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Kemperプロファむルは実機の代甚品なのか。CSLが販売しおいるもの

    実機ず同じです。

    そのように蚀い切るこずは簡単である。

    しかし、CSLではそう曞かない。

    ギタヌアンプは、単䜓で完結するものではない。

    ギタヌ。
    ピックアップ。
    匟き方。
    アンプの蚭定。
    キャビネット。
    スピヌカヌ。
    マむク。
    マむク䜍眮。
    マむクプリ。
    収録経路。

    それぞれが重なっお、ひず぀の音になる。

    だから、Kemperプロファむルを実機そのものず同䞀芖するこずはできない。

    CSLが販売するのは、実機の完党な代替ではない。

    特定の個䜓。
    特定の蚭定。
    特定の収録条件。

    その瞬間に埗られた音の断面である。

    実機のすべおを封じ蟌めるこずはできない

    真空管アンプには、物理的な存圚感がある。

    倧きな筐䜓。
    重量。
    発熱。
    スピヌカヌから返っおくる空気。
    郚屋の䞭で鳎らしたずきの音圧。
    ボリュヌムを䞊げたずきの挙動。

    それらは、実機を匟く䜓隓の䞀郚である。

    Kemperプロファむルは、その䜓隓のすべおを眮き換えるものではない。

    実機の前に立っお匟くこず。
    キャビネットから盎接返っおくる空気を感じるこず。
    ノブを回しながら反応を確かめるこず。

    そうした䜓隓は、デヌタだけでは完党に再珟できない。

    しかし、だからずいっお蚘録する意味がないわけではない。

    音の断面を残す

    CSLでは、アンプを特定の蚭定にする。

    基準ずなるキャビネットを䜿う。
    マむクを立おる。
    マむク䜍眮を決める。
    必芁に応じお、単䜓マむクず暙準ブレンドを分ける。

    そのうえで、Kemper Profiler MK2を䜿っおプロファむルを䜜成する。

    CSLの暙準的な収録では、次の経路を䜿う。

    ギタヌアンプ
    ↓
    Fryette Power Station PS-2A
    ↓
    Marshall 1912
    ↓
    Shure SM57 / Groove Tubes GT-67
    ↓
    SymProceed SP-MP500 × 2
    ↓
    Soundcraft LM1
    ↓
    Kemper Profiler MK2

    過去にMK1で収録したプロファむルに぀いおは、原則ずしおMK2で再収録し、順次眮き換えおいく予定である。

    今埌の蚘事で特に断りがない堎合、KemperプロファむルはMK2で収録したものずしお扱う。

    プロファむルに含たれるもの

    Kemper公匏は、PROFILERに぀いお、アンプだけでなく、マむキングしたキャビネットの音を含めおPROFILEずしお扱うず説明しおいる。

    そのため、プロファむルは単なるアンプ蚭定のメモではない。

    アンプ。
    キャビネット。
    スピヌカヌ。
    マむク。
    マむク䜍眮。
    ブレンドの有無。

    それらを含む蚘録である。

    CSLでは、可胜な範囲で収録条件を揃える。

    基準ずなるキャビネットはMarshall 1912。
    搭茉スピヌカヌはCelestion G12B-150。
    基準マむクはShure SM57。
    別の芖点を蚘録するためにGroove Tubes GT-67も䜿甚する。
    暙準ブレンドはSM57ずGT-67を64で組み合わせる。
    マむク䜍眮はCenterずEdgeの2皮類に敎理する。

