あの日、自分が望んだ未来にはなれなかった。だから私は仕組みを作る。
私は、業務改善がしたいからこの活動をしているわけではありません。
AIが好きだからでもありません。
Power AutomateやSalesforceが好きだからでもありません。
もちろん、どれも大好きです。
でも、それらは全部「手段」です。
もっと前にあるものがあります。
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あの日、自分が望んだ未来にはなれなかった自分がいました。
思い描いていた未来がありました。
努力すれば届く。
頑張れば変えられる。
そう信じていました。
でも現実は違いました。
頑張っても届かないことがある。
正しいことを言っても伝わらないことがある。
「こうした方がいい。」
そう思って提案しても、
「じゃあ、あなたがやってよ。」
その一言で終わる。
改善したい気持ちより、
諦める方が楽になっていく。
そんな自分がいました。
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それでも、心のどこかで思っていました。
本当に変えられないのは、
人なんだろうか。
違う。
変えられないのは、
人じゃなくて、
仕組みなんじゃないか。
もし、
人が頑張らなくても回る仕組みがあれば。
誰か一人だけが知っている仕事を、
みんなができるようにできたら。
改善は、
「やる気がある人」だけのものではなくなる。
そう思いました。
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私は、人を説得することをやめました。
代わりに、
仕組みを作ることにしました。
誰も責めない。
誰にも無理をさせない。
でも、
少しだけ仕事が楽になる。
その小さな積み重ねなら、
人は自然と受け入れてくれる。
71件の業務改善を通して、
一番学んだことです。
人は、
正しさでは動きません。
実感で動きます。
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AIも、自動化も、そのためにあります。
最近、
AIが話題です。
便利です。
すごい技術です。
でも、
私はAIを使って人を置き換えたいとは思いません。
AIで人を減らしたいとも思いません。
私がAIに期待しているのは、
人が、人らしく働ける時間を取り戻すことです。
考える時間。
挑戦する時間。
家族と過ごす時間。
誰かを助ける時間。
その時間を増やすためなら、
AIも、
自動化も、
喜んで使います。
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「ひとりFDE」という考え方
私は、自分の活動を
「ひとりFDE」
と呼んでいます。
大きな権限はありません。
役職もありません。
組織を自由に動かせる立場でもありません。
でも、
一人で作れる仕組みはあります。
その仕組みが、
一人の仕事を軽くする。
一人が笑顔になる。
その人が、
隣の人を助ける。
改善は、
そうやって広がっていくものだと思っています。
実際に、仕組みを少しずつ変えていくことで、現場の負荷は減り、「ありがとう」と言ってもらえる機会が増えました。
すると不思議なことに、
「こんなことも改善できませんか?」
「こうしたらもっと良くなるかもしれない。」
という声が、少しずつ集まり始めました。
以前は、
「どうせ変わらない。」
そう思っていた人たちが、
少しずつ改善に参加してくれるようになったのです。
私は、その変化が何より嬉しかった。
大きな改革ではありません。
でも、
小さな改善を積み重ねることで信頼が生まれ、
その信頼が次の改善を生み、
今は少しずつ風向きが変わってきています。
まだ小さなうねりです。
でも私は、
この小さなうねりこそが、組織を変える力になる。
そう信じています。
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私が本当に作りたいもの
私は、
業務改善がしたいわけではありません。
DXを推進したいわけでもありません。
AIを広めたいわけでもありません。
私が本当に作りたいのは、
「まだ変えられる」と思える瞬間です。
仕事が少し楽になった。
「ありがとう」と言われた。
今日は少し早く帰れた。
そんな小さな出来事が、
「もう少し頑張ってみよう。」
につながる。
私は、
そういう瞬間を増やしたい。
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最後に
あの日の自分のためにも、今は同じように苦しんでいる誰かと、一緒に未来を作りたい。
希望は、
誰かが与えるものじゃない。
一人で見つけるものでもない。
誰かと一緒に育てていくものだと、
私は信じています。
だから私は、
今日もAIを学びます。
今日も仕組みを作ります。
今日も業務改善を続けます。
仕事を変えるためではありません。
仕事を通して、人が「まだ変えられる」と思える瞬間を、一つずつ増やしていくためです。
もし、この文章を読んでいるあなたが今、
仕事に悩み、
未来が見えず、
ひとりで抱え込んでいるなら。
あなたは、ひとりじゃありません。
私も同じように悩み、
立ち止まり、
それでも少しずつ前へ進んできました。
だから今度は、
一緒に未来を作っていきましょう。
それが、
私が「ひとりFDE」を続ける理由です。
