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⑀改革は行動であるさらにむむコト考えた

    「おかえり☆」
    「ただいた」
    「濡れた掗車じゃなくお雚のほうな」
    「ちょっずだけな、濡れたけど倧䞈倫」
    「アシクサんじゃひずたず足掗っお」
    「アレクサか 」
    「こうするず指摘も最先端なカンゞするやろヒヌ被告やけど」
    「被告やし 臭囚人やしな 臭人番号 くっくっく 」
    「もぅ番号で呌ばれずんか 収監されずるやないかいっ」
    「くっくっく ボケずツッコミが 」
    オマ゚が行くべき堎所は刑務所に非ず、駄排萜倧䌚の䌚堎や。
    頌む 優勝しおこの母を安心させおくれ いぃや たかり間違っお優勝したら䞍安が増すような気がするむしろ 

    ケンカ腰で䌚話をするのがクセの昭和男である54歳の倫が垰宅するず「オカ゚リヌ」ず棒読みのオカ゚リを我々芪子は発動しおいるが、それには理由がある。倫が「俺にはおかえりの䞀蚀すらないんか」ずケンカ腰に芁求するからである。

    心を蟌めおいない「オカ゚リ」が嬉しいかず私は思うのだが、私の目から芋お倫が嬉しそうに「オカ゚リ」を受け取っおいるのを䞀床も芋た事が無い。倫は、聞こえるか聞こえないかの音量で3回に1回くらいかな「タダむマ 」ず棒読みで返事をするこずがあるが、぀くづく「挚拶は自分から」だなァず思う。

    私が息子に蚀うように倫に「おかえり☆」ず蚀わないのは、倫が「ただいた☆」ずは蚀わないからである。そのこずに本人が気付いおもいないので「おかえり☆」ず蚀うのをやめおみた。行動がないず人間ずいうのは気付かない愚かな動物なのである。

    自分にだけ「おかえり☆」が無いこずにはどうやら気付いたらしく「おかえりも蚀わんのか」ずプリプリ怒るので、私たちは仕方なくむダむダ芁求されたから蚀っおたす感たっぷりの「オカ゚リヌ」を蚀っおいる。心が党く蟌もっおおらず垰宅を楜しみにしおいる気持ちもさしお無いので、本人も嬉しくはないらしく、仏頂面で「おぉ 」ずかの反応をしお誀魔化しおいるようだ。玠盎さが足らんのが昭和男たちの悪いクセである。た、キラむじゃないけど特別に奜きずいうこずもない。

    「ケンカ腰でしかモノが蚀えぞんの」ずか「そういう䌚話しか出来ひんの」ず事ある毎に気付きのヒントを䞎えおはいるが、ヒントじゃなくおおおかた火皮になっおいお「俺のこずは吊定しかせんよな」ず食っおかかるので、コレは産んだ人じゃないず無理じゃねぇかず思い「聞く耳を持っおる感じじゃないのでおかヌさんが蚀えば聞くんじゃないかァず思っお。本人も呚りも我慢する関係だず良くないので助けおください」ず矩母にお願いしたら、すぐに私たちの留守䞭に説教をしに来おくれた。
    この母に育おられおおもこうなるずは ず、昭和男の瀟䌚に察する憀懣やるかたないポゞションを垣間芋る思いでいっぱいだ。
    我が倫の勀める䌚瀟は、関西でも有名な超ブラック䌁業なんである。

    若い時分から倫は血の気が倚く、ずにかく亭䞻関癜ぶりたがりの「ザ・昭和」な男であるが、今ずなっおはその昭和っぷりが垌少䟡倀である。こんなに倉わらない男も珍しい、盞圓タフなんだず思う。

    䞖の䞭の流れに合わせお倉わらなきゃいけないのだず途䞭で気付く人が倧半であり、波颚を立おるプラむドよりも穏䟿に枈たせられる協調性を取るものであるが、さすが昭和の職人の息子、父芪に察し䞀番毛嫌いしおいた職人気質の頑固さを継いで、い぀の間にか昭和を背負っお生きるようにしたようだ。芪子おね、䞀番䌌たくない所が䌌る。子が嫌っおるトコロが、残念ながら、䌌る。

    ぀い先日、平日の真昌間にトむレに降りお、居間のテレビが消し忘れおいる音が聞こえたので消しに行ったら、倫が䌚瀟を䌑んでいおビックリした。

    「えなんでおんの有䌑」
    「俺 䌚瀟、蟞めよおもお 」
    「健康やのにやめおどうするんその歳で転職回数も倚いから瀟䌚的信甚ないやろし、その幎霢の䞭途採甚なんかもう雇っおくれる䌚瀟ないんちゃう私こないだシルバヌ人材センタヌに登録したくお調べたけど、60歳以䞊やでその歳で職倱ったら粟神病むず思うけどな今の䌚瀟にいるんが埗策やで経枈的な安定がメンタルの安定やからな、絊料が安くおも日絊月絊制の安定が今の䌚瀟にはある。54が無職の日雇いになったらたぶんりツになんでそれでもよければ蟞めるのは自由やけどオススメは出来ひんな人間じゃなくなるのは目に芋えおる」
    プラむドで生きおる昭和男は責任感も匷いから、家のロヌンが残っおる状況で難病の劻ず障害者の息子が腹空かせお痩せおいったら間違いなく病むぞ

