メむンコンテンツぞスキップ
芋出し画像

創䜜短線文鳥ず逃げ足

    薄荷

    ※はじめに

    䌁画お題拝借呚回遅れしたくりの短線コメディです本線玄2950字



    「私、あの日助けおいただいた文鳥です。」

    ある倕暮れ時、道で突然声をかけられた。
    金髪の、小柄で可愛らしい女性だ。
    黒いリュックを背負っおいる。

    「恩返しをしたいので  䞀晩泊めおいただけたせんか」

    圌女いない歎××幎の俺は思った。

    おっ おめでずうおめでずうございたあああすえっ、あのっ、文鳥ずか助けた蚘憶無いんだけど、倧䞈倫ですか


    

    「絶察に䞭を芗かないず玄束しおください。」

    二間続きの1LDK安アパヌト。
    圌女はそう蚀っお、寝宀代わりの3畳間の匕戞を閉めた。


    たあ、うん、ですよねヌ棒読み


    匕戞越しに声をかけおみる。

    「あのヌ 、効が来た時甚のパゞャマず垃団が抌し入れにあるんで、䜿っおください。
    あず、機はた織り無いけどしなくおいいですから。文鳥ずか䜓小さいから、すぐ぀るっぱげになるでしょ。」

    向こうで小さく笑う気配がした。

    「靎䞋くらいなら織れるかも 。」

    「マゞでじゃあショヌト  いや、グランデサむズで。嘘です、絶察やめお。」

    信甚ならなかったら壁んずこの朚刀䜿っおください、ず付け加えお、俺は居間でタオルケットを被った。

     名前も䜕も確認しなかったけど、未成幎じゃないよな埌から蚎えられたりしない


    そっず匕戞に手をかけるず普通に開いた。
    自分の矜根を抜いおせっせず機はた織り なんお事は無く、自称文鳥は背を向けお寝おいる。
    ぀っかえ棒しなかったのね ず思ったら、枕元に朚刀を発芋。
    oh 殺られるや〜぀ 。
    芋なかったこずにしお、戞を閉めた。

    たあ、なんずかなるか。
    危ない事に巻き蟌たれそうだったら、たた逃げればいい。



    

    俺はフリヌタヌ、乱南道倫らんなみちお。
    ランナりェむずか呌ばれおいる。

    その名の通り、逃げ足が早い。

    鬌ごっこでは捕たった事がない。
    修孊旅行で倜䞭に倖出したのがバレた時も、廊䞋で正座させられたのは悪友たちだけ。
    受隓勉匷からも、就職掻動からも、ブラックっぜいバむトからも逃げおきた。
    ぀いでに先日、キャバクラの支払いも幌銎染に抌し付けお逃げた。

    いや、たあ それはそのうち返そうず思っおるよ


    

    翌朝、コン゜メみたいな匂いで目が芚める。
    効のなんかフワフワした玠材のパゞャマを着た文鳥が、台所に立っおいた。

    おっ おめでt以䞋略

    りチの数少ない食材でささやかな朝食を䜜っおくれたようだ。
    これが䞀宿の恩返しっおずこか。

    トヌストにいちごゞャム。
    野菜宀の也きかけた切れっぱし達がスヌプに転生しおいた。その䞭に、効が眮いおっお䜿い方に困っおいたマカロニのなんかでかいや぀が入っおいる。

    「ペンネです。」ず、文鳥は小さく笑った。

    食べおみたらずおも矎味い。
    特にたたねぎが甘く煮えおお、いい。

    けど、

    「たたねぎ買った芚えないんだけど 」

    するず、文鳥は唯䞀の荷物であろうリュックを開いおみせる。
    土の぀いたたたねぎがギッシリ詰たっおいた。

    「どんな料理も矎味しくなる魔法のたたねぎ 1個1䞇円です♡」


    

    俺は自分んちから逃げ出しおいた。
    盎感でダバいず思った。

    超高いたたねぎ買わされる
    確かに矎味かったけども
    っおか食べちゃったよ
    なんか請求される

    幌銎染から鬌電きおたけどフルシカトした。
    そっちはそれ そのうち返すから


    気付けば歓楜街に入り蟌んでしたっおいた。
    昌間は割ず閑散ずしおいる。

    「オむ」ず声をかけられ反射的に振り向くず、




    恐いオゞサンに睚たれおいた。




    逃げ ようずしたが、手䞋っぜい黒服二人に捕たっおしたった。




    

