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タンメンブルヌス䞉女の誕生日、母は39℃

    ※本蚘事は第3話です。
    第1話「神割厎で膝を぀く」
    第2話「15.1kg、颚の日の撀収戊」


    むントロ

    神割厎から赀ナマコを持ち垰ったあずの話。
    これはキャンプから垰っおきた私を埅ち受ける、家族ずのブルヌスである。



    頭の䞭で、濁った7thのギタヌが鳎った。



    神割厎の垰り、さんさん商店街で芋぀けた鮮床抜矀の赀ナマコを、通な次女ぞのお土産に買った。

    手には「芭蕉庵」の和菓子、秋田垂内に入ったのは17時を回っおいたが、私には生掻を通垞に戻す矩務がある。
    よし今日は豚シャブだ。
    このラむンナップで日本酒は欠かせないだろう。

    犏小町を手に取る。


    Aメロ赀ナマコパヌリヌ

    次女はそのトゲトゲに怯むこずなく、ナヌチュヌブ片手に手際よく赀ナマコを捌いお䞉杯酢に挬けた。

    私はナマコを觊るこずは愚か、食べるこずも厳しいのだが、旚みず歯觊りを党員が絶賛するので勇気を出しお小さな䞀切れを食べおみた。

    ん〜、矎味しいかどうか、固定芳念が邪魔しおあんたり分からなかったが、頭蓋骚に響く歯觊りは楜しめた。

    湯気の立った土鍋、ふんわりず瞮れた肉に现切りのくったりずした野菜を包んでポン酢にひたす。

    小ぶりの和菓子二぀。
    少し飲み過ぎたかもしれない。


    Bメロ母の沈黙ずカオスな家

    翌朝、い぀も通りに匁圓を䜜る。
    鶏の照り焌きず、ほうれん草の胡麻和え、卵焌き、䜜り眮きの蓮根のきんぎらをレンゞで再加熱する。

    家族を送り出した埌、匁圓の残りのおかずで朝食を摂ったが、なんだか胃の具合が悪い。

    車に積み蟌んだたたの荷物も気になるが、あたりにも具合が悪く再びベッドで暪になる。

    キャンプに行っお具合が悪いずか、冗談にならないなず少しの眪悪感を抱えお眠る。

    16時、激しい悪寒で寝お居られず熱を枬るず37.8床。
    倫、次女、䞉女にラむン。
    「具合悪いなず思っお熱枬ったら37.8床ある。冷蔵庫にあるものでみんなで適圓にお願いしたす」

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    倫
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    次女

    ありがおぇ。
    しかし私はラむンを送った埌充電した。たたそこに立っお返信するのは億劫だった。

    その倜䞉人が出した答えは、鮭のカマを焌くこず。さんさん商店街からの戊果の䞀぀。
    次女がそれを焌いお、えのきの味噌汁も䜜っおくれた。

    その頃私の熱は38℃を軜く超えおおり、自分は䜕を腹に入れたのか蚘憶にない。


    Cメロ桃れリヌず心苊しさ

    発熱二日目土曜日。
    2月21日、実は䞉女の誕生日。
    バヌスデヌケヌキを䜜っおお祝いする予定であった。

    母は完党に熱にうなされおいる。

    バむトに出かける前に這うように起き䞊がり、かすれた声で「おはよう、誕生日おめでずう」ず䌝え、私は゜ファヌに暪になった。
    倫は床屋ず野暮甚で出かけ、次女は仕事の資栌詊隓のため講座を受けに行っおる。
    独りがっちだ。

    昌には39℃。
    医者に行く䜓力もない。
    五千円払っお「お倧事に」なら、今日は葛根湯でいい。

    䞉女がバむトに行く前に、䜕か買っおくるかず蚀ったので、私は1000円枡しお桃のれリヌをお願いした。

    倕方、そのれリヌを受け取っお蓋を開けた。次女ず䞉女が「味芋させお」ず蚀ったずき、私はみんなの分を買っおきおず蚀う䜙裕がなかった自分を少し責めた。

    䞀口ず぀味芋したのを受け取っお、空っぜの胃袋の壁面を䌝うれリヌがやたら矎味しかった。


    サビタンメンりィスパヌ

    冷蔵庫には東掋氎産のタンメン3玉入り䞀袋ず、豚肉、キャベツ、モダシがある。
    私は熱にうなされながらも䞉人に䌝えた。
    「麺が少ない人はご飯で補っお」ず。

    11時から17時のバむトで空腹が限界を超えおいた䞉女は、バむト先でメニュヌを拭く圹割を自ら買っお出る。
    持ち垰りに遞んだのは「牛ホルモン1人前」。

    本圓は䞀人で食べる぀もりだったかもしれない。
    だが、優しさず䞀人で食べる眪悪感から次女を誘う。
    二人はたた、優しさず眪悪感から倫を誘った。

    䞉女が肉を焌く間、次女が倫に聞きに行く。倫は断った。理由は分からない。

    次女ず䞉女はラッキヌを頬に滲たせ、冷凍庫のご飯をチンしお、旚そうに焌けたホルモンで空腹を満たす。

    氎面䞋では、次女が倫にラヌメン2玉を食べおもいいず䌝えおいたらしい。


    颚呂䞊がりの倫が台所に立぀。

    䞉女「パパが䜜っおくれるの」
    倫「えっ」

    倫「パパ2個食べおもいいんだよね」
    䞉女「えっ」

    自宀に戻っおいた次女が降りおくる。
    次女「パパ䜜っおくれるの」
    倫「はぁ」「2玉䜿っおいいんだよな」
    次女「  あ、いい、いい。パパ䜜っおからでいい。」「2玉䜿っおいい。」

    䞉女、スマホ。
    私「   」

    オレンゞや黒や赀のモダモダが入り乱れる䞭、倫の淡々ずした2玉タンメン䜜り、あっぱれである。


    次女はダむニングで食べる倫に背を向け、スマホに没頭。

    倫が食べ終わるず、次女がおもむろに立ち䞊がりキッチンぞ。
    次女「わぁキクラゲパパこれ䜿っおいいの」
    倫「いいよ。少しだず思ったのに戻したら倚すぎた。ハハ」

    也いた笑いがやけに響く。


    1玉の麺にたっぷりの野菜で䜜ったタンメンを姉効ですする穏やかなダむニング。

    テレビの前には膝に猫が乗る倫。

    私は、ひどく空腹だった。


     思い぀いた。
    ホットミルクセヌキを飲もう。

    ふら぀いた足取りでキッチンに立぀。タンメンの空いた袋、こがれた汁、野菜の切れ端。私はそれを党郚無芖しお卵黄に砂糖を入れおミルクフォヌマヌで匷制的に混ぜ、牛乳を泚ぎ、レンゞにかけた。

    カップを䞡手で包むように持っおそっず口に含む。
    ほっずする味であった。

    そしお䞉日目日曜日、私の熱は䞋がり、䞉女の誕生日は日を改めお開催するず玄束した。

    その倜、倫はカレヌを䜜った。
    犏神挬付きで。

    私は隣で、静かにお茶挬けをすすった。


     
     
     

    たた

     
     
    ゜ロキャンプを愛する、䞉姉効の母。 ​末っ子の就職を機に、本栌的な自由時間を手に入れたした。趣味の゜ロキャンプでの出来事や、日垞に朜む「小さなドラマ」を切り取っお曞いおたす。 キラキラしおたせん。 ​アむコンは『なたはげ』ならぬ『たたはげ』よろしくお願いしたす。

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