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ママが園児になった日

    「幼稚園の、忘れられない思い出といえばね。。。」

    うん、何?何?

    「「あたため弁当」だよ」

    あー。
    懐かしい。

    娘の通っていた幼稚園では、寒い時期に、アルミ製のお弁当箱で持って行くと、保温庫で温めてもらうことができたんです。

    私は「あたため弁当」の経験がないので、温かいお弁当いいなぁ、と思ったけれど。。。

    娘は、温まったお弁当が苦手のようで(特に、プチトマトが温まっているのが許せない)、保温庫に入れることのできない、プラスチック製のお弁当箱で持って行ってたんだったな。。。

    「「お弁当参観日」っていうのが、あって。。。覚えてる?」

    あった、あった。
    覚えてる!

    「お弁当参観日」というのは、保護者が、自分のお弁当を持参して、園児や先生と一緒にいただく、というイベント。

    「「お弁当参観日」に、ママさぁ。。。。。あはは」

    ?

    「「あたため弁当」どうしても食べてみたい!って、
    私にアルミのお弁当箱を持たせて、
    「保温庫に入れてもらってね」って。。。
    ・・・で、自分はプラスチックのお弁当箱で持ってきて。。。」

    あー!
    で、お弁当を交換して、
    私が「あたため弁当」を食べたのね?
    うっすら、覚えてる(笑)

    「ちがうよ~!。。。。。あはははは」

    え?
    私。。。
    どうしたんだっけ?


    記憶をたどると、私の中で、「お弁当参観日」は。。。

    小さな娘の隣で、

    小さな椅子に座って食べた、

    「あたため弁当」

    柔らかくなったプチトマトまで、

    嬉しくて、美味しくて、

    心も、ほっこり。。。

    あたたかな思い出♡

    ・・・ということになってるんだけど?


    「ママ、自分でお弁当もらいに行ったんだよー!」

    !

    なんと、園児に混じって、先生のところに行き、
    「あたため弁当」を受け取って、嬉しそうに食べたんだそうで。。。

    「「ママ。。。そんなに「あたため弁当」が食べたいんだ。。。」って、印象的だった」


    ・・・うん。
    それは、
    印象的ですよね。

    それは、
    そこにおられた、他の皆さまにとっても、
    印象的ですよね。

    「あたため弁当」が食べたいあまり、園児になる保護者


    今さらだけど

    滝汗

    ・・・ねぇ、ほんと?
    私、ほんとに、そんなことした?

    「した(笑)」

     
     

    KEIKO

     
     
    コミュ障&彼氏いない歴=年齢から、優しい旦那さんに出会い、結婚15年目です。 過去の自分に伝えるつもりで書いています。日常生活や、思い出を綴ったエッセイも。 https://www.threads.com/@keikocakechocolate

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