「LINEの返信は翌朝にする」キャラを確立すると、夜の自由時間が3倍に増える
夕飯が終わり、ようやくソファーで一息つこうとした瞬間、スマホが「ピコン」と鳴る。
画面を見ると、PTA時代のママ友グループや、昔の知人からのLINE。
「ねえねえ、こんな動画見ちゃった!」
「今度の集まりだけど、場所どうする?」
悪気がないのは分かっているけれど、正直言って「今、その話に応対する元気はない……」。
けれど、既読をつけてしまったからにはすぐに返さなきゃいけない気がして、あれこれ文面を気にして打ち込み、気づけば30分以上経過してぐったり疲れている。
そんな「スマホの奴隷」になっていませんか?
50代からの人間関係の鉄則は、「どれだけ省エネで、波風を立てずに距離を置くか」です。
今日から「LINEの返信は翌朝にするキャラ」を確立して、自分だけの夜の時間を力ずくで取り戻しましょう。
なぜ夜のLINEはこんなに疲れるのか?
若い頃と違って、50代の夜のMP(マジックポイント=精神的エネルギー)はほぼゼロです。
1日の家事やパート、人間関係で擦り切れた脳に、他人の愚痴やくだらない雑談を処理する余力は残っていません。
それなのに「すぐに返信しなきゃ」と思ってしまうのは、私たちが長年「気を遣ういい人」を演じてきたからです。
「返信が遅いと気分を害するかな?」
「仲間外れにされたら嫌だな」
でも、少し冷酷な現実をお伝えします。
夜の20時以降に届くLINEの90%は、「明日に回しても人生に何の影響もない雑談」です。
緊急の連絡であれば電話がかかってきます。
LINEで送られてくる時点で、それは相手の「暇つぶし」に付き合わされているだけなのです。
「翌朝返信」を定着させるテクニック
では、相手との関係を壊さずに「夜は連絡が取れない人」というポジショニングを確立するにはどうすればいいでしょうか?
手順は驚くほど簡単です。
1.夜20時以降にきたLINEは「未読のまま」放置する
既読をつけると「読んでるのに無視された」と思われますが、未読なら「スマホを見ていない」で通ります
2.通知をオフにしてスマホを別の部屋に置く
視界にスマホがあると「返さなきゃ」という誘惑に負けるので、物理的に離します。
3.翌朝の7時〜8時頃にサラッと返信する
「ごめんね!昨日は早めに寝ちゃってて。〇〇の件だけど〜」と一言添えて返信します。
これを3回も繰り返せば、周囲は学習します。
「あ、〇〇さんは夜早く寝ちゃう人なんだな」
「夜にLINEしても返事は来ないな」と。
これが「夜連絡がつきにくいキャラ」の確立です。
一度このキャラが定着すれば、相手も夜遅くにどうでもいい雑談を送ってこなくなります。
嫌われるどころか、「自分の生活ペースをしっかり持っている人」として、かえって尊重されるようになるから不思議です。
「断る」のではなく「タイムラグを作る」
人間関係を整理しようとするとき、真面目な人ほど「もう付き合えません」とバッサリ断ろうとして、余計な摩擦を生んでしまいます。
チョイタノ流の省エネ技は、「断る」のではなく「タイムラグ(時間差)を作る」ことです。
LINEの返信を半日遅らせる。
グループLINEの盛り上がりが沈静化した頃に「後から知った」体で一言だけ送る。
ランチの誘いには「その日は予定があって〜(※『家でボーッとする』という大切な予定)」と後日答える。
レスポンスの速度を意図的に落とすだけで、相手からのエネルギーの搾取を防ぎ、自然と心地よい距離感にスーッと離れていくことができます。
限りある自分の時間を大切に
私たちの時間は有限です。
そして、50代になってからの「自分の時間」は、何物にも代えがたい貴重な資産です。
他人のヒマ潰しや、気乗りしない雑談に、あなたの大切な夜の時間を差し出す必要は1ミリもありません。
今夜20時以降にスマホが鳴ったら、そっと裏返しにして、自分のお気に入りのお茶でも淹れてみてください。
「返信は明日の私に任せた!」と割り切った瞬間、スマホの向こう側にあった煩わしい人間関係から解放され、静かで愛おしい「自分だけの夜」が戻ってきます。
※TOP画像には、yamaneさんのイラストをお借りしました。