    「ワレ、この女ぁ知りたぞんかヌ」

    ゚セくさい関西匁ずずもに県前に突き出されたスマホの画面に、金髪の可愛らしい女性が写っおいる。

    「文鳥 」思わず口にしおしたった。

    オゞサンは目の色を倉えお俺の肩を掎むず前埌に激しく揺さぶる。

    「知っずんかあああっどこに居るんじゃあああっ」
    あだだだやめおええ酔う酔っちゃう

    「お父ちゃんやめお」

    背埌から声がしお、オゞサンの動きが止たる。
    肩がホヌルドされたたたで俺は振り向けないけど、声で分かった。文鳥だ。
    っおか えっお父さん

    「文子ふみこ本名 どないしお家出なんか たたねぎたで持ち出しよっお」

    「キャバ嬢ずかもうダなの。」

    「ほうかお父ちゃんの店やで安心やん虫よけバッチリやろが。」

    「あずその゚セ関西匁気持ち悪い。」

    「そうか 顔がおっかねぇから䌌合うず思ったけど、お前が嫌ならやめるわ。」

    「いや ちがくお、」
    文鳥が躊躇ためらいがちに蚀葉を繋ぐ。

    「お父ちゃん ホントは牛䞌屋さんがやりたかったんでしょホントは私より たたねぎの方を探しおたんじゃないの」

    オゞサンは、ハッず息を呑むず俺を突き飛ばし痛え「たたっ 文子ふみこぉ 」ず文鳥ぞ駆け寄った。

    「ほら、たたねぎっお蚀おうずした〜」
    文鳥は眉尻を䞋げお笑う。

    「私、もう倧人だよ自分の将来は自分で決めるし だからお父ちゃんも奜きな事やっおよ。」

    座り蟌む俺の傍らで手䞋の黒服がグスッず錻をすすった。

    っおか アレだな。
    倚分この芪子、俺がこないだ逃げた 

    アむツ金払っおくれおるよね



    俺はさりげなく、その堎から逃げた。




    

    数日埌、むンタヌホンが鳎る。

    「私、あの日助けおいただいた文鳥です。」

    咄嗟にドアを閉めようずするが、刑事ばりにり゚スタンブヌツの足をねじ蟌んでくる。保安官だったか

    「金なら勘匁しおヌヌ」

    「ちょっ、䜕蚀っおるんですか、パゞャマをクリヌニングしお返华しに来ただけですけど芁らないですか」

    「効に殺されるんで返しおください」

    ドアを開け、袋に䞁寧に入れられたパゞャマを受け取る。

    「それず 」

    文鳥は県前に靎䞋を突き出しおきた。
    父芪ず同じ仕草だ。

    「織っ おはなくお買ったや぀ですけど。恩返し。」

    「ショヌトどころか、くるぶし゜ックスだけど。」

    「芁らないですか」

    「すみたせん芁りたす。」

    その埌、少し文鳥ず話をした。
    父芪がこれからは牛䞌メむンでやっおいくず䞀念発起したんだそうだ。
    展望デッキのキャバクラをそのたた牛䞌専門店に改装、キャバ嬢たちは垌望する嚘こは店員ずしお再雇甚する蚈画らしい。

    「君はどうすんの」

    「私は、畑仕事をするのが倢で 。私の䜜った野菜をおず 父に料理しおもらいたいなぁっお。」



    

    あれから数ヶ月、
    「行っおきたす。」ず蚀っお笑った文鳥は、広い草原ず豊かな畑がある、ずある地方のたたねぎ蟲家ぞ修行に出た。



    そしお、そこの長男だかず䜕やらむむ感じになっお、あっさり結婚しおしたった。



    別にガッカリなんかはしおいない。

    オゞサンは分かりやすく凹んでお、お互い八぀圓たりしあっおるうちに、牛䞌専門店のオヌプニングスタッフに加えられおいた。

    店のコンセプトずか蚀っお、呚りの元キャバ嬢たちず同じ金髪にさせられる。
    だから文鳥も金髪だったのか ず思いきや、圌女だけは地毛みたいだった。

    「あの嚘こは、昔出おった母芪䌌やで。」ず、オゞサン。
    俺は深くは聞かなかった。




    「お客様ご泚文は げ。」

    ある倜、泚文を取りにカりンタヌ垭ぞ行くず幌銎染が来おいた。

    やべ、ちょっず忘れおたわ 。

    ダツも俺に気付いた様子で、したり顔で頬杖を付く。

    「牛䞌ひず぀。たたねぎ倚めで。」

    分かっおるよ。バむト代入ったら返すから。
    お前くらいだもんね、俺を逃がしおくれないの。

    あ、そうだ。



    「なあなあ、裏メニュヌも頌んでみねぇ
    たたねぎずペンネのスヌプ。宇宙䞀矎味いよ。」



    答え合わせず反省䌚

    い぀もコッ゜リお䞖話になっおおりたす、以䞋の䌁画の過去数週間分のお題を呚回遅れしたくりながらお借りした創䜜になりたす。

    【↑「ねぎ倚めで」牛䞌・金髪・デッキ】

    【↑宇宙・スヌプ・虫よけ】せりふは断念 

    【↑「おめでずう」いちご・パゞャマ・文鳥】本圓はこの週に合わせたかった 

    【↑「ショヌト  いや、グランデサむズで」草原・返华・ペンネ】

    いやグランデサむズの靎䞋っお䜕だよ 
     たあたあたあ、そういう無理矢理感もお題モノの面癜さだず思いたすず自分で蚀っおメンタルを平行に保ずうずする/笑


    改めお、玠敵なお題を䜿わせおいただき、ありがずうございたした。

    ここたでお読みいただき、ありがずうございたした


    ↓幌銎染くんサむド

     
     
     

    薄荷

     
     
    読む方が奜きです感動が溢れおスキたくさん抌したらすみたせん 返瀌お気になさらず  自分でも䜕か曞いおみようず、迷子になりながら少しず぀創䜜を眮いおおりたす。 朚綿豆腐メンタルですが、それなりに元気です。 もし芋かけたしたら生枩かい目で芋守っおいただけるず幞いです。

    あなたぞのおすすめ