
👩🦼➡️「車いすおばあちゃんのちょっと寄り道、ちょっと冒険」42👩🦼➡️
**最終日メッセージ**
気づけば、この42日間、
立ち止まりやさんと面白がりやさんのふたりと一緒に、
小さな寄り道をしながら歩いてきました。
最初はそっとつぶやくだけだった “やってみようかな” が、
今では胸の奥で、ポッと灯りのように光るようになりました。
立ち止まりやさんは言います。
「本当に私でも大丈夫だったのかな…?」
面白がりやさんは笑って答えます。
「見てごらんよ!42日分の“やってみました!”が、ちゃんと足あとになってるよ。
こんなに前に進んでるじゃない!」
そう。
好奇心ってね──と、面白がりやさんがウィンクします。
「実は、すごい力でも、ドラマチックな魔法でもないんだよ」
立ち止まりやさんは、少し首をかしげます。
「でもさ、私みたいに慎重なタイプには難しく感じるんだけど…?」
面白がりやさんは笑って、そっと肩をつつきます。
「大丈夫、大丈夫。1ミリだけ“面白そう”って思った方へ行ってみるだけでいいの。
それって大冒険じゃなくて、小さな風に乗ってみるくらいのことなんだよ」
「風に乗る…?」
立ち止まりやさんは、その言葉をゆっくり噛みしめます。
「そう、ふわふわ〜っとね。
そしたら不思議と──」
面白がりやさんが指を一本立てて続けます。
「昨日より、景色がやさしく見えてきたり」
「昨日より、世界がちょっと広がったり」
「昨日より、未来がすこ〜しほぐれていくんだよ」
立ち止まりやさんは思わず笑います。
「そんな小さなことで変わるの?」
「うん!」と即答。
「大事なのは“勢い”じゃなくて、“方向”なの。
1ミリだけ“面白い”を選ぶと、毎日がちょっと軽くなるんだよ」
その声に押されて、立ち止まりやさんもつぶやきます。
「……じゃあさ。
明日は、1ミリだけ面白そうな方へ、行ってみてもいいかな?」
「もちろん!それが冒険のはじまりだからね!」
面白がりやさんは満面の笑みでハイタッチ。
こうしてふたりは、今日も小さな好奇心の風に乗っていきます。
📌 やってみました!
今日は空を見上げて、ひとつ深く息を吸ってみました。
立ち止まりやさんが、ぽつり。
「なんだか…昨日より、景色がやさしく見える気がするね」
すると面白がりやさんが、すかさず横からニコッと割り込みます。
「でしょ? 世界もほんのちょっと広がってるし、未来なんかすこ〜しほぐれてきてるよ〜」
そのやりとりをしているうちに、ふわっと胸のあたりが軽くなって、
気づいたら自然にこう思えていました。
「次はどんな面白いことが見つかるんだろう?」
このわくわくが、また1ミリ私を夢に近づけてくれます。
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