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わたしの作品展vol.8/ゆうぐれ

あんなに暑苦しく、騒がしかった蝉の声が
涼やかな鈴虫やコオロギの音に変わってる。

秋風のせいだろうか。

この時期になると私のココロはちょっと沈む。
だんぜん季節は過ごしやすくなっているのに…何だろう。
なんだか もの悲しいのだ。
夏ロスなのか?
毎年のことだから、付き合い方はわかってる。
だから平気な顔して過ごしている。
ちょっとだけパワーを落として、
変わり行く季節にゆっくりココロを馴染ませる。


夕方、買い物に出たら
もうすっかり日が暮れていて
キンモクセイが香り始めていた。

キンモクセイの香り。
ゆうぐれ。
それらは遠い昔の色んな記憶を呼び起こす。


瀬戸のゆうぐれを描きに
昔のわたしは橋の袂に立っていた。

その時のとある感情は、今もココロに秘められている。
その感情が、この季節になると揺さぶられるのだろうか。

好きなような、嫌いなような、
私にとっては、甘く切ない季節だ …今は。

なんだか、がらにもなくメランコリック 笑
まあ、そんな時もあるよね
ゆうぐれ F8 油 1998

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