メインコンテンツへスキップ
見出し画像

アマノ文筆クラブ 『推し活と串カツ、どっちにするの?』

    Ryu

    推し活とホストへの貢ぎ物って、同じじゃない?
    どちらも、我がものにはならない存在に、お金を注ぎ込んで。
    それとこれは違うって、何が違うの?
    そしてもしあなたにパートナーがいるなら、それって浮気だよね?
    気持ちが完全に他者に奪われてる。
    浮気だよね。

    違うんだって、そーゆーんじゃないんだって。
    推し活と恋愛は違うの。
    推し活は「見返りを求めない応援」だからね。
    そんな恋愛ってあり得ないでしょ?
    愛情って意味では一緒かもしれないけど、そこから先はまったくの別物なの。
    同じ推しを持つ仲間と連帯感を持てるんだよ。
    これが恋愛だったら、周りは皆ライバルになるわけだから。

    んー、イマイチ腑に落ちないな。
    まあ、男女の考え方の違いってのもあるんだろうけど。
    ……で、推し活と串カツ、どっちにするの?
    今夜もライブがあるんでしょ。
    私と串カツ屋に行く約束、反故にする?
    人気のお店でさ、一ヶ月前に予約してるんだけど。
    ……え?なんでそんなにその串カツ屋に行きたいのかって?
    実はさ、私の推しがね、その店に何度か訪れてるんだって。
    もしかしたら、偶然会えるかもしれないでしょ。
    そう、だから、串カツで推し活なの。
    だって私、パートナーいないし、ホストにも貢いでるから同じだって言われても気にならないし、串カツ食べたいし。
    あなたは彼氏がいるんだから、推し活するよりも、私と串カツ食べに行く方が正解なんじゃない?

    ちょっと待ってよ。
    無茶苦茶じゃない。
    あなたの推し活に付き合わされるところだったの?
    私の推しを差し置いて?
    推し活と串カツ、どっちにするの?って、聞くまでもないでしょ。
    推し活と恋愛は違うんだから、悩んだり、選択に迷ったりなんかしないの。
    いつだって答えはひとつ。
    推ししか勝たん。

    こちらの企画に参加させていただきました。
    よろしくお願いいたします。

     
     
     

    Ryu

     
     
    書くことは好きだった。まずは教科書の片隅に。 2、3行ほどの妄想から始まったように思う。 きっと今じゃあんなのは書けない。 あの頃が懐かしい。 でも、頑張ります。

    あなたへのおすすめ