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#18 おばあちゃんの不思議な話    宇宙人編

「あそこの木の上に、異次元に抜ける穴があるんだよ」

おばあちゃんの部屋の窓から、一本の木が見える
窓の外は空き地になっていて
その奥にある小さな木だ

「あの穴からいろいろなものが
出入りしていて、UFOもそこから出てくるんだよ」

何度見ても私には見えなかったけれど・・・

一時期は定期的に、宇宙人がおばあちゃんの部屋を
訪れることがあったそうだ
もちろん、私は見たことも会ったこともない

ある夜
窓の外に何か気配を感じてカーテンを開けると
そこに宇宙人が立っていたらしい
顔のパーツが小さく、目や口がポツポツとついているような見た目の宇宙人

時々会いに来ては、いろいろな話を教えてくれたそうだ
私が聞いた中で一番親近感が湧いたのが
”宇宙人にも序列がある”ということ。

その宇宙人は落ちこぼれだったらしいが
数年後に来たときは
「少しだけ偉くなったよ」と報告しにきてくれたそうだ

宇宙人も地球人と同じように
いろいろと苦労しているんだなと
思った

その後なぜか
その木にあった異次元への穴は
少しずつ小さくなり
今では消えてしまったという

その穴に入ると
こちらの世界では
死んでいる人があちらでは生きていたり
逆に生きている人が死んでいたり
自分そっくりな人がいたり
時間の概念がなかったりと
想像がつかない不思議な世界が広がっているそうだ






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