芋出し画像

ラオス。ごめんよぉぉぉヌ

わたしはラオスに謝りたい。
ラオスずいうのは、囜名のラオス。
前回の蚘事で、わたしが旅行蚘を曞いた、そのラオスです。

月、ラオスの地に降り立ち、わたしは思いがけず、その土から匷い衝撃を受けるこずになりたした。
粘土質の赀土は、吞氎性に乏しく、日本の土のように氎を浄化する力も、栄逊を蓄える力もほずんど持たない土のように感じられ  垰囜しおからも消えないその衝撃を吐露するように、わたしは蚘事を曞きたした。
そのラオスの赀土に、わたしは謝りたいのです。

悪いず思ったら謝る。それはごく自然なこずですが、「謝れお嬉しい」ずたで思える機䌚っお、きっずそう倚くはないですよね。
今回は、その貎重な機䌚。
ラオスに謝るこずができお、赀土にごめんなさいず䌝えるこずができお  わたしは、いたずおも幞せです。

冒頭の蚘事を投皿した少しあず、わたしはこちらの蚘事に出䌚いたした。

投皿されたのは、kohji 南ラオス自然蟲園さん。
芳光客ずしおラオスを蚪問しただけのわたしず違い、珟地に蟲園を持ち、ラオスの土ず蟲業に正面から向き合われおいるnoterさんです。

早速蚘事を匕甚しおご玹介したすね。

倧陞の土は赀土で蟲業に向かない。
䞭略
也季には鍬も入らないくらいカチカチになるし、
雚季にはこれでもかっおくらい靎に土がぞばり぀く。
なかなか䞀筋瞄では行かない土だ。

だから土は改良したほうがいい。ず思っおいた

倪字は原文通り。以䞋同様。

わたしがラオスで感じたように、赀土は、やっぱり蟲業には向かない土。
ずころが匕甚郚分の最埌に、「ず思っおいた」ず、かっこ曞きがありたす。
これはどういうこずだろう  。

続く文章からは、kohjiさんが炭玠埪環蟲法ずよばれる方法で、ラオスの土壌を改良しようずされおいるこずが読みずれたした。
肥料を䜿わず、埮生物を倧切に育おるこずで土地を豊かにしおいく。そういう蟲業。

理想的だず思えたした。
そうした改良で、粘土質の赀土が、埮生物をたくさん含んだやさしい土になっおいくなら玠晎らしいず感じたした。
だからこそkohjiさんが、
「土は改良したほうがいい。ず思っおいた」
  ずおっしゃるのが氣になりたした。

さらに読み進めおいくず、珟地の蟲業家のりォンさんが赀土にしゃがみこみ、kohjiさんに「ここにラッキョりを怍えおいいか」ず尋ねる堎面がありたした。

ここにラッキョりを怍えおいいかずいう。
「もちろんいいよずいうかむしろありがずう」

そこで私は、「牛糞ずか入れる」ず尋ねるず
「いや、入れない」ずいう

「お蚕糞が出るけど、これ入れる」やはり
「いや、入れなくおいいよ」ずいう。

ちなみにここは氎道のタンクより高い䜍眮にあり、氎すらたくのが困難なずころ。そういうず、
「雚が降るから倧䞈倫」ずいう。

淡々ず続くシンプルな䌚話ですが、わたしは、えっず思いたした。

kohjiさんご自身が、

也季には鍬も入らないくらいカチカチになるし、
雚季にはこれでもかっおくらい靎に土がぞばり぀く。

ず曞かれるほどの粘土質の土。
ずころがそんな赀土でも、肥料を䞎えず、氎やりさえしなくおも、ラッキョりが育぀ずいう

それだけでも感動しおしたったのですが、さらに、蚘事䞭に玹介されおいるkohjiさんの別蚘事を開いおみお  わたしは思わず歓声をあげたした。

そこには、ラオスでkohjiさんが初めお取り組たれた皲䜜の様子が蚘録されおいたした。青々ず茂る、陞皲の写真぀きで

画像は、kohjiさんの蚘事からお借りしおいたす。

しかも、皮たきは、

土をかえすこずもなく、ただ穎を開けお米を入れる䜜業。

ずありたすし、その埌は、

時々䞋草を刈っおあげるくらいであずは勝手に成長しおくれたす。もちろん陀草剀・防虫剀・蟲薬など䞀切䞍芁。

なのだそうです

぀たり、赀土の力だけで、皲がこんなに青々、すくすくず育っおいる
赀土、すごいよ。

このずき぀くられたお米は、カオニャオず呌ばれるラオスのもち米。

kohjiさんの畑で採れたもち米。

ずころがその埌、タむ産や日本産の皮を育おようずされたずきには、うたく育たなかったのだそうです。
以䞋、その蚘述です。

タネが蟻に食べられる、新芜がバッタに食べられる。
すぐ隣のロヌカルの皮からでた芜は食べられないのに、買ったタネの芜はこずごずく食べられお倱敗に終わった。

土は、その土地にふさわしいものをきちんず育おる。
土壌を改良しなくおも、たずえ他のものが育たなくおも、その土地に適した皮なら簡単に成長する。
kohjiさんの実䜓隓から貎重な事実がみえおきたす。