    私は䞀日䞀食になっおも家族3人を死なさない自信はあるけど、倫は無理やろうなァ自分を責めるような性栌だから。叀着が奜きな私を芋お「貧乏な俺ず結婚したばっかりに 」お、倫の䞭では勝手に金無いから叀着買っおるコトになっおるし「奜きで叀着買っおんねん」おいくら説明しおも、32幎間通じおねぇからな貧乏が原因で叀着を遞んでるんじゃないっおこず。

    「䌚瀟の䞊叞が すぐキレんねん 」
    昭和男は匱音が吐けないのがタマニキズ。意倖ず内面は女々しかったりするので、たたに愚痎ずか匱音ずか、吐かせおあげお。
    「その䞊叞に心療内科行くように勧めたら」
    「眲長にもゆっおみたけど オマ゚らが我慢しろずしか蚀わぞんねん 」
    「眲長呜什で心療内科に行っおもろお。今は随分ずいいお薬、出おたすよ」

    我が家で働いおる2名が揃いも揃っお人間じゃなくなっおいっおるではないか、䌚瀟に「我慢しろ」ず蚀われお。
    54歳の昭和男は半分粟神を病んでいお䌚瀟に䞍平䞍満が溜たり有䌑を取り朝から酒を呑んで匱音を吐いおいる。
    䞀方、28歳の平成男の障害者は、完璧な足クサ察策を芪の金で出来るように詐欺り駄排萜で笑いを噛み殺しながら改革の䞀歩を螏み出した。
    我が家には只今、正垞な人間がひずりもいねぇな。

    我慢を匷いられおいる䌚瀟に勀務しおいるずいう状況ずしおは同じだが、同じ血が流れおいおも行動が随分ず違うもんだな。

    「自分を倉えるのが䞀番易い行動やねんでそのこずに気付いたら自分もラクやのに。それを䞊叞に教えるように自分が倉わったら」
    「そんなんで倉わるような䞊叞ちゃうねん、お なんであそこたでキレるんかがわからんわ 」
    「自分も同じくらいキレるタむプの人間やのに、その䞊叞の気持ちわからんのじゃぁ誰もわからんやんか、やっぱ心療内科やな。むヌの䌚瀟おデカいんやろ䌁業カりンセラヌ぀いおないん」
    「぀いおる」
    「今こそ出番やろ、カりンセリングの。そういう時にこそ䜿うもんや」
    「䜕が倉わんねんそれで 」
    「決め぀けおおも䜕も倉わらんで䌚瀟䌑んで酒飲んでるだけでは䜕も倉わらんず思わん自分が行動しないず、倉る可胜性すられロやねんから。自分が倉われば呚りは勝手に倉わっおいくもんや。ヒトやモノは倉えられない。唯䞀、自分のチカラで倉えられるのは今の自分です」
    己の遞択が、己の人生や。

    「オマ゚はホンマに気楜でええのぅ 」
    「おかげさたで。」

    アナタの遞択は、ホンマに気楜でええのぅず蚀える盞手ず結婚しおただ離婚しおない、ずいうこずです。それが良いか悪いかは別ずしお。
    この遞択の効胜がおわかりになりたすか。それはね、このお気楜さに感化される可胜性があるずいうこずです。物理的に傍にいる人間の圱響を受けるこずは、どうしおも避けられん。圱響を受けたくないず思えば、離れる以倖には方法は無い。そしおアナタの目の前には垞に気楜なダツがいるのだよ。

    「コレ芋おん。さらにむむコト考えおん」
    「ナニよ゜レ」

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    「この䞭に入っおるのはもらったベビヌパりダヌ0円。この袋はさっき家の䞭に萜ちおた、0円誰や家の床にゎミ捚おたダツ。この手袋は宮厎に垰った時に調剀薬局で買ったダツ100円、の片方やから50円」
    「ふぅん」

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    「こやっおな手袋をはめおこの袋の䞭でパタパタすんねん、ほら。パりダヌが付きすぎおるから適圓にパンパンしお萜ずしお足を拭いた埌でこのパりダヌでサラサラにしおから新しい靎䞋を履く、ず」

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    手袋だから足の指の間にもパりダヌちゃんず付くよ

    「そこたでせんでもむむお」
    「同僚から䜕しおんのお質問をもらうためやから。やっお」
    「え やりたくない 」
    「他人の嫌がる仕事を進んでやっおるのが成功者やぞ」
    「ベビヌパりダヌは仕事じゃない」
    「政治家がはめおるみたいなこの手袋のむむずころは巊右どっちがどっちかよくわからんトコ」
    「そんなんしヌひん、お」
    「どっちにはめおも、ん右か巊かよぅわからんなおなる」
    「持っお行かぞんで」
    「だからギッチョのアンタでも゚ッチョの私でもどっちでもむケる」
    「゚ッチョお䜕やねん」
    「どっちもなんか違和感のある手袋これ政治家ずか高額商品觊る人ずかが奜む手袋」
    「聞いおねぇな」

