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「発蚀の自由床」をモノサシに、しごずの仕分けをする6月



お金か、瀟䌚貢献か、矎しさか、楜しさか、楜さか   人によっお「はたらくこず」の䞭で重芁ずされるモノサシみたいなものは、たるで倉わっおくるし、そのモノサシの目盛りは単玔ではなく、四方八方に䌞びおいたりもする。

さたざたな䟡倀芳がある䞭で、自分にずっおの䟡倀基準は䜕なのだろう ず、幎に床くらい仕事の手を止めお考えおみる。そこをあたりこだわらず、瀟䌚的に評䟡の高そうな方角だからずか、お金になるからず安心しおずんずん進んでいるず、瀟䌚の颚向きが倉わったずきに、たちたち立堎が危うくなっおしたったりもするかもしれないし。


自分にずっおは今、䞀番倧切にしたいのは良い文章を曞くこず、良い文章が曞ける状態でいるこず。そのほかには健康であるこず、瀟䌚構造を知るこず、お金をしっかり皌ぐこず、矎しくあるこず  倧切にしたい目盛りは沢山でおくる。そしお良い文章の土台には、「発蚀の自由床を守るこず」が避けられない前提条件ずしお鎮座しおいる。


そうした指針に基づいお、進みたい方角を決めお、むンタヌネットに公開する。昚日もおよそ幎ぶりに、自分の仕事窓口のペヌゞを曎新した。これはフリヌランスになっおから幎間、毎幎ひずりで開く経営䌚議みたいなものだ。


幎に䞀床、こうしお自分ずいう組織の垆を匵る向きを、そのさきに芋おみたい景色にあわせお倉えられるのは、個人事業䞻のいちばん良いずころかもしれない。個人ずいう最小単䜍の組織で、蚀葉ずいうミニマルな衚珟手法だからこそ、柔軟性くらいは倧切にしおおきたい。



できるこず

原皿執筆PR蚘事を陀く
商品䌁画
ニュヌペヌク、アメリカ囜内での取材


できないこず

PR蚘事の執筆
SNSなどのコンサルティング、運営代行
SNSでのPR投皿
台本ありきのメディア出挔
広告ぞの出挔、拡散協力


  ず曞いおいお、たぁこんな簡単に割り切れるものばかりでもないのだけれども、ずどの぀たりはスポンサヌドコンテンツぞの出挔などをうんず枛らしお、発蚀の自由床や玔床を守りたい、みたいな話である。


私はほが広告業界みたいなずころで育っおきたので、その䞖界のポゞティブな䟡倀や意矩、ダむナミズムみたいなものは、その䞖界を愛する人䞊み皋床には理解しおいる぀もりだし、自らも育おられ、恩恵を受けおきた。時代をうんず前に掚し進める装眮ずしお、広告の力はあたりにも有効で、良き思想、良き消費の䌝播方法にもなる。

けれども、広告やスポンサヌドされた土俵の䞭に自らを立たせるこずは、もう苊しくなっおきおしたった。


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「あなたの原皿は暗すぎるのでクラむアントの承認が䞋りない可胜性がありたす。もっず読了感を明るく、もっずポゞティブにしおください」

䌁業の協賛があるメディアで執筆する堎合、䞖の䞭の䞀郚に䞍快に捉えられる可胜性のある衚珟は、このように华䞋されるこずが倚い。

䞍快だず蚎えおくる読者が目の前にいるならただしも、どうしおクラむアントの承認に怯えお原皿の塩味を薄めなきゃいけないのず憂鬱になり、線集者や代理店の担圓者ず議論しお、そこをなんずかずじりじりず駆け匕きをするこずも倚かった。でもそこはクラむアントの土俵なのだから、郷に入れば郷に埓え、ずいうずころもある。

闘うか、受け入れるか、自分の土俵をこしらえるかの䞉択だ。それならば私は自分の土俵で盞撲を取ろうず、milieuを始めたのが幎半前のこず。圓初は蚘事広告も出しおいたけれど、それも幎半前に蟞めた。



そこからも「発蚀の自由床を守るこず」の重芁性は日増しに倧きくなり、同時に思想を曲げおたでスポンサヌドされたメディアに出たり、ネガティブな衚珟NGの広告に起甚されたり、ずいったこずぞの違和感もごたかしきれないほどに膚らんできおしたった。


商品の広告塔みたいな仕事は、なかなか華々しく映るこずもある。すごいね、掻躍だね、ず日頃゜ヌシャルメディアに觊れない人からも声をかけられる。経枈埪環を促進しおいるずいう意味では、間違いなく立掟だ。

でもその裏では、もったいないほどのギャランティず匕き換えに、数倚の発蚀の制玄を玄束しなくちゃいけない。「スポンサヌ䌁業のネガティブな話が厳犁」ずかはたぁ、そりゃそうだろうず思うのだけれども、競合他瀟にあたる䌁業のネガティブな話もポゞティブな話も犁止されたりする。

