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自己啓発本を読んだほうがいい理由 【エッセイ】

    ぜんけい

    あなたは、いわゆる自己啓発本というものを読みますか?

    こう尋ねられた時、自信満々に「はい!」と答える人はたぶんいない。

    「あるあるー!愛読書ですー!」って言えちゃう人は自己啓発本なんて読む必要のない人種だと思う。

    ちなみに僕は自己啓発本大好きッ子である。

    おそらくこんな悩みを抱えているんだろうというターゲットに向けての熱いメッセージ。

    行ったことも見たこともない〇〇大学の実験で証明されているとか、〇〇の法則で知られる~とか読むとなんだか権威に触れたような充実感と万能感。

    世界の裏側の秘密を少し知ったような気持ちになる。

    もしかするとその辺の感動小説より感動するかもしれない。しらんけど。


    そんな自己啓発なんて結局は精神論だ と言う人もいると思う。

    でも その精神を作っているのは脳みそであり、脳科学を駆使すれば精神をもコントロールできるのではないか、そんな新説脳筋精神論が自己啓発本には書かれている。


    そんな 自己啓発本を読んでいる人をバカにする風潮はたしかにある。

    それに怯えて読むのを躊躇う気持ちはよくわかる。

    「そんなモノを読まないといけないのかバカだなぁ」という偏見と「読んでその程度なの?」という嘲りが自己啓発本をあなたから遠ざける。

    そんな風潮を感じ 自己啓発本を敬遠している人の為に、僕が読む必要性を伝える。


    それは「騙されないため」である。


    自己啓発本のほとんどは「自己」を向上させる為のもの。

    そこに「他者(僕たち)」は含まれていない。

    最近は利己的ではなく、利他的な考え方が 巡り巡って自分に幸福が帰ってくるという仏陀が言いそうな風潮は広まりつつあるが、実践する人はごくごく少数だろう。

    すなわち、多くの自己啓発本の読者は自分の為にその内容を行使する。

    そんな常識に悪い人がつけいるスキを作る。

    自己啓発本に書かれている内容を悪用して人を操ろうとする人が必ず現れる。


    だから自己啓発本相手の武器を理解しておかないと、悪徳自己啓発者の贄にえになってしまう。


    そう、自己啓発本は自己防衛の為に読むものなのだ。

    この視点から本を読むことで「あれ?この人もしかして本の内容を実践している…?」と気が付き、ニヤニヤすることができるのだ。

    さらにニヤニヤすることで副交感神経が刺激され、幸せホルモンが分泌され心身ともに健康になる。

    その連鎖が巡り巡って 人類を幸せの向こう側へ連れて行ってくれるのかも。


    うんうん。

    これはイケるかもしれない。

    無限に増殖する自己啓発本を経典に新興宗教を起こすのもアリかもしれない。

    教祖はただ他人が書いた読書をすすめるだけでいい。

    著者からすこーしばかりマージンを貰えればそれで良い。

    誰も損しないこのシステムを誰か実践してくれないかぁ。

    もちろん利他的な目的でね。

    え?
    ぜんけいさんが教祖をしたらいいって?

    フフフ。

    この溢れ出るオーラならたしかにそれも可能かもしれない。

    いっちょやってみっか!







    さぁこんな新興宗教に騙されない為にも、自己啓発本を嗜もう。

    ではまた。





    次回予告(ウソ)
    「宗教法人設立の壁!教祖のカリスマ不足!」
    の巻き。








     
     
     
    混沌としたアタマの中を隠して「爽やか」に生きることを目指す。 ぜんけいが書くショートショートで描かれる不可思議なことは未来の予言かもしれない。 爽やかエッセイと混沌ショートショートをお楽しみあれ。

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