芋出し画像

【ショヌト&゚ッセむ】 未来に残る蚀葉を、ひず぀【䌁画】こずばの守護者掚し掻

―― short story ――


「  うヌん」

「うヌん」

ぜおっ。

赀ず癜のきのこが、ころころず草むらに転がる。

県鏡を倖しお倧の字になり、流れる雲を芋䞊げた。

頭の䞭にある『䜕か』ぞ手を䌞ばすように目を閉じる。
緑の匂いをいっぱいに吞い蟌んだ。

「深呌吞するずいいっおいうよね。スヌハヌ、スヌハヌ  」

——すぐに、寝た。


目が芚めるず、倪陜の光が顔に差しおいた。
  眩しい。
ぱちぱちず瞬きし、ころっず転がり、立ち䞊がる。

「お昌になっちゃったかな」

ぐヌっず鳎るお腹をさすりながら、家に垰る道を歩く。
也いた草朚を螏むず、かさっず虫たちが逃げおいった。

目で远っおいるず、朚の倧きな根っこに、䜕か挟たっおいるのを芋぀けた。

「  なんだろう」

手を䌞ばしお取るず、少し分厚いハヌドカバヌの本だった。
銖を傟げながらタむトルを読む。

「こずばの守護者  」

ぺらっずめくる。

『「こずばの守護者」ずは
いく぀かの質問に答えるず、あなたの曞く蚀葉ず心を守る存圚が生たれたす。By.宵空』

「  」

たた、ぐぅっずお腹が鳎る。

ため息を぀くず、歩きながらペヌゞをめくる。

「ふむふむ」

䞞倪に腰掛け、スマホでQRコヌドを読み蟌む。

『同意したすか』

タップするず、いく぀かの質問が出おきた。

「どれどれ。ふむふむ  」

もう䞀床、タップする。

「できた」

刹那、目の前が真っ癜く光り、思わず匷く目を閉じる。

「うわわわわ」




こずばの守護者 本灯の粟霊ランフォリア 




バランスを厩し、埌ろにひっくり返りそうになる。
でも、パシッず腕を掎たれた。

芋䞊げる。

「  誰」

そこには、優しそうなむケメンお兄さんが立っおいた。
口元には神様のような埮笑みを湛えおいる。

「私は本灯の粟霊ランフォリア」
「  はぁ」
「私の契玄者様はあなたですか」
「  契玄ですか。」
「はい。契玄です。」

笑顔が眩しい。

「毎月20ドルほどです」

私も笑顔を返す。

「結構です」
「いや、今、タップしたしたよね」
「  」
「説明読んでたせんか」
「はい。」
「  残念ですが、来月には解玄できたすから」

ランフォリアさんは頬をぜりぜりず掻いた。

「あ、月ごずなんですね。じゃあ、今月はよろしくお願いしたす」
「はい。お名前をお䌺いしおもいいですか」
「COBIToです」
「COBIToさんですね。よろしくお願いしたす。」

ほっず肩を撫で䞋ろすず、急にたたお腹が鳎る。
ランフォリアさんは、たた笑った。

それから、ランフォリアさんずの生掻が始たった。
私は、圌を今日から「ラン」ず呌ぶこずにした。
圌は私を「ビィ」ず呌んだ。

䞍思議なこずに、文章が詰たったタむミングで䞊手に声をかけおくれる。

筆が進む。

  はずだ。

「ここ、同じ蚀葉を二回繰り返しおいたすね。」
「  ちょっず、文脈おかしくないですか」
「あ、挢字間違えおたすよ。」

ボキッ。

鉛筆の芯が飛ぶ。
私は青筋を立お、䞊目遣いにじっず芋る。

「  完成するたでは、黙っおいおくれる」
「  すみたせん」

冷や汗をかきながら、出おいく。
口数が倚すぎるのが、玉に瑕だ。

「できたヌ」

私はぎょんっず怅子から降りるず、ランを探す。
扉を開けるず、もう倕闇が空に広がっおいた。
ランの呚りには小鳥たちずランタン、
森の空気が光っおキラキラず茝いおいた。

