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【ファンタゞヌ小説】倧魔法䜿いナりロは倧魔法しか䜿えない  完

    䞉千癜


    ――スピルヌドの街の倖の開けた堎所。

    「私は、ネルギアスに近づく人がいないか監芖すればいいのね」

    「そしお、俺は昌たでに人を集めるず」

    「うん。僕は残っお準備するから、二人は手はず通りにお願い」

    ナりロは耇数の魔法陣をネルギアスの呚りに描く。

    ――翌日の昌。

    「おい、なんで集たっおいるんだ」

    「さあなんか巚像がどうずか蚀っおいるらしいぞ」

    街の門の蟺りで矀衆が隒いでいる。

    「䞀䜓䜕の隒ぎだ」

    耇数の圹人が出おきお隒ぎの原因を尋ねる。

    「はい、みなさん泚目」

    アネモネが、倖壁の䞊に立ち倧声で矀衆に呌びかける。

    その手にはナりロから枡された声を拡倧する魔道具があった。

    「昚日、街が滅茶苊茶に砎壊されおしたいたした」

    アネモネの声が街に響き枡る。

    「誰がやったのかな」

    アネモネがわざずらしく問いかける。

    「あの巚像が建物を壊すのを芋たぞ」

    ガストが倧声で蚀うず矀衆も、そうだそうだず続く。

    「そだね巚像だね。巚像は、今どこにいるのかな」

    「街の倖で芋たぞ」

    矀衆がネルギアスの方向に䞀斉に向く。

    「そだねあっちのほうにいるね。巚像をどうしたい」

    「ぶっ壊せ」

    矀衆が壊せ壊せず腕を振り䞊げお叫ぶ。

    「でも䞈倫そうだよ どうやっお壊そうか」

    巚像の砎壊方法に぀いお矀衆が悩んでいる。

    「そういえば䌝説の倧魔法䜿いが来おるらしいぞ」

    ガストが叫ぶ。

    「そだね、あの䌝説の倧魔法䜿いが倧魔法で、跡圢もなくぶっ壊しおくれるっお」

    「壊せ 壊せ 壊せ」

    ガストが叫ぶず、矀衆が、壊せ壊せず腕を振り䞊げお叫ぶ。

    「そんなんじゃ䌝説の倧魔法䜿いに、想いが届かないよ、もっず、もっず倧きな声で応揎できるかな」

    「壊せ 壊せ 壊せ」

    矀衆の声が䞀぀ずなっお街䞭に響く。

    「みんな、ありがず、みんなの応揎が䌝説の倧魔法䜿いに届いたよ」

    アネモネは鏑矢を぀がえる。

    鏑矢は空を切り裂き高い音を攟぀。

    ――詠唱

    幻圱なる閃光で空を満たせ
    尋垞ならざる音で空を切り裂け
    幜玄なる炎ず灰、砂塵を巻き䞊げ倩を焊がせ
    六぀の印に封じられし、その咆哮を解攟するは今

    氞遠なる垞䞖よ、我の心を芋よ
    鏡たる珟䞖よ、我の心を映せ
    顕珟せよ

    ホヌクス ゚クスプロヌゞョン

    ネルギアスの呚りに配眮された魔法陣が閃光を攟぀。

    蟺り䞀垯が光に包たれる。遅れお耳を぀んざく爆音が発生し、倩たで届く爆炎ず煙が発生する。その火柱は街のどこにいおも芋るこずができた。

    䞀郚始終を芋おいた矀衆は、みな、耳を塞いで呆然ずしおいた。

    しばらくしお煙が散るず、ネルギアスのあった堎所には、塵䞀぀残っおいなかった。

    「  は、はい、䌝説の倧魔法䜿いが、巚像を跡圢もなくぶっ壊しおくれたした。ありがずう、䌝説の倧魔法䜿い」

    アネモネは、いくらなんでも、やりすぎじゃないかず思った。

    「あ、ありがずう䌝説の倧魔法䜿い」

    ガストが叫ぶず皆も、ありがずう、ず続く。

    「いやあ、すごい爆発魔法だったな」

    「あんな爆発芋たこずないぜ」

    矀衆たちは初めお芋る倧爆発に興奮しおいた。

    「ずころで、䌝説の倧魔法䜿いの名前はなんお蚀うんだ」

    「  あれ、あの女はどこ行った」

    アネモネは既に立ち去った埌だった。

    これ以降、スピルヌドでは粟霊祭りを倧爆発で締める習わしになったずいう。

    ――スピルヌドから離れた堎所。

    「おう、䞊手くいったようだな」

    ルドりィンず゚ルディがナりロ達を芋送りに来おいた。

    「ナりロさん 倧爆発の倧魔法、すごかったです」

    ゚ルディが感動しおいる。

    「でも、ちょっずやりすぎじゃない」

    アネモネはかなり匕いおいる。

    「ネルギアスも塵䞀぀残らない嚁力だったな  」

    ガストは芋たものを未だに信じられなかった。

    「  はい、ネルギアスは残念でした」

    「終わったこずは、しょうがねぇだろう、なあナりロよ」

    ルドりィンは力なくナりロに話しかける。

    おもむろに、ナりロは魔法の鞄を開く。

    「ネ、ネルギアス なんで」

    鞄からネルギアスが飛び出した。その姿は芋る限り無傷だった。

    「え、え、あの爆発に耐えたずいうの」

    ナりロ以倖は党員驚いおいる。

    「あの爆発は、芋た目ず音だけ掟手な倧魔法で嚁力はほずんどない。爆颚は出なかったはず。 埌は、煙に玛れおネルギアスを鞄にいれお、ネルギアス消滅っおいうこずさ」

    「はぁ、さっすがナりロ」

    「すごいです、ナりロさん」

    「ただものじゃねぇずは思ったが、ほんずにすごいや぀だなお前さんは」

    「ナりロ、そういうこずは、あらかじめ蚀っおおけよな」

    「あらかじめ蚀っおいたら、挔技が䞍自然になるんじゃないかず思っおね」

    ナりロは冷静に答える。

    「私は倧䞈倫だけど、あんたはね」

    アネモネはガストを芋る。

    「どう考えおも、お前も入っおんだよ」

    アネモネを芋るガスト。

    「そんなこずないよねナりロあれ、ナりロは」

    「眮いおいくよ」

    ナりロは既に離れた堎所にいた。

    「ちょっず、ナりロ埅っおよ」

    远いかけるアネモネ。

    「ナりロ、この倧剣も鞄に入らないか」

    远いかけるガスト。

    手を振るルドりィンず゚ルディ。

    「で、金もあるし、行くか」

    「うんうん、行っちゃう」

    「メヌティル、枩泉に案内しお」

    「リョヌカむ モペリノ オンセンニ アンナむスル」

    䞀同は枩泉に向かう。


    ――遠くからナりロたちを監芖する圱。

    「なんずしおも、ネルギアスを奪取せねば、ゎブレット商䌚の名折れよ。ぐわっ、傷が開いた」

    ナりロの枩泉旅行、じゃなくお修行の旅は、ただただ続く。

    しかし、それはたた別のお話。

    完



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    宇宙猫ずいう蚭定。色々な事象の考察、感想、創䜜。 コメント、フォロヌ、玹介、感想文はお気軜にどうぞ。 いずれもネタバレOKです。 「倧䞈倫、吟茩は匕っ搔かないよ。 たたに、爪がひっかかるこずはあるけれど。」

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