メインコンテンツへスキップ
見出し画像
Photo byfukuihiroshi

仕事も髪も、土台をととのえてから

    ちなみ

    ここ2か月、まめに美容院に通った。

    私の髪には、強めのくせがある。一本一本が身をよじるようにうねるタイプのくせ毛だ。「外国人風」なんて言われる、しゃれたくせの出かたではないので、梅雨どきにはぼわんと広がって大変なことになる。

    ということで、まずは一年ぶりに縮毛矯正をしてもらった。髪の根元から耳のあたりまでのくせが抑えられ、まっすぐになった。その後、トリートメントを1回。2週間後に再び美容院を訪れ、耳から下の髪にのみデジタルパーマをかけてもらった。

    画像
    デジタルパーマ施術直後。
    夫いわく「欧陽菲菲オーヤン・フィーフィーっぽいね」と。光栄です。

    つまり、私の髪は縮毛矯正とデジタルパーマの合わせ技でできている。根元のくせを残したままカールをつけると、髪全体がとんでもなくふくらんでしまうから、仕方がない。手を加えない自分の髪が、どうしても好きになれないのだ。

    もとがつるつるサラサラな直毛の方ならパーマだけで済むのだろう。けれど、強いくせ毛の私が、自分の満足いく仕上がりにするためには、ワンステップ必要なのだ。

    私の場合、仕事でも同じなんだろうと思っている。

    ほかの人が難なくこなせるだろう作業を、私はひと苦労どころかふた苦労くらいしてできるようになる。無器用なほうだから、事前の準備が欠かせない。

    天賦のものを持ちあわせていない身だからこそ、地味なワンステップがきっとものを言う。

    「あーあ、まっすぐサラサラの髪だったらよかったのになー」とぼやいても、慰めてくれるのは夫だけだ。ありのままの自分の髪が気に入らない。そんな私が納得のいくヘアスタイルを求めるなら、なんらかの手を施すしかない。

    以前、ヘアスタイルを褒めてくださった方に「土台からつくりものなんです」と答えて絶句させてしまったことがある。でも、「つくりもの」であることは悪くない。

    縮毛矯正で髪の土台をつくってからパーマをかけるように、自分の能力を補うための土台を整えてから仕事に入る。それはとてもいいことだと思っている。人それぞれ、いろいろな状況にある。私には私の素質に応じた戦い方があるはずだと、自戒をこめて書いてみた。

    この記事が参加している募集

     
     
     
    ライター、9歳双子の母。小さな幸せを大切にする、40代関西人。連続更新1300日超。|育児日記|思い出話|読書記録|ひとり井戸端会議|モノとわたし|自省のひと言| ご連絡は「クリエイターへのお問い合わせ」、またはDMにお願いいたします。

    あなたへのおすすめ