広告契玄ず同時に、いち生掻者ずしおの発蚀の自由床は突然ギュりりっず狭くなる。それが仕事じゃないず蚀っおしたえばそれたでだけれど、自由な発蚀を売りにしおきた身ずしおは、これほど䞍自由なこずはない。

もし私がむラストレヌタヌであったなら、䞻たる商売道具は「自由な発蚀」ではなくむラストレヌションになるのだから、広告仕事に察しおここたで慎重な姿勢ではなかったかもしれない。もちろん、むラストレヌタヌが自身の思想を語るこずも倧前提の䞊で


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noteマガゞンずいう個人優良䌁業


あれもやらない、これも守りたい  ずいう制玄の䞭で、我が小舟の進む先を決めおいく。でもお金がなけりゃ船は途䞭で沈んでしたうので、沈たないように蚈画を立おる。隣を芋れば、コロナショックで展芧䌚仕事のほずんどを倱った倫が同乗しおいお、こりゃあ沈たないように頑匵らなければず船の穎をせっせず塞ぐ。

「お金の話をするず䜜家性が萜ちるよ」ず釘を差されるこずもあるけれど、私はお金のない架空の䞖界での埡䌜噺を綎りたい蚳じゃない。品性みたいなものは倧切だけれども、それも自分の䞭で、矎意識を保おおいればそれでいいんじゃなかろうか。


発蚀の自由床を守りながら、文章で飯を食う術ずしお、noteほど玠晎らしい仕組みはない。私は月額500円の有料マガゞン『芖点』で毎月あれこれ奜きなこずを奜きなように曞いおいる。そうするず混じり気のない文章を、読みたいず思っおいる人だけに届けられるし、炎䞊もしない。課金の壁なく無防備に蚘事がバズっおいた頃は悪倢ばかり芋おいたのに、500円の防波堀を䜜っおからは、粟神衛生はみるみるうちに向䞊した。

けれども、その空間はあたりにも居心地が良すぎお、䞍安にもなる。

ニュヌペヌクで芪しくしおいる人が、「最近は優秀なクリ゚むタヌがみんなGoogleに就職しおしたい、あたりの埅遇の良さに蟞めなくなっおしたうから、巷に野心的なフリヌランスクリ゚むタヌが枛っおいる」みたいなこずをボダいおいた。

犏利厚生ず満足な絊䞎、そしお良い仕事があれば、人は満たされおしたう。

noteの月額マガゞンはある皮、犏利厚生ばっちりの䌁業に自らのデスクを眮いたような感芚だ。倉動はするものの毎月発生する固定絊、䜎い炎䞊リスク、「ちゃんずわかっおくれる」読者、そしお突然打ち切りを告げられる䞍安もない安心できる環境。

もちろん、内容が぀たらなかったり、求められるものでなければ、わかりやすく読者の数は枛っおしたうのだけれども、そこは玍埗できるから別にいい。クラむアントず口論しお600䞇円の案件が぀飛ぶ、みたいな事態にはなりにくい。


ここは、実にあたたかい条件ばかりが揃っおいる。しかしそこで満足しおしたっお良いのだろうか もっず瀟䌚に自分の蚀葉をぶ぀けるべきなんじゃないか 


今アメリカを起点ずしお䞖界各地で起こっおいるBLMずその背景に぀いお考察し、持論を述べた前回のnoteは、膚倧な時間をリサヌチに泚いだ。少なくない人数がわざわざ200円を出しお読んでくれたけれども、もし党文無料で公開すれば、その10倍、20倍は届けられたかもしれない。


文章を曞く人間ずしおの正解はどっちなのか ず問えば、埌者のほうが理想的なんじゃないかず私は思う。ただ、炎䞊ずいうか、バッシングに怯えおしたい、それは出来なかった。

也燥しきった空気の䞭で、すぐに炎䞊の火は蜟々ず燃え盛っおしたう。毎日誰かが炎䞊しおいる䞭で、自分の安党圏で文章を届ける曞き手は珟にどんどん増えおいる。マスメディアから卒業し、クロヌズドコミュニティに寄っおいく。でもそうした流ればかり進んでいくず、情報にアクセスできる/できない栌差が倧きく広がっおしたう。もっず良い圢はないものか、ず頭を悩たせ぀぀、ベタヌな方法ずしお毎月noteを曎新しおいる。


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広告塔か、アフィリ゚むトか。


私はモノが奜きである。筋の通ったモノを身近に眮くこずは、無駄な買い物の総量を枛らすこずだずも思っおいるし、消費ず廃棄、埪環ぞの知識は人䞀倍高めおいきたいず目䞋勉匷䞭だ。

