
リッキー・ファウラーは左でも上手い!Rickie Fowler’s Par Save at 15th | RBC Heritage 【PGAが大好きだ! Vol.29】
*あまり報じられないPGAツアー⛳️を読み解く連載「PGAが大好きだ!」
2026年4月16日
RBC Heritage(RBCヘリテージ)
at Harbour Town Golf Links(ハーバータウン・ゴルフリンクス/サウスカロライナ州ヒルトンヘッド)
RBC Heritage 1st Round 15番。
Rickie Fowler(リッキー・ファウラー)。
今回は、Rickyは首位争いに絡んでいない。
それでも、この一打は記憶に鮮明に残った。
“Toed it, spin it. Oh dear, could go anywhere. It’s gone backwards, towards—away from the green, behind those trees.”
(トウに当たった、変なスピンがかかっている。ああ、どこへ行くんだ。逆方向だ、いやグリーンから離れて木の後ろへ)
右では打てない。
木の裏。
“Okay, let’s see if he can play it left-handed.”
(さて、彼が左で打てるか)
左で、バックフェースで打つ。
“Might go too far. Yeah, that was brilliant though.”
(行きすぎるかもしれない。いや、それでも今のは見事だった)
“That’s going to probably travel through the fairway on the right-hand side, but he advanced that up there probably a good 120, maybe 130 yards.”
(右のフェアウェイまで行くかもしれないが、120〜130ヤード前進させた)
この1打だけでは、終わらない。
“That was a five iron from 221 on a direct line with the flag going over those trees.”
(残り221ヤード、5番アイアンで木の上を越えてピンへ)
“What a play after the lefty shot from the trees over there on the left side.”
(あの左打ちの後で、なんというプレーだ)
“He’s got a good chance of making birdie.”
(バーディのチャンスだ)
結果はパー。
“That’s a five for Fowler at 15. It would have been some birdie, wouldn’t it?”
(15番は5打。バーディだったらすごかった)
Rory McIlroy(ローリー・マキロイ)は、
2014年のThe Open Championship(全英オープン)17番で、右で打てない状況から左打ちで前に出した。同じように、トッププロは、左打ちで状況を切り抜ける技術を持っている。
そして今回、Rickie Fowler(リッキー・ファウラー)も、
右で打てない状況から、左で、バックフェースで打った。
今回のRickie Fowlerの一打も、
過去の名手たちの左打ちと引けを取らない。
最終日の優勝争いは、順当にいけば、
Matt Fitzpatrick(マット・フィッツパトリック)、
Scottie Scheffler(スコッティ・シェフラー)の一騎打ちになるだろう。シェフラーの追い上げがすごいものになる予感がする
でも、前回の記事で書いたスウェーデン人の
Ludvig Åberg(ルドヴィグ・オーバーグ)は、
T6で首位と5打差。まだ優勝のレンジに入っていて、個人としてはÅbergの大逆転を期待している。
そしてRickieはT16で首位と7打差。優勝争いには絡まないと思うが、今回、その才能をしっかりと見せてくれた。優勝の可能性はわずかに残っているし、日系人の家族を持つ選手でもあり、応援したい。
Åbergの大逆転優勝を期待して、
明日のRBC Heritage最終日を楽しみにしている。
