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「毎日がつまらない」のは脳のバグ?50代主婦を襲う「人生の消化試合感」の正体

美味しいものを食べても、若い頃ほど「美味しい!」と感動しない。

話題のドラマを観ても、途中でスマホをいじってしまい、内容が頭に入ってこない。

大きな不幸やトラブルがあるわけじゃない。むしろ平和で恵まれているはずなのに、毎日がただ同じ軌道の上をぐるぐると回るだけで、砂を噛むように味気ない。

「私の人生、このまま何事もなく、消化試合のように終わっていくのかな」

夜、鏡に映る自分の顔を見ながら、そんな虚無感に襲われたことはありませんか?

そして、「こんな贅沢な悩みを抱えるなんて、自分がわがままだからだ」と自分を責めていませんか?

安心してください。それはあなたの性格の問題でも、心の贅沢でもありません。
50代の身体と脳が迎えた、生物学的な「仕様変更(バグ)」のせいです。


50代はなぜ、何をやっても昔ほど楽しくないのか?

10代、20代の頃、私たちはただ街を歩くだけで、あるいは好きな音楽を聴くだけで胸が躍りました。
それは脳内で快楽物質「ドーパミン」がドバドバと大安売りされていたからです。

しかし50代の脳は、悲しいかな、ドーパミンを極めて「ケチケチ運転」し始めます。

脳があらゆる「体験」に慣れてしまい、新しい刺激に対してピクリとも反応しなくなっているのです。

あなたが「毎日がつまらない」と感じるのは、感性が死んだからではなく、脳の仕様が「省エネモード」に切り替わっただけなのです。

50代女性を包み込む「先が見えてしまった」という諦念

もう一つ、50代を襲うのが「だいたいの結末が見えた」という諦めです。

夫とのこれからの関係、自分たちの経済力、健康状態、子どもたちの将来。。。

若い頃のような「もしかしたら、大逆転劇があるかも」というファンタジーが消え去り、現実的な落としどころが冷徹に見えてしまう。

だからこそ、日常がゲームの「消化試合」のように感じられるのです。

「消化試合」だからこそ、最高のファウルを打ち続けよう

けれど、考えてみてください。

勝敗の結末が最初から決まっている消化試合なら、もう三振を恐れる必要も、監督の顔色を伺う必要もありません。
打席に入って、バットを思い切り振り回し、観客席に特大のファウルを打ち込んだって、誰もあなたを責めません。

「人生を豊かにするための大それた何か」
を見つけようとするから疲れるのです。

つまらない日常を敵視せず、「まあ、脳が省エネ運転してるんだから、こんなもんだよね」と鼻で笑ってやり過ごす。

勝とうとしない。ただ、打席で適当に遊ぶ。

そうしているとたまには、ヒットやホームランを放つこともあると思います。
またそれらがなくても、適当にバットを振っている状態を面白がれる余裕も出てきそうです。

そのスタンスを手に入れた瞬間、あなたの50代は急に、驚くほど生きやすくなるはずです。

※TOP画像には、どわー|毎週日曜LINEスタンプ発売さんのイラストをお借りしました。

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