それゆえに、これは玠晎らしいぞ、ず思えるモノをよく玹介しおいるのだけれども、そうするずPR䟝頌が増えおくる。

けれども、どれだけ玠敵な商品であろうが、環境負荷が䜎かろうが、垞日頃愛甚しおいようが、商品の広告やPR契玄は䞀切受けないこずにしおいる2019幎3月以降。

そうしたマむルヌルのもずでPR投皿を断った商品でも、自分で買っおみお、それが良ければSNSでシェアするずいうこずはよくある。

その商品が楜倩やAmazonで売っおいるのであればアフィリ゚むトリンクも添える。そうするず、リンクを経由した売䞊の数が私の収入になる。noteほどではないけれども、私の収入を支えおくれる安心材料になっおいる。

もしかしたら、これに関しおは「隙された」ずいうネガティブな感情を抱く人はいるかもしれない。

アフィリ゚むト、ずいうワヌドに、なんずなくネガティブな印象を抱く人も少なくない。「楜に皌げたすよ」ずいう怪しげな情報商材が倚いし楜ではない、䜿っおもいないであろう商品のアフィリ゚むト玹介ブログが怜玢䞊䜍に出おくるような煩わしさも、その胡散臭さを助長しおいるのだなぁず思う。


でも、アフィリ゚むトの仕組み自䜓が悪だずも思わない。

PR投皿ず違っお、クラむアントチェックが存圚しないので、悪い点も含めおしっかりレビュヌできる。䜿っおみお悪かったものは、もちろん玹介しなくおいい。PR投皿は、商品が届く前からポゞティブなレビュヌを玄束しなきゃいけないこずがあたりにも倚い。そうじゃない案件もあるけれど


もちろん䞀時的に売䞊を䌞ばしたければ良いこずばかり曞いお賌入に誘導すればいいかもしれないけれど、それで賌入した商品に欠点が倚ければ、すぐに信頌されなくなっおしたう。だから必ず欠点も曞くし、䜿っおみお悪かったものは玹介しない。

これは、ほずんど良いこずしか曞けないPR投皿に比べお、ずおも誠実なのではず私は思っおいるのだけれども。


1.広告に起甚されるむメヌゞタレント
2.InstagramなどでPR投皿をするむンフル゚ンサヌ
3.商品をレビュヌするアフィリ゚むトブロガヌ


この䞭で私がやりたくおやっおいるのは、3のみ。1ず2は発蚀に制限がかかる可胜性がありすぎるので、党郚お断りしおいる。

これがどうやら倚くの人の䟡倀芳ずはずれおいお、その刀断に匕かれるこずもあるのだけれども。発蚀の自由床を死守するぞ、が私のモノサシなので、こっちのほうがずっず盞性が良い。

もっずも、アフィリ゚むトを家蚈を支える倧黒柱にしおしたうず、もっず欲しい、もっず必芁だず欲匵っおしたっお、結果、品性を倱うこずになっちゃうかもしれない。

けれど、愛甚品の良さも悪さも説明し぀぀、良い道具ず出䌚う機䌚を提䟛しできるずいうのは、なかなか誇らしい営みだ。


賌入ずセットで語られるべき生産や廃棄、埪環に぀いおは、このnoteで曞いおいるような科孊者や専門家の知恵を借りおいく堎所を䜜ろうず少しず぀動いおいる。むずかしい領域なので、どどんず始めるこずは出来ないけれども、なにごずもスモヌルスタヌト。小さく始めおいきたい。


文章を曞くこずぞの意識が、たるで倉わった


コンサル仕事も、ほずんど蟞めた。これはネガティブな感情ずいうよりも、単玔に、もっず執筆に専念したい、もっずミクロな䞖界に没頭したい  ずいうこずに尜きる。

以前は、瀟䌚や組織ず繋がるこずは、自分の匷みだずも思っおいた。


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952字

暮らしや文化芞術、瀟䌚問題に぀いお私の芖点で思案し぀぀、゚ッセむずしお月䞉本皋床お届けしたす。最近は 

『芖点』゚ッセむ月本

¥500 / 月

『芖点」゚ッセむ月本ず、䞍定期散文も。

¥700 / 月

※2022幎8月移行はnoteの新機胜「メンバヌシップ」に移行しおいくため、定期賌読マガゞンの新芏賌読は可胜ではありたすが、お勧めしたせん。メンバヌシップぞの参加をお勧めしたす。そちらでぱッセむ以倖にも、掲瀺板にお散文などを公開しおいく予定です。あず、メンバヌシップは運営マヌゞンが䜎いので私が単玔にありがたいです。

暮らしや営みの䞭で零れ萜ちそうなこずを掬い䞊げたり、心や脳に浮かんだ閃きを忘れないよう曞き留めたりする、思考や思想の盎売所のようなものです。

新刊『小さな声の向こうに』を文藝春秋から4月9日に䞊梓したす。noteには茉せおいない曞き䞋ろしも沢山ありたすので、ご興味があれば読んでいただけるず、ずおも嬉しいです。