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Photo byrai_yade

「年長からでは遅い」の本当の意味~小学校受験を考えるなら、まず育てたいのは「脳の土台」です


    小学校受験の世界では、

    「年長からでは遅い」

    という言葉を耳にすることがあります。

    でも私は、この言葉を

    「早くから勉強を始めましょう」

    という意味だとは思っていません。

    むしろ、

    教育の現場で子供たちを見てきて感じるのは、

    本当に大切なのは、

    年長になる前の親子の時間なのではないか、

    ということです。

    ⸻

    早くからペーパーをすることではない


    小学校受験と聞くと、

    問題集やペーパー学習を思い浮かべる方も多いかもしれません。

    でも、0歳、1歳、2歳の子供たちに本当に必要なのは、

    勉強ではなく、

    たくさんの体験です。

    抱っこされること。

    絵本を読んでもらうこと。

    公園で遊ぶこと。

    親子で笑うこと。

    たくさん話しかけてもらうこと。

    そうした日々の積み重ねが、

    後の学びの土台になっていきます。

    ⸻

    子供は遊びながら脳を育てている


    子供は遊びの中で、

    驚くほど多くのことを学んでいます。

    積み木を積み上げながら、

    「どうしたら倒れないかな」

    と考えています。

    パズルをしながら、

    形や空間を認識しています。

    絵本を聞きながら、

    言葉や想像力を育てています。

    公園で走り回りながら、

    体だけでなく脳もたくさん使っています。

    大人から見ると遊びにしか見えなくても、

    子供にとっては大切な学びの時間なのです。

    ⸻

    わが家の場合、キャンプが先生でした


    わが家では、

    子供たちが小さい頃から家族でよくキャンプへ出かけていました。

    きっかけは、

    小学校受験塾でお世話になった恩師の

    「家族で自然の中へ行ってください。
    キャンプがおすすめです
    」

    という言葉でした。

    当時は、

    受験とどう関係するのかよく分かりませんでした。

    でも今振り返ると、

    その時間はとても大切なものでした。

    虫を追いかける。

    川で遊ぶ。

    焚き火を眺める。

    星空を見上げる。

    そして、

    家族でたくさん話をする。

    自然の中には、

    子供の好奇心を刺激するものがたくさんありました。

    ⸻

    本当に育っていたのは親子関係だったのかもしれない


    今思うと、

    キャンプで育っていたのは、

    知識ではありませんでした。

    親子で一緒に過ごした時間でした。

    たくさん話し、

    たくさん笑い、

    たくさん驚く。

    そんな経験の積み重ねが、

    親子の信頼関係を作ってくれたように思います。

    教育の現場にいると、

    子供が安心して挑戦できるかどうかは、

    親子関係と深く関係している
    と感じます。

    安心できる場所があるから、

    子供は失敗を恐れずに挑戦できるのです。

    そして親として、

    子どもの個性を見つけ、

    その子その子に合った

    声かけができるのです。

    ⸻

    私が思う「年長からでは遅い」の意味


    だから私は、

    「年長からでは遅い」

    という言葉を、

    勉強のスタート時期の話だとは考えていません。

    本当に育てたいのは、

    夢中になる力。

    考える力。

    挑戦する力。

    そして、

    安心できる親子関係です。

    そうした土台は、

    乳幼児期の日々の暮らしの中で少しずつ育っていきます。

    ⸻

    今しかない時間を大切に


    もし今、

    お子さんがまだ小さいなら、

    焦って何かを始めなくても大丈夫です。

    一緒に絵本を読んでください。

    積み木をしてください。

    公園で遊んでください。

    ときには自然の中へ出かけてみてください。

    その時間は、

    決して遠回りではありません。

    むしろ、

    将来どんな進路を選ぶことになっても、

    子供を支える大切な土台になっていくのだと思います。

    親子のしなやかな挑戦に、

    心からのエールを込めて


    最後までお読みいただき
    ありがとうございました( ΦωΦ )

     
     
    親子の時間が、脳の土台をつくる。胎児期からの「言葉のシャワー」と0歳からの実体験で、自ら育つ力を育む。ゲラゲラ笑って、たくさん話して、たくさん遊んだ毎日を綴っています。子どもたちは国立小中高を経て、自ら進路を選び、医学部へ。新聞記者、雑誌編集長を経て、現在は教育業界。

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