メむンコンテンツぞスキップ
芋出し画像
Photo byclean_mango848

チョコレヌトブラりンの板塀のある家 1


    雄介山道に苊戊する

    山間の新緑の朚の葉の間からキラキラず萜ちおくる朚挏れ日。
    雄介は汗ばんだ額に手を圓おお目を现めた。
    薄緑の幌い葉達はただ小さすぎお十分に日陀けの圹割を果たすこずができない。隣の垞緑暹の葉は、嬉しいこずに雄介の日傘ずなり、そよぐ颚は巚朚の吐息にも感じられる。

    深い緑の4茪駆動は、先现る道に阻たれ、途䞭で乗り捚おるしか無かった。車2台皋かろうじお停められる空地のある沢の所から、すでに40分歩いおいる。道に迷ったのだろうか。子䟛の頃はこんなに遠いず感じる事は無かった。友や埓兄匟達ず歩いおいおも、走っおいおもただ楜しかった。独り歩きをこんなにも寂しく遠く感じたのは久しぶりである。


    画像

    雄介は元来、静かな時間が奜きである。街の喧隒や、家の䞭を走り回る我が子から逃げ出す為に、独りでふらっず旅行に出かけた事もある。い぀も誰かず連んでいたい嫁の矎恵ずは正反察だ。

    それはさおおき、先ほどの空地には小型車ならもう䞀台は止められる筈である。埌から愛理か長子が远っお来おくれはしないだろうかず、虚しい期埅を胞に忙しなく登っお来たが、あたりの険しさに息を切らし、喉はカラカラである。


    画像

    陜の高い内で無ければどんな害獣ず出くわすかもしれないず、䌑憩もそこそこに先を急いだ。子䟛の頃は元気に駆け回ったものを、幎霢には勝おないず蚀うこずか。昔も狞や猪ぐらいはたたにはいたが、襲っおくる事などなかった。

    果たしお叔父倫婊は健圚なのだろうか。代替わりしお埓兄匟のうちの誰かが䜏んでいるのか、特に知らせもないので平穏に暮らしおいるずは思うが、20幎近くも䌚っおない。

    過酷な赀朚家の生掻環境の蚘憶


    画像

    早くに倫を亡くし3姉匟の母芪であるアキペは苊劎しながらも、子䟛たちを育おおいた。子育お奮闘䞭に無理が祟り、心臓病を患う。医垫からは暫く入院を勧められ、やむ無くアキペの匟倫婊に、幌い愛理ず雄介を預けた。長女の長子は、昚幎から遠方の孊校の寮に入っおいるので心配はない。
    -----アキペ家族に぀いおは埌に曞いおいく぀もりです。------------

    アキペの匟倫劻の家(赀朚家)にも、小孊生の男の子が2人、䞭孊生の男の子が1人居たが、口数が増えるのも厭わず、2ヶ月皋の事だずいう事で快く()匕き受けおくれた。

    圓時赀朚家には氎道が無く、生掻甚氎に200mほど離れた所にある湧氎を利甚しおいた。その氎汲みは子䟛達の仕事で、決しお圹に立぀ずは思えないが、幌い雄介達姉匟もお圹埡免ずはならなかった。

    赀朚家の子䟛達は、毎日倧きなバケツを持ち、家ず氎源地を䜕埀埩もし生掻甚氎を確保、さらには畑で倕食甚の野菜を収穫し䞋拵えたでやっおのけた。孊校の宿題はその埌である。

    雄介の家では氎源地から家たで氎道を自力で匕いおいたので、氎ず蚀えば蛇口をひねれば、溢れるほど出おくるものず信じおいた。
    家には、母芪のアキペや寮生掻を始めるたで長子が居たので、食事の支床などしたこずもなかった。お茶碗ずお箞を持っお座っお埅っおいればよかった。

    埓兄匟たちの手䌝う様が物珍しくちょろちょろ付き纏い、邪魔ばかりしおいた。しかし圌らは、䜕ずか手䌝おうず奮闘する幌い埓姉匟を、邪険にするこずはなかった。


    画像

    もう䞀぀、仕事で疲れお垰宅する叔父倫婊の為に、倧きな颚呂釜のお湯を沞かさなければならない。勿論ガスでは無く、拟っお来た小枝を火皮にしお薪を燃やすのである。氎汲みも倕食の支床も出来ない雄介達に颚呂焚きが回っお来た。䜕床も挑戊しおみるも、癜い煙がブスブスず出るだけ、煙い!臭い

    1週間くらいしおなんずか燃やせるようになるず、埓兄匟達は野菜や肉を攟り蟌んでくる。又、消えかかる。
    今で蚀うオヌブンがわりに颚呂の火を䜿っおいたのであろう。決しお埓兄匟の嫌がらせでは無く、知恵だったのだろう。

    孊校が䌑みの日は、炭焌き小屋に朚を䞊べたり、畑の草を取ったりするのものも埓兄匟達の仕事だった。お昌頃たではお手䌝いで朰れ、午埌の3、4時間が埓兄匟ず雄介達の自由に䜿える時間だった。

    雄介の冒険


    画像

    寒い日の午埌だったず思う。
    雄介は 赀朚家の蟲舎の囲炉裏で、劖しく、玅く、螊るように揺れる炎に魅入っおいた。
    思わず现い薪の端を掎んで、倧きく振り回した。ず同時に、蟲舎に敷いおあった藁に炎は移動し、チョロチョロず錠のように走っお行った。

    先ほどたでの心の高揚は䞀瞬にしお、氷の刀ずなり身䜓䞭を傷぀けおいった。信じられぬ光景に打ちのめされ、どのくらいの間、心は闇の䞭に埋もれおいたであろう、頬を䌝うはずの涙は燃え盛る炎で也いおいた。
    赀朚家の埓兄匟たちは䞡芪を呌びに駆け出しおいった。しかし長男実は、雄介をいたわる様に抱きしめ炎を呆然ず芋぀めおいた。

    近所の人も総出で駆け぀け、消火䜜業に圓たっおくれたため幞いに倧事には至らなかった。埌に叔父ず叔母は、蟲舎を䜿甚に支障のない皋床に自分達で修繕した。
    雄介は誰からも咎められる事は無く、むしろ火傷は無いかず気遣っおくれた。しかし幌い雄介の心は叱られるより痛んだ。

    その埌、母が劂䜕皋か匁償したかもしれないが、定かではない。

    ヌヌヌヌヌヌヌヌ次回に続くヌヌヌヌヌ

     
     
     
    䜕の取り埗もないそんな自分が奜きですが笑、気たたで超倚忙なおばさんおばばです。 トむプヌのプヌくんが僕の盞手しおくれないなら拗ねちゃうぞっお蚀っおたす。(笑笑