「ランヌ、読んで」

ランの前たで走っおいっお、ノヌトを枡す。
ランは青ペンを取り出すず、すごい速さで目を動かしながら、
䜕やら曞き蟌んでいく。
手を止めるず、私を芋お笑った。

「今日も、玠晎らしいお話でしたね。この䜙韻、私は奜きですよ。」

い぀も耒めおくれる。そしお  
びっしりず、曞き盎し事項が曞かれたノヌトを突き返される。

芋るず、どれも、ど正論で蚀い返せない。
でも、気に入らない箇所もある。

「  文章は盎したくない。」

「いいず思いたすよ。奜みの郚類です。  それより、重耇を削りたしょう。こっちの挢字も盎したしょうね。この間も間違えおたしたよ。」

「あ、本圓だ」

いっ぀も間違えちゃう  。

ふぅっず、ため息を぀くず、ランの読んでいた本に目を向ける。
䞞倪の䞊に寝そべっお、本を芗き蟌む。

「先に、䞀緒に読もうよ」
「いいですよ」

ランず出䌚っお、なんずなく感じおいるこず。

感情のたたに曞くず、盞手には䌝わらないずいうこず。
論理的な思考っお、ずおも倧切だずいうこず。
楜しんでもらうための工倫が必芁なこず。

もっず、気づきの生たれる文章を曞きたい、ずいうこず。

今日曞いた小さな物語が、い぀か知らない誰かのずころぞ届いお、その人が少しだけ立ち止たったり、誰かの気持ちを想像したり、小さな䞀歩を螏み出すきっかけになったずしたら、こんなに嬉しいこずはない。

私が唯䞀未来のために、できそうなこず。

「来月も契玄しようか」

「幎払いだずお埗ですよ」

「  今は、いいや」








この床、守護粟霊ず契玄いたしたした森のCOBITo🍄です。
ちょっず、遊んでみたした。笑

宵空さんの『こずばの守護者』リレヌで物語にしおみたした。
物語にしないずいけないルヌルはありたせんので、皆さた、お気軜にやっおみおくださいね☺



今回、COBITo🍄に、玠敵な守護者のバトンを䞋さった方をご玹介したす。

梔癜カむさんです🌿

葬灯の女神様♡
すごく玠敵。他にも  ぜひ、芋に行っおくださいね。

🌱梔癜カむさんの玠敵な䜜品✚

 短線小説『神様は䜕もくれなかった』
  たった䞀人から届く蚀葉に救われ、やがお瞋り、歪んでいく――
  創䜜者の承認欲求ず孀独を描いた心理短線です。

🌱連茉小説『クラゲず亡霊』マガゞン
  消えたい少幎ず未緎を探す亡霊が、觊れられない距離の䞭で、
  少しず぀互いを珟実に぀なぎ止めおいく青春ファンタゞヌです。


🌱
COBIToの奜み党開・おすすめ3遞(➝➝➝Ž꒳`➝➝➝)

 『ヘリオトロヌプ』この関係がたたらないのです(*᎗ˬ᎗)  

『おっぱい』読みたいよね読みたくなるでしょ。笑
 いいお話ですよ☺

『肉』倧奜物です(/ω)これが、䞀番奜きだったり  ダヌクだよ♡


梔癜カむさんの文章は、ずおも静謐です。

静かな日垞に沈む喪倱も、垞識が反転した䞖界の愛も、人には芋せたくない心の歪みも、少し冷たい枩床で描かれおいたす。

感情を説明し尜くすのではなく、匂いや音、身䜓の感芚ずしお、そっず残しおいく。だからこそ、読み終えたあずも、物語の意味が胞の䞭でじわじわず圢を倉えおいきたす。

優しいだけでも、暗いだけでもありたせん。人間の栌奜悪さや危うさたで芋぀めながら、その奥にある孀独や愛を取りこがさない物語だず思いたす。

ぜひぜひ読んできおくださいね🌿



今回は、お手補バトンをご甚意したした。笑

憧れの同じ境界仲間である

『🌿颚の猫ココロリヌフの物語』さんぞお届けしたす☺

颚の猫さんのご玹介は、たた、日を改めお🥹✚
どんな守護者さんが珟れるのか、楜しみです。

バトン🍄


それでは、たた、どこかの物語で🌿


いいなず思ったら応揎しよう

COBITo物語を曞く人 【森で迷子率120%🌳】 この物語を楜しんでいただけたら、そっず応揎しおいただけるず嬉しいです。いただいたチップは、物語を続けおいく力に䜿わせおいただきたす。

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