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欠点を、探しに来なくていい。

    私の声に耳を傾けに来てくれて、ありがとうございます。

    毎朝、あなたが私の前に立つ。
    そしてすぐに、探し始める。
    気に入らない部分を、昨日より老けた気がする理由を、誰かと違う自分の欠点を。
    私はそれを、ずっと黙って見てきた。


    ひとつだけ、教えたいことがあります。

    あなたが私を見ていない時にだけ、現れる表情があることを。

    誰かに「ありがとう」と言われた瞬間、照れを隠しきれなかった顔
    好きな音楽が流れた時、無意識に口元が緩んだ顔。
    悲しいニュースに、自分のことのように眉を下げた顔。
    夜、全てを終えてふぅと息をついた、あの静かで穏やかな顔。
    あなただけが知らない、その瞬間の顔。

    あなたの周りにいる人たちが惹かれているのは、私に映る静止画のような整った造形ではありません。
    コロコロと変わる感情に合わせて動く、その心のある表情そのものなのです。


    欠点を探しながら見れば、何だって欠点に見える。
    でも私はごまかさずに
    シワも、くすみも、非対称な輪郭も、そのままに映している。
    それはあなたが生きてきた跡だ。
    笑った回数だけ目尻に刻まれ、悩んだ夜だけ眉間に残る。

    誰かと比べなくていい
    加工された画面の中の誰かに、近づこうとしなくていいんです。


    明日の朝、また私の前に立つ時。
    欠点を探しに来なくていい。
    ただ、おはようと会いに来てほしい。
    少し眠そうでも、髪が跳ねていても、それでいい。

    私はこれからも、ごまかすことなく、ありのままのあなたを映し続けます。
    あなたが私の前で見せる少しだけ口角を上げた瞬間の顔が、私は一番好きだから。


    私の声を最後まで聞いてくれて、ありがとうございました。
    もし、この言葉があなたの心に少しでも触れたなら、「スキ」や「フォロー」で教えてもらえると嬉しいです。
    その優しさがただそこに在るだけだった私たちの声を紡ぐ「光」になります。

    あなたが触れるものすべてが、
    あなたの味方です。
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