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Photo byzetsumetsusengyo

毒林檎

     今まで心の中に溜めていた仄暗い感情を真っ赤な林檎に込める。現代社会・家族・生きずらさ・人間関係。器用に生きようとするが全然上手くいかない。手先も人間関係も生き方も不器用だ。「何事も器用に生きましょう」「誰でも思いやり仲良く生きましょう」「素直な心で正しく生きましょう」「怒らずに笑顔で生きましょう」学ぶが、文字通りに生きるのは難しい。不器用で怒りを持つだけで悪者になるのならば、もうとっくに悪者の仲間入り。幼少期に読んだ童話のようにちっぽけな毒林檎で相手に復讐が可能ならば、美しき女王のように喜んで闇色の笑顔で復讐している。

     さて、今日は林檎をウサギの形に切り怒りを生きずらさを晴らしてみよう。切った林檎は器用な白雪姫に分け与えよう。白雪姫は無邪気な笑顔で受け取るだろう。切るうちに心を支配している仄暗い感情が消えていく。

    今日の林檎は美味しそうに赤黒く不自然な程に輝いていたのは気のせい?

     
     
    SNS初心者。読みは「びいどろびん」です。 童話と猫が好きな怖がりです(無職、サポステ通い中、女性) 生きることが不器用な二七歳です。(希死念慮強め) 一四年ぶりに詩・エッセイを書いてみました。 拙い作品ですが見てくれたら嬉しいです。 よろしくお願いします。

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