
私が外出レクを大切にする理由
私にとって、入居者さんと外出レクは特別な時間です。
先日、あじさいを見に行ってきました。
地元では有名な神社。
境内いっぱいにあじさいが咲き誇っています。
春には桜や藤の花。
そのあとにツツジが咲き、梅雨の時期にはあじさいが見ごろを迎えます。
今年も無事、みなさんとあじさいを見に行くことができました。
毎年、和子さん(私の祖母です)と一緒に四季折々の花を見に行っていました。
和子さんとのドライブは大好きで、仕事が休みになればよく二人で遊びに行ってたんです。
自宅から1時間ほど離れたところに、見事な枝垂れ桜の木がありました。
昔職場の人が教えてくれ、一度ドライブがてら見に行ったのがきっかけで、毎年和子さんと枝垂れ桜を見に行くのが恒例となっていました。
大きな桜を見ながら写真を撮ったり、道中で寄り道をしてランチしたりアイスを食べたり。
私にとって大切な春の思い出でした。
二人で見に行き、
私の母も誘い、3世代でも見に行き、
私に子どもが出来てからは4世代でも見に行くことができました。
「今年もキレイやったな」
「また来年も見に来ような」
と言っていましたが、約束した翌年、
和子さんは体調がすぐれず見に行くことが出来ませんでした。
その時に改めて思ったんです。
私たちの一年と、高齢者の一年は全く違う。
デイサービス時代、それを何度も経験しました。
利用者さんをお見送りするとき、
「また明日~」
「また来週~」
と当たり前のように声をかけていました。
けれど、その「また明日」が叶わないこともあります。
それが最後になってしまう。
何度経験しても、慣れることはありませんでした。
それでも、
当たり前のように元気な姿で「また明日も会いたい」
そんな思いを込めて
「また明日」
これは全利用者さんに必ず伝えていました。
話は戻りますが、
利用者さんとお花を見に行くこと。
お花はそれぞれの季節に応じたタイミングできれいな花を咲かせてくれます。
年に一度のチャンスです。
この年に一度のチャンスを、この人とまた来年も一緒に見たい。
けれど、これが最後のチャンスになるかもしれない。
だから私は、外出レクを大切にしています。
私にとって外出レクは、ただのお出かけではありません。
一年に一度しかない、その季節を一緒に楽しめる大切な時間なんです。
今年もみんなでキレイなあじさいを見れて良かった。
また来年も、キレイなあじさいを見に行きましょう✨
それだけじゃなくて、これから咲くひまわりも、朝顔も。
来年の春に咲く桜も。
またみんなで見に行きましょうね🌻