
入社したい理由の前に、辞めたい理由が先にある
転職活動をしていたときのこと。
書類選考は基本的に驚くほど通らない。
私のスキル不足と言われたらそれまでだが、通過率は10%を切るらしい。
初めて面接に呼んでもらった。
面接対策として、予め自己紹介、転職理由、志望動機、今までの業務、キャリアプラン、自己PR、逆質問などは考え、話せるまで練習した。
しかし、当日聞かれたのは用意した中で3つだけだった。しかも、さらっと。
そして、これらを根掘り葉掘り聞かれた。
・弊社に転職すれば転職理由は解消されるの?
・弊社でどうなれば、転職成功なの?
・今の会社でやりがいは感じられないの?
・今のポジションで評価されているのに、転職する必要があるの?
予め用意しておいた表面上の内容では、とてもカバーできなかった。
「御社の経営理念に共感」や「事業に貢献したい」というふわっとした理由じゃ納得してもらえない。
ただ「なぜ今の会社ではダメなのか?」という問いに対しては、「そもそも現職が嫌で辞めたいんだけど」しかない。
入社したい理由の前に、辞めたい理由が先にある。
その理由は、「やりたいこと」や「なりたい自分」には変換ができない。
そんなに聞くけど本当の転職理由を話したら、合格させてくれる?
転職理由をポジティブに変えて、話さないといけないとは分かってる。
だけど、面接では話せない「辞めたい理由」がたくさんある。