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ヘミシンクで何かが起き始めた人へ① ― 自分と向き合うとはどういうことか

    観照人

    もしあなたが――
    ヘミシンクや瞑想の中で、何かを「見る」ことを期待しているのだとしたら。

    もしかすると、これから話す内容は、
    少しだけ重く感じるかもしれません。

    なぜなら――

    そこで起きるのは、
    “特別な体験”ではなく、

    「自分そのものと向き合うこと」だからです。


    ■ それは体験ではない

    ヘミシンクや瞑想を続けていくと、
    ある地点で気づくことがあります。

    それは――
    これは単なる「体験」ではない、ということです。

    美しいイメージを見ることでも、
    不思議な存在と出会うことでもない。

    むしろその奥にある、
    「自分の内側そのものが現れてくる領域」
    そこに、足を踏み入れることになります。


    ■ 現れるもの

    その領域では、
    様々なものが浮かび上がってきます。

    たとえば――
    「これが、自分の本当の望みだったのか」
    そう気づくような、肯定の感覚。
    それは静かに、確かに、時に意外な形で現れます。

    しかし同時に、
    「これが、自分なのか?」
    と、思わず目を背けたくなるような側面も現れます。

    見たくなかった感情。
    認めたくなかった欲求。
    自分だと思っていなかった自分。

    それらが、とても自然な形で、そこに現れてきます。


    ■ 否定しないという選択

    ここで、多くの人が戸惑います。

    これは違う。
    こんなのは自分じゃない。
    こんなことを思う自分はおかしい。

    そうやって、無意識に“排除”しようとする。

    けれど――
    もし、それを否定せず、
    ただ「そうなんだ」と受け入れてみたらどうなるでしょうか。

    良い・悪いではなく、
    正しい・間違いでもなく、
    ただそこにあるものとして、認める。

    そして、少しずつ許していく。


    ■ それが本質

    おそらく――
    このプロセスこそが、
    ヘミシンクや瞑想の本質なのだと思います。

    何かを得ることではなく、
    何かに到達することでもなく、
    自分を知り、受け入れていくこと。

    それは、とても静かで、
    しかし確実に自分を変えていく変化です。


    ■ 向かっている先

    もしあなたが、
    これまで「何も起きていない」と感じていたとしても。

    あるいは、
    何かが見え始めているとしても。

    どちらであっても――
    向かっている先は同じです。

    それは、
    「自分そのものと出会う場所」
    なのだと思います。

    (続く)



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    心と身体の関係に興味があり、瞑想や身体感覚の探求を続けています。小学生から瞑想、ヘミシンク20年。太極拳・太極剣も実践中。工学系エンジニア、海外在住や転職、離婚再婚などいろいろ経験しながら、日々の気づきを綴っています。

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