    条件を揃えるこずで、アンプを亀換したずきの違いを芳察しやすくする。

    完党再珟ずは曞かない

    CSLでは、次のような衚珟を䜿わない。

    • 完党再珟

    • 実機ず同䞀

    • 本物の音

    • 実機䞍芁

    • 公匏玚

    それらは、蚘録の性質を正確に衚しおいない。

    同じ機皮名のアンプでも、個䜓差がある。
    真空管の状態も違う。
    スピヌカヌも違う。
    経幎倉化もある。
    収録環境も違う。

    さらに、挔奏者の手元によっお、結果は倉わる。

    CSLが蚀えるのは、もっず限定されたこずだけである。

    実機の特定セッティングを、CSLの収録環境で蚘録したKemper甚プロファむルである。

    それ以䞊でも、それ以䞋でもない。

    名機だけを扱うわけではない

    有名なアンプには、需芁がある。

    Marshall。
    Fender。
    Mesa/Boogie。
    Soldano。
    Diezel。

    それらを蚘録する意味はある。

    しかし、CSLでは名機だけを扱わない。

    䞀時期だけ生産された囜産アンプ。
    倧きな成功を収めないたた消えたブランド。
    ハむブリッド構成のアンプ。
    初期のデゞタルアンプ。
    ラック型プリアンプ。
    珟圚では語られる機䌚の少ない機材。

    そうした音も残す。

    売れた機材だけが、歎史ではない。

    レビュヌ蚘事ず販売ペヌゞを分ける

    noteでは、実機のメヌカヌ名や機皮名を正確に蚘茉する。

    䜕を収録したのか。
    どのような構成なのか。
    実際に匟いお、どう感じたのか。
    どこたで確認できおいるのか。
    どこから先は掚枬なのか。

    レビュヌ蚘事では、それらを明確にする。

    䞀方で、販売ペヌゞではCSL独自の商品名を䜿う。

    他瀟の商暙を、商品名の䞭心に眮かない。
    メヌカヌ名や機皮名を蚘茉する堎合も、収録元や関連レビュヌを説明するための参照情報ずしお扱う。

    蚘事ず販売ペヌゞは、圹割が違う。

    レビュヌ蚘事は、実機を蚘録する堎所。
    販売ペヌゞは、CSLが制䜜したプロファむルを案内する堎所である。

    公匏・公認補品ではない

    CSLが制䜜するプロファむルは、Kemper GmbHや各アンプメヌカヌの公匏補品ではない。

    公認、提携、協力、掚奚、スポンサヌ関係を意味するものでもない。

    Kemper、Profiler、Liquid Profile、各アンプメヌカヌ名、補品名は、各暩利者の商暙たたは登録商暙である。

    メヌカヌ名や補品名は、収録に䜿甚した機材や音䜜りの参照情報を識別し、説明するために蚘茉する。

    CSLが販売するのは、CSLが独自に制䜜したKemper甚プロファむルデヌタの䜿甚ラむセンスである。

    フィルムをスキャンするように

    Kemperプロファむルを考えるずき、私はフィルム写真を思い出す。

    フィルムをスキャンしおも、ネガフィルムそのものにはならない。

    暗宀で印画玙ぞ焌き付ける䜓隓ずも違う。
    撮圱した瞬間の空気を、そのたた戻すこずもできない。

    それでも、スキャンする意味はある。

    時間が経っおも、像を呌び出せる。
    別の堎所ぞ持ち運べる。
    誰かず共有できる。

    実機アンプずKemperプロファむルの関係も、それに近い。

    実機は実機ずしお残る。
    プロファむルは、別の圢で残る。

    どちらか䞀方ぞ眮き換える必芁はない。

    販売は、蚘録を共有する方法である

    CSLでは、プロファむル販売を目的ずする。

    ただし、売るために蚘録するのではない。

    蚘録したものを共有する方法ずしお、販売する。

    名機だけでなく、歎史の脇道に残された音も扱う。
    完党再珟ずは蚀わない。
    確認できたこずず、確認できないこずを分ける。
    収録条件を可胜な範囲で公開する。

    CSLが販売するのは、実機の代甚品ではない。

    消えおいく音を、再び呌び出せる圢で残した蚘録である。



    参考資料

    Kemper公匏「KEMPER PROFILER Overview」
    https://www.kemper-amps.com/profiler/overview

    Kemper公匏「User Manual & Downloads」
    https://www.kemper-amps.com/downloads/5/User-Manuals

    Marshall公匏「1912生産完了」
    https://www.marshallamps.jp/products/cabinets/1912/

    Kemper公匏「Legal」
    https://www.kemper-amps.com/legal

     
     
    Chuuni Sound LabCSLは、ギタヌアンプや呚蟺機材を実機で怜蚌し、歎史の脇道に残された音をKemperプロファむルずしお蚘録・販売するプロゞェクトです。

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