える盞手では  ⁉」
     振り返ったゞンラむは驚いた。庭に転がっおいた劙な箱が二階建おの家ほどの䜓長の倧きさを持぀ロボットになり、その䞭心に舞が乗り蟌んだのである。
    「こい぀のパワヌなら察抗できるわ」
    「搭乗型のロボットスヌツ  たさか、倧二郎が開発したものか」
    「そうよ ええい」
    「どはっ」
     倧柄な戊闘員二人が舞の操瞊するロボットの攻撃を受け、吹っ飛ばされる。
    「倧柄な戊闘員カルテットがやられた」
    「ど、どうする⁉ 撀退するか⁉」
     戊闘員たちは再び慌おふためく。
    「慌おるニャ  」
    「はっ⁉ 怪人ネコたんた様」
     戊闘員たちが敬瀌する。ネコの顔をした人型の怪人が埌方から姿を珟す。
    「なんだ  」
     ゞンラむは怪蚝な顔を浮かべる。舞が叫ぶ。
    「秘密結瀟レポルヌは䞖界埁服を目論む悪の秘密結瀟なの」
    「それはもう聞いた」
    「高い科孊力を持っおいお、動怍物などの胜力を移怍した、人間離れした力を持ったサむボヌグ怪人を倚数開発しおいるのよ 遂に出おきたわね」
    「ほう、サむボヌグか  ただの蛮族ず思っおいたが、なかなか䟮れんようだな」
    「なんか聞き捚おならないけど、たあ良いわ、䞋がっおいお」
     舞がロボットを前進させ、怪人に向けお鋭いパンチを繰り出す。
    「 ふっふっふ  動きが遅いニャ  」
     怪人はロボットの埌方に回り蟌んでいた。
    「くっ はっ⁉」
     舞はロボットを急いで振り向かせようずしたが、手足の郚分が切断され、バランスを厩しお倒れ蟌み、舞の䜓は投げ出される。怪人は爪をかざしお笑う。
    「ふっ、子䟛の遊びは終わりニャ  」
    「⁉」
     怪人が舞を爪で匕き裂こうずしたが、間に割っお入ったゞンラむが止める。
    「ゞ、ゞンラむ  」
    「ほう、このスピヌドに぀いおこられるずは  人間にしおはやるニャ  」
    「人間かどうかは知らんが  」
    「おっず」
     ゞンラむは怪人の腕をはねのけ、蹎りを繰り出すが、怪人は埌方に跳んで躱す。
    「  サむボヌグが盞手ずなるず、生身では分が悪いな  い぀ものスヌツが無いず  」
     ゞンラむが苊々しげに呟くず、間の抜けた声がする。
    「ゞンラむ君スヌツを持っおきたよ」
     倧二郎が折り畳んだスヌツを持っお、ずおずおず珟れた。
    「 気が利くな」
     ゞンラむは倧二郎の元に駆け寄り、挆黒のスヌツを手に取った。
    「あ、それは  」
    「たさか、盎したのか⁉」
    「えっず  」
    「プットオン」
     ゞンラむがスむッチを抌すず、スヌツが䌞びお、ゞンラむの身䜓を包み蟌む。顔の郚分もマスクで芆われ、目の郚分だけ、透明なバむザヌずなっおいる。
    「お、おお  」
    「着甚完了 盎っおいるな、耒めおやるぞ、倧二郎」
    「ええっず、ゞンラむ君  」
    「なんだ」
    「良いニュヌスず悪いニュヌスがあるのだけど  」
     倧二郎が蚀い蟛そうに錻の頭をこする。ゞンラむが苊笑する。
    「その手の蚀い回し、この星にもあるのだな。たあいい、戊いながら聞こう」
    「あっ  」
     ゞンラむが怪人に飛び掛かる。
    「良いニュヌスずはこのスヌツが盎ったこずだろう」
    「い、いや むしろ悪いニュヌスずいうか  」
    「䜕⁉ ぐはっ⁉」
     ゞンラむの攻撃はあっさりず躱され、反撃を喰らい、倒れ蟌む。
    「そのスヌツ、どうやらこの星ではその胜力を十分に発揮出来ないみたいなんだよね  」
    「そ、それを早く蚀え」
    「ちょっず驚いたのが銬鹿みたいニャ  」
    「どわっ」
     怪人が爪を勢いよく振り䞋ろす。ゞンラむはころころ転がっおその攻撃を躱し、倧二郎の足䞋たで転がる。倧二郎が笑みを浮かべる。
    「実質生身なのに、凄い反応速床だね  」
    「呑気に感心しおいる堎合か」
     ゞンラむは立ち䞊がっお、倧二郎に詰め寄る。
    「た、たあ、萜ち着いお 良いニュヌスを聞いおくれ これを  」
     倧二郎は折り畳んだ黄色いスヌツを手枡す。受け取ったゞンラむは銖を傟げる。
    「  なんだこれは」
    「僕の自信䜜だ、隙されたず思っお、これを着甚しお欲しい」
    「隙されおは困るのだが  」
    「出たニャ 疟颚倧二郎」
     怪人が飛び掛かっおくる。
    「くっ スむッチは  これか」
    「ニャ⁉」
     煙が巻き䞊がり怪人が吹き飛ばされる。そこには黄色いスヌツに身を包み、黄色いマスクを被ったゞンラむが立っおいた。ゞンラむは自分の手をマゞマゞず芋぀める。
    「同系統のパワヌドスヌツかず思ったが、なんだこの湧き䞊がるパワヌは  」
    「そのスヌツはから生成したものだ かなりのポテンシャルを秘めおいるはず」
    「から  」
    「勝手ながらコヌドネヌムを決めたのだけど聞いおもらっお良いかな」
    「勝手だな」
    「これなんかどうかな  」
     倧二郎はゞンラむに近づき、小声で囁く。ゞンラむはため息を぀く。
    「たあ、補䜜者の意芋を採甚しおやろう  離れおいろ」
    「話が分かるね」
    「コヌドネヌム、疟颚迅雷(しっぷうじんらい)、参䞊 貎様らの邪な野望は俺様が打ち砕く‌」
     ゞンラむは掟手にポヌズを取る。民家の庭先で。

    第話↓


     
     
     
    挫画・サッカヌ・歎史・ミスチル・高橋留矎子先生が奜き。web小説で掻動。 䞻な掻動実瞟 『週刊少幎マガゞン原䜜倧賞』奚励賞受賞。 『くらげバンチスポヌツ挫画賞』期埅賞䜜品受賞。 amidanotonmaji@gmail.com

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