
アシュワガンダ
アシュワガンダ。
ゴリラの話ではない。相撲取りの本名でもない。ましてや、赤ん坊の写真の下にキャプションとして「すやすや眠るアシュワガンダちゃん」と書かれるものでもない。
サプリメントの名前だ。
アシュワガンダとは、インド原産のナス科の植物。日本では医薬品扱いだが、海外ではサプリメントとして広く流通している。インドのアーユルヴェーダでは3000年以上使われてきたという、なかなかの古株だ。
私はこれを去年の秋くらいから飲んでいる。
発端は、右手の親指の痛みを感じたところからだった。ピアノを弾く時、ビンの蓋を開ける時など、痛みを感じて不便だなぁと思っていたところ、ふと「痛みに!」という見出しと共に目に入ったのがこの「アシュワガンダ」だった。その時は、痛みの軽減にいいかもしれない、と軽い気持ちでポチッした。
飲み始めてから効果が出るまでは二か月くらいかかるとネットの情報にあった。なので、あまり深く考えずに毎日飲み続けた。
飲み始めて三日後に変化を感じたのは「睡眠」だった。
私は睡眠にあまり執着がない。
眠ろうと思えばたくさん眠れるし、眠らなくても別に日中困ることにはならない。◯時間以上寝てないと調子が悪いという法則も抱えていない。なので、睡眠の変化など気が付かなさそうだが、これが違ったのだ。何が違ったって睡眠の質が違う。今まで目覚めれば「よく寝たなぁ」と思えたものだが、それがチープに感じるくらい「ああ、ぐっすり眠った…」と感動すら覚える睡眠の深さ、とでも言おうか。短い睡眠でも、深く寝た気がするので満足感が違う。なんて便利なサプリメントなんだ! と私はホクホクしていた。
次に、いつの間にか親指の痛みが消えていることに気がついた。ちょうど二週間以上飲んだ頃だっただろうか。それと同時に、行動モチベーションが上がったというか、少し億劫に思うことでも以前のひと頃のように素早く行動が取れた。
何か月も飲んでいるうちに、体の方にも変化が出てきた。どことは言わないが、先っちょの色に変化があった。それと、細くなりつつあった髪の毛がしっかり太くなってきた。もともと数本しかない白髪もほぼなくなっているような気もする。
しゅごい。
アシュワガンダのチカラにわなわなする。
インドの植物、強すぎる。
アシュワガンダちゃん、どころの話ではない。
そもそも、インドは歴史の長さも人の多さもなぜか憎めない愛嬌さも世界の中で群を抜いていると感じるのは私だけだろうか。大好きなYoutubeチャンネルに『今日ヤバイ奴に会った』というのがあるのだが、ここの動画を観ているとインド人がどんどん好きになっていく。この人たちにはどんなに言葉を尽くしても「背徳感」という気持ちを説明できる自分が想像できない。きっとインド人は「心配」とか「背徳感」とかそういったものは、生まれてくる前の世界に置いていくと決めた民なのだ。自由で、欲望に純粋。人が喜ぶことが好きなら、とことん喜ばせたいという純粋さ。街には詐欺師も多いと聞くインドだが、それすらきっと純粋なのだ。
ちなみに、私が『今日ヤバ』で一番好きな動画がこれ。
ところで、痛さを軽減する効果のあるアシュワガンダちゃんを飲み続けて半年。このサプリによって様々な恩恵にあやかった私だが、帯状疱疹という痛い病気にかかっているので、サプリのチカラを盲信しないほうがいいとだけ付け加えておく。
↓↓ 帯状疱疹になった時の話 ↓↓