
インドアのすすめ
本当に私は家が好き。
しかもひとりでいるのが好きです。
たとえば「誰かと話したい」と思うこともほとんどなくて
放っておかれたら何日だって黙っていられます。
(独り言を除く)
持って生まれた性質かもしれないけれど、
常識人の隠れ蓑を纏って生きてきた私は
常々「それって大人として本当にまずいことだよなあ」とも思っていました。
ただ、ここにきて最近その「まずいこと」の意味合いが変わってきたことに気づいたのです。
少し前までなら
コミュニケーションを取らないことで周りの話題についていけなくなったり
休みの日引きこもることで
お世話になっている人たちからの誘いを断り続けることに
「人として失礼すぎやしないか。」と罪悪感を覚えたり、、
そんな理由が主でした。
だからこそ無理をしてでも何回かに1回は
「お付き合い程度」に顔を出していたのです。
ところが最近の私は人にどう思われるかをそんなに気にしない
いい意味で(?)図々しい人間になりまして。
ついにそのお付き合い程度すら面倒になってしまいました。
すると新たな問題が発生したのです。
人と話さない、言葉を発さないことでシンプルに「脳が退化しそう」という危機感。
極端に言うと本当に「言葉を忘れそう」なのです。
「大袈裟だなあ」と思われるかもしれませんが、これ本人はかなりリアルに実感しています。
昔なら相手からのパスにちょっとしたユーモアを上乗せして
ポンポンと返せていたはずの会話のキャッチボール。
それが最近では
結構頭の中で考えてひねり出さないとスピーディーに気の利いたことが言えないのです。
もはやユーモアを上乗せする余裕なんて一ミリもありません。
要するに、会話をしないことでインプットの材料が少なすぎて
脳みそをアップデートできていないのです。
他にも原因はあります。
テレビをまったく見なくなったことと、インドア生活に拍車がかかったこと。
ネット全盛の今
かつて「テレビっ子」だった私も
視聴する媒体をYouTubeなどネット配信に完全シフトしました。
毎日ダラダラと見ているのですが
やっぱり自分の好きな世界(主に猫など)ばかり選んでしまうので、
脳に新しい刺激が来ないのです。
かつてのテレビって、
興味のないCMや番組も含めて強制的に新しい情報を流し込んでくれる貴重な情報源だったんだなと今さら気づかされます。
そして極めつけのおひとりさま気質。
誰にも会わないことで
「自分の考えをまとめて言葉を組み立てて話す」という作業から遠ざかりすぎてしまいました。
おかげさまで、私のコミュニケーション能力は深刻な衰退の一途をたどっています。
だからこそ、「せめてブログで文章を書いて思っていることを伝える力だけは培っていかねば!」と、今必死にキーボードを叩いているわけです。
でも、こんな状況にもひとつだけ(ひとつだけ、というのもなかなかヤバいですが)ポジティブな側面があります。
コロナ禍以降、仕事以外は徹底して家にこもり続けた結果
私は風邪ひとつ引かずに暮らしております。
人との接触が少ないからかその他のウイルスにも罹患したことはありません。
引きこもり、万歳です。
苦し紛れにスマホのパズルゲームなどで脳を活性化させている今日のごろ。
これからも色々と気をつけながら
ちゃんと頭を使って生きていこうと思います。
その前に大人として
そろそろ成長したい。そんな50代の独り言でした。