Monkへ再挑戦(JAZZ遍歴⑧)
二見勇気の衝撃
ここ1年、YouTubeで出会った、
二見勇気(ゆうこりん)。
面白く、しかし本質を外さない解説。
ここから再び、ジャズへと入り直すことになる。
さらに、Gerald Claytonの「Listening Space」
で紹介される作品群を通じて、
かつて挫折したThelonious Monkに再挑戦する。
Monkが入ってくる
すると不思議なことに、
あれほど遠かったMonkの音楽が、すっと入ってきた。
今では、ソロ作品を好んで聴いている。
暖炉の前で聴きたくなるような、
不器用で、あたたかく、包み込むような音。
遠回りをしたからこそ、聴こえ方が変わったのだと思う。
そして勝手ながら、金子巧の『unwind』とMonkの音楽には、
どこか同じ系譜を感じている。
もしあのステップがなければ、
この良さには気づけなかったかもしれない。
そして今の壁は…
そして現在、自分の前に立ちはだかっているのが
Charlie Parkerである。
「偉大なのは間違いない。
ただ、わからない人にはわからない」
そんな言葉をよく耳にする。
試しに聴いてみたが、正直なところ——
引っかからなかった。
つまり自分は、
“わからない側の人間”である。
またひとつ、越えるべき壁にぶつかっている。
気づけば、もう片足は入っているのかもしれない。
次の壁を越える日が、少し楽しみになっている。
それにしても、第一回で触れた 新入社員時代の同期は当時既にMonkを攻略していたのか…
と考えると時間差で、じわじわ悔しさが込み上げてくるのであった。
