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Photo bykikidemain

せりふ三題噺  駅弁戦国時代!知られざる隠密2人の偉業!ベンベン



    ■セリフ
    「すきま風かな?」
    ■三題
    ・胃カメラ
    ・かに
    ・レース


    「すきま風かな?」

    窓に振り返る…と思わせて、そこだ!

    ノールックで換気ダクトから覗いていたヤツを素早くつかんで引きずり出した。

    長い触手の元には胴体部があり、触手の先には目がある。
    胃カメラ状の異形の者だった。

    「怪しいもんじゃないよ!
    オイラ、スコープってんだ。」

    「そのナリで図々しいセリフを吐くではないか。」

    「確かにちょっとばかり変わっちゃあいるけどさ、その辺の悪党よりはマシな生き方してるよ!」

    「いかにもなことを言うものだ。
    して、何用であるか。」

    「アンタに協力したいんだ。」

    いかめし派
    かにめし派

    駅弁一派の中でも抗争が深刻化している派閥をなんとか鎮静化させるために各派閥は隠密行動をとっていた。

    「牛めし派から遣わされた拙者をフォローしたいとの申出とはありがたいが、うぬはどこからじゃ、返答によっては…」

    納得のいく答えだった。
    元より旅と駅弁は切り離せないもの。
    旅に付き物は駅弁だけでなくカメラもだ。
    影になり日向になりお互いを支えてきた。
    表立ってはいないが光学機器メーカーはどこも駅弁一派に資金提供をして支えてきた。

    「カメラマンとして隠密行動に向いてるオイラが選抜されたってワケさ。
    これでも過酷な選抜レースをクリアしてるんだぜ!」

    「ふむ、隠密行動とは言え記録がしかと残れば今後の平和維持に役立つことこの上ない、拙者を含めた姿を第三者が撮影してくれるならば有難い。」

    「だろう?しかもさ、姿を隠して撮影できるから自然な姿を残せるさ!出来レースなんて言われないようにね!」


    そして隠密行動は実行される。


    三派が協力する駅弁が売り出されている現在ではあの血で血を洗う抗争は過去のものとなり、若者にはそんな凄惨な過去があったことすら知らない者もいる。

    『三色めし  いかにもぎゅうっと❗️』

    この合同駅弁が各地の融和を促す先駆けとなり、今の平和的状況を確立させたのは言うまでもない。

    各地では当時撮影されたフィルムを元に紙芝居が作られ、幼年期の道徳教育資料として活用されている。

    あの隠密2人の今、
    全国漫遊のゆるキャラとして活躍している。


    こちらに参加させていただきました⚔️

     
     
     
    ちょっとしたやり取りをきっかけに文章を書き始めましたら、読んでくれた方にこちらを勧められて始めてみました。 絵が下手なので文章や短いコピーを考えています。 工作品などもご紹介できたらと思います。 文章同様に奇怪なものが多くはなると思いますが…。 笑ってもらえたら幸いです。

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