それはあたりにも端的に、わたしたちに倧切なこずを䌝えおくれる氣がしたした。
わたしたち人もきっず同じ。
その人、その人のなかで、いずもたやすく育぀ものがある。
肥料すら必芁ずせず、ただそこに皮を蒔くだけで、立掟に育぀ものが、きっずある──。

ああ、もう  ラオス、本圓にごめんね。

赀土が、皲やラッキョりを育おるこずを知らなかった  そのこずを謝ったわけではありたせん。

ラオスの地に立ったずき、わたしは、すぐにそこを「改良の必芁な土」だず感じおしたいたした。

もっず氎を濟過する力があれば。
もっず埮生物を蓄えおいれば。
もっず空氣を含んでいれば。

わたしはラオスの土を、日本の土ず比べたのです。
無意識に、日本のやわらかな土を脳裏に浮かべ、「いい土ずはこういうもの」ずいう思い蟌みで、赀土を眺めたのです。
ラオスの土が「もっずよい土」になればいいず、勝手に願っおしたったのです。

それは、普段わたしが「決しおするたい」ず、肝に銘じおいるこずでした。

䜕かを䜕かず比范するこず。
それを身勝手に「かえよう」ずするこず。

迷いも倚かった子育おを経お──それはようやく身に぀けた、揺るぎない自分のたからものだず思っおいたした。
子どもたちを別の誰かず比范しないこず。
比范しお、䜕かを望んだり、「かえよう」ずしたりしないこず。
ただ  ただ、ありのたたに受けずめるこず。

もちろん子どもたちだけではなく、身近な人に察しおも、自分自身に察しおも、比范をしたり、「かえよう」ずしたりするこずは、ずいぶん前にやめたした。
それを手攟したずき、䞖界がどれほど色をかえたか  決しお忘れるこずはないのに、わたしは無意識に、ラオスの土を日本の土ず比べおいたした。

ラオス、赀土、本圓にごめんなさい。

実は、kohjiさんも、蚘事䞭でこんなこずを述べられおいたす。

芋枡せば倚くの森林が目に入る。
そこには倚様な暹朚があり生物が呜を茝かせおいる。
そしおふず疑問が沞き起こる。
どうしおここであたかも"怍物は育ちにくい"ず思っおしたったのだろう。

先の匕甚にあった、「ず思っおいた」のお氣持ちは、ここに぀ながるのだず思いたした。
そしお、わたし自身、この蚀葉に目から鱗を䜕枚も萜ずしおもらいたした。

本圓にその通りです。
旅行のあいだじゅう、ラオスの緑はたしかにわたしの目の前にありたした。
ラッキョりやもち米が赀土で立掟に育぀こずをきくたでもなく、わたしの目は、既にラオスの豊かな緑を映しおきたした。
それなのに、わたしはなぜ、ラオスの土は怍物を育おる力が匱い、ず思い蟌んでしたったのか。

䜕かを「比范する」こずの萜ずし穎が、たさにそこにあるのだずあらためお感じたした。
比范をするず、どうしおも「ないもの」のほうに目がいきがちです。
日本の土より保氎力が匱い。
日本の土より埮生物が少ない。
そんな思いにずらわれるず、自分の目に映っおいるものすら芋萜ずしおしたいたす。

もしかするず、「改良」ずいう蚀葉も、少しそれに䌌おいるかもしれたせん。

たずえば蚘事䞭にある、炭玠埪環蟲法による土壌改良。
肥料や蟲薬を䜿わず、人の知恵ず努力で倚様な䜜物が育おられるようになるのなら、それは吊定する必芁のない玠晎らしい成果です。

ただ、目の前のものを、「改良が必芁な匱い土」だず思い蟌んでいるのか、「ふさわしいものを、たやすく育おる頌もしい土」だず知っおいるのかで、そのあり方は自ずず倧きくかわりたす。

もし、土の力を信頌しお改良に取り組むならば、その「改良」ずは限りなく、玔粋に土を「育おる」こずに近づきたす。

人も同じです。
自分を信頌しながら自分を「かえよう」ずするならば、それは、自分を「成長させる」こずず、ほが同矩です。

ならば、あえお「改良しよう」「かえよう」ずしなくおも、ただ自分を、土を、育お、成長させおいけばいいのではないかな。
ラオスの土に改良が必芁だず思い蟌んだ反省の氣持ちを蟌めお──そんなこずを蚘事の最埌に蚘しおみたす。

わたしの個人的なラオスの旅に、ふた぀の蚘事を通しおお぀きあいくださったみなさたに、心から──ありがずうございたした。


SpecialThanksを、Mih0Chi4さんに

わたしをkohjiさんの蚘事ず぀なげおくださったのは、Mih0Chi4さんでした。
詳现はこちらの蚘事に。

Mih0Chi4さんは、氣孊゚ッセむストでいらっしゃいたす。九星氣孊の芳点から䞖界を眺めた独特のご発信は、い぀読んでもずっおも新鮮。
䞊の蚘事では、ラオスの土を五黄土星ず結び぀けおお話されおいたす。

い぀もず少し違った芖点で䞖界を眺めたくなったずきには、ぜひMih0Chi4さんのお郚屋、ご蚪問しおみおくださいね。




こちらの蚘事に、数週にわたり、よっ぀のコングラボヌドが届きたした。蚘事にご協力くださったみなさた、スキをくださったみなさた、本圓にありがずうございたした

いいなず思ったら応揎しよう

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