意外と儲かっている業界
「利益を出している企業」なんて生ぬるいレベルじゃない。
世の中には、一般的な企業の平均利益率(3〜5%)をあざ笑うかのように、尋常じゃない高利益率を叩き出し続ける「儲かりのバグ」みたいな業界が存在する。
今回は、驚異的な利益率の裏に潜む恐ろしいビジネスモデル込みでいく。
トップ3カウントダウンします。
③ ネット証券
手数料無料化の嵐が吹き荒れる金融業界において、営業利益率「約30〜40%台」を平然と叩き出すモンスター業界。
店舗を持たないため家賃や人件費などの固定費がほぼゼロに近く、一度システムを作ってしまえば口座数が増えるほど利益率が跳ね上がる。手数料が無料でも、信用取引の金利や為替手数料、投資信託の信託報酬で「ユーザーが取引するたびに自動でチャリンチャリン入る仕組み」が完成している。
投資家: 「売買手数料ゼロ!? ネット証券最高すぎる!」
ネット証券: 「ありがとうございます! 金利と為替と信託報酬でしっかり稼がせてもらいますね」
店舗型証券: 「うちの莫大な店舗家賃と人件費、どうすればいいん……?」
手数料無料という大盤振る舞いをしているように見せて、裏で金利とシステム化による高利益率を爆発させているバランスがバグっている。
② 消費者金融
大手消費者金融の営業利益率が「約30〜50%」という、もはや貸金業というより利益製造マシーンと化している業界。
低金利時代に銀行等から超低金利で資金を調達し、それを法定上限ギリギリの金利(年15〜18%前後)で貸し出すことで強烈な利ざや(金利差)を獲得している。さらに近年はWeb完結申し込みと自動回収システムの導入で極限まで人件費を削り、利益率の上昇に拍車がかかっている。
利用客: 「スマホで15分で借りられた! 助かった〜」
消費者金融: 「調達金利ゼロコマ数%で仕入れたお金を、18%でお貸ししておきますね」
回収システム: 「未払い検知しました。自動SMSと自動音声で督促を開始します(人件費ゼロ)」
超低金利で仕入れたお金を圧倒的な利ざやで貸し出し、AIとデジタル化でコストを削り倒して利益率50%近くを叩き出すバランスがバグっている。
① 火葬場
堂々の第1位は、参入障壁がエベレスト級に高く、営業利益率「約20〜40%以上」を誇る最強の独占・寡占ビジネス。
自治体が運営する公営施設も多いが、特に東京などの都市部で民間の大手企業(東京博善など)が寡占しているエリアの収益性は異常。住民感情や法律の壁(近隣住民の反対等)により新規参入がほぼ100%不可能なため価格競争が一切起きず、高齢化社会に伴う需要過多により「待合室の利用料」や「燃料費サーチャージ」などの追加費用も含めて利益を回収できる構造になっている。
遺族: 「火葬場が混んでて数日待ち……費用もかなりかかりますね」
民営火葬場: 「新規参入は絶対に不可能ですので、こちらの価格設定でご案内いたします」
競合他社: 「近隣住民の反対と法規制で新しい火葬場なんて建てられるわけないだろ!」
新規参入が物理的にも社会的にも永久にブロックされているため、価格競争ゼロのまま需要が勝手に押し寄せてくる無敵の寡占構造のバランスがバグっている。
結論
意外と儲かっている高利益率業界たちは、
「一般的な企業が汗水流してコスト削減している横で」
「仕組み化・高金利・絶対的参入障壁で利益を自動生成する」のが様式美。
儲かっている業界のバグ:
* ネット証券 → 手数料無料化しても金利とシステム化で利益率40%
* 消費者金融 → タダ同然で仕入れた金を18%で貸してデジタルで回収
* 火葬場 → 新規参入ゼロの独占市場で価格競争が概念ごと存在しない
つまり超高利益率業界、参入障壁と仕組み化が強すぎてビジネスの難易度がバグっている。