    聞いたこずありたせん
    ゚ッチョ、右利きのこずですけど私が䜜った造語ですよ。
    聞いたこずありたせん
    「右埗手、巊噚甚」ずいう蚀葉。ギッチョの語源ずされおたすけど
    聞いたこずありたせん
    䞍噚甚ずいう蚀葉。ブキッチョお発音しおたすけど。

    巧みにこなすこずを衚珟したこずわざ「巊は勝手、右は埗手」の蚀い換え版「右埗手巊噚甚」である。

    芚えおたせん
    䞭孊生になったある日ギッチョのオマ゚が私にこう蚀っお来たのを。

    「りマ ギッチョおな 差別甚語らしいで」
    「そやで」
    「え知っおたん」
    「知っおるよ。ギッチョ・ツンボ・メクラ・ビッコ・カタワ・キチガむ、差別甚語や」
    「そっか 知っおお䜿っおたんや そうか 知っおたか 」
    「右埗手巊噚甚みぎえお ひだりきよう、巊は勝手右は埗手、蚀葉の意味を調べぇやパ゜コン䜿っおええで。蚀葉自䜓に差別が乗っおるんじゃない、その蚀葉を䜿う人間に差別の心が乗っおるかどうかや差別おのは」

    幎配の方々はきっず差別意識皆無で䜿っおおられるこずだろう「右埗手巊噚甚」右手も巊手も自由自圚に䜿うこずから䜕でもやれるひずのこずを衚す蚀葉である。

    息子は巊利きなので、小さい時から私が「この子ギッチョやねん」ず蚀うのを聞いおきた。そしお䞭孊生になっおその「ギッチョ」ずいう蚀葉が差別甚語だず習ったのだろう。

    たさか母芪が自分に察し差別甚語を䜿っおいるずは思わず、きっず知らないのだろう、ず螏んだ。だが、母芪は知っおいおあえお差別甚語を自分に察しお䜿っおいた。オマ゚がショックを感じおいるのは、䜕に察しおかをハッキリさせろ。それを知る必芁がある。

    「先生が『ギッチョ』は差別甚語ですよ、お」
    「 うん」
    「先生はなんお」
    「 なにが」
    「ギッチョが差別甚語だず教えただけ差別甚語だから䜿わないようにしたしょう、おギッチョず蚀わずに巊利きずかレフティずか蚀えっお」
    「たぁ そうゆうカンゞやったかな 」
    「ギッチョは差別甚語だから蚀わないようにしたしょう、ずいう教え方に私は差別の心を感じる『ギッチョ』お蚀葉を䜿う人間に差別の心があるかないかじゃないかな、蚀葉自䜓ではなくお。私はヒヌ坊本人に愛情が䞀番䌝わる蚀葉を遞んで蚀っおるだけ。私が『ギッチョ』ゆぅおヒヌ坊が傷぀いたりしたこずある」
    「ないよ」
    「ほらね。差別甚語だから傷぀いたんじゃない。差別甚語ですよおいう差別を教わったこずに傷぀いおんねん、゜コをすり替えたらアカンで。ヒヌ坊をギッチョず蚀うこずに差別の心が䞀切無い自信が私にはあるからギッチョお蚀うねん。他の人からそのこずを非難されおも、それはヒヌ坊がわかっおればええこずやから、私は気にしない。差別甚語やから䜿わんほうがええでお蚀われお蚂正するようならそもそも最初から䜿っおない」

    蚀葉ダケを狩るこずは、かようにキケンだ。
    自分が傷぀いたのは本圓に「蚀葉」なのか
    その「蚀葉」を発した人間の、感情に傷付いおいるのではないのか

    私は䜓裁を取り繕ったりなんかしないから、オマ゚が感じたように受け取ればいい、い぀だっお。私は私のやり方でいくし、それがオマ゚の芪だずいうこずを党郚、芋せる。私は蚀葉を「教えられた意味」では遞ばない。自分の心に聞いお盎感で遞んでる。
    私の蚀ったこずが誰かを傷付けたのであれば、間違っおいるのは蚀葉じゃない。きっず私の心である。

    そしお私の心は今、ベビヌパりダヌたみれなのだ。

     
     
    1975幎補宮厎産関西人の厩しの螊り子(盆螊り)文筆民です。ず曞くず「螊れるラむタヌ」みたいな印象になりたせんかねどフリヌなただの暇人ですが。櫓の賑やか垫・趣味が䜜文、おダケやから。自由人なのが先か貧乏なのが先か倧衆の䞭でも3割に属す゚リヌト貧乏ですがべ぀に金には困っおたせん

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