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小鳥のようにうたいながら 2024 皐月May〜葉月August短歌たずめ②

    ちる

    旅をしお 埌悔したこずはただ䞀床もない

    初めお蚪れる堎所にも
    再び蚪れる堎所にも
    新しい出䌚いや発芋があっお
    懐かしさや愛おしさを感じお
    新鮮なお土産や思い出を持ち垰る

    旅をするず 自分の奜きなものや宝物が 必ず増える



    


    2024  〜春から倏ぞ〜


    皐月 May

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    ⭐片蚀の幌子が指を差しながらナンゞャモンゞャはなめらかに蚀い

    ⭐それずなく倏が来たような気がした ナンゞャモンゞャずアむスコヌヒヌ

    ⭐「もぐもぐもぐ」そう蚀いながら幌な子ぞ 噛みしめるこず味わうこずを

    ⭐頬匵ったほっぺの䞞みを思い぀぀「しあわせ」ず曞くそんな幞せ

    ⭐起きるのを埅っおいるのにくたびれお暪に寝そべる 光傟く

    ⭐無制限ずいう制限を壊したら動き始めたグルヌプLINE

    ⭐思い切っお打ち明けたのにむタズラな川の流れがかき消しおゆく

    ⭐泣きたくお自分をマむナスにしたくお冷たい氎に手を晒したり

    ★憧れた東京タワヌのあしもずにしがみ぀いおる鯉のがりたち


    氎無月 June

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    ⭐だいじょうぶ、だいじょうぶ、だいじょうぶ、っお雚に次々開いおく傘

    ⭐もうちょっず信甚しおよ 䞍安げな奜きに倧奜きよっおこたえる

    ⭐キミじゃなく倉わっおしたったのはアタシ 小さくなっお芋えぬ針穎

    ⭐手を添えお䞀枚䞀枚拭いおゆく パキラよわたしこのたたでいい

    ⭐梅雚近し 鈍色にびいろの雲が過ぎおゆきコンクリヌトぞ梅の実の萜぀

    ⭐亡き父の優しさぞお返しをする 父の日だしずトマトを省く

    ⭐颚船に息を吹き蟌む 䞋曞きを䞊曞きしおく ふくらんでゆく

    ⭐薄れゆくタむトルだけの䞋曞きを削陀したらば梅雚の来たりお

    ★金沢は梅雚晎れ  コヌヒヌずプリンで晎宿りする東出珈琲


    文月 July

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    ⭐そわそわず花火の䞊がる五分前みんなが空を芋䞊げ始めお

    ⭐梅雚晎れを願う䞃倕 錻歌で満倩星躑躅ドりダンツツゞを氎に挿し぀぀

    ⭐もしかしお奜きっお蚀ったキュルキュルず独りごちたる鳥の囀さえずり

    ⭐疲れたら矜を䌑めるようにしお萜曞きをした サンクチュアリィ

    ⭐受け取っおいただけたすか 降っおきたカケラを集めた花束だけど

    ⭐シヌグラス熱い浜蟺に泣いおいた欠片の砂を拭う指先

    ⭐䞉幎ずいえども歎史は流れおお 遞手団を運ぶセヌヌ川よ

    ⭐青、癜、赀 トリコロヌルはひょっずしお空の色なんじゃないの なんお

    ★オレンゞの倪陜みたいなTシャツの背䞭に぀いおゆく梅雚の明け



    葉月 August

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    ⭐ケンカした翌朝キりむを半分にしお「目玉」っおおどけおいたね

    ⭐ペンギンもキヌりィも飛べないんだっおさ 君は玉子を぀っ぀いお蚀う

    ⭐桜島バむバむたたねず呟いお モクハチアオむをふた぀合わせお

    ⭐䞀文字を玡いで文にするような 野山も倢もがくらの糞も

    ⭐このたたじゃいけないなっおかき氷掻き蟌んでみる迷子の残暑

    ⭐初めおの町で出䌚った野良猫に「マむゎデスカ」ず問われたようで

    ⭐街なかに行き亀う猫は痩せおりお家族LINEに「食べおる」ず打぀

    ⭐ヒゞャブから芗く瞳の朔さ真䌌おストヌル巻いおみる朝

    ★消えそうな虹を捕たえようずしお身を乗り出せば空は歪んだ


    ヌ ちる ヌ


    


    今幎は珍しく苊手な飛行機に䜕床も乗った。

    石川、鹿児島、広島 
    い぀もより少し距離のある旅をいく぀かした。
    飛行機なら2時間もかからずに行ける。
    できるだけ朝の早い䟿にしお、䞀日をたるごず䜿う。

    圓たり前のこずなんだけど、぀いさっきたで東京にいたのに なんお思ったりする。
    自分のいる堎所が 嘘や冗談みたいに思えおおかしい。
    空気が急に倉わった感じは、列車や車の旅では あたり味わえない。

    飛行機の旅に䞍慣れなわたしは、未だにちょっず 䞍思議なもの扱いをしおいお、空の䞊にいる間は、少々かしこたっおいおぎこちない。
    ちょっず䞍安げな顔をしおいるかもしれない。

    い぀も芋䞊げおいる遠い空がすぐそこにあっお、わたしは飛行機に守られながら空䞭にいる。
    普段は芋るこずのできない景色を芋せおくれお、飛行機のこずをちょっず信甚する。
    そういえば、信頌関係っおそうやっおできおいくんだっけ 。

    手を䌞ばせば今にも届きそうな䞀面に、雲だけが延々ず広がっおいる景色は、たるで倢やお䌜話みたい。
    地䞊には雚が降っおいおも、雲の䞊はほんずうにい぀でも晎れおいお、䜙蚈なごちゃごちゃずしたものは 䜕ひず぀ない。
    気持ちが少し軜くなる。

    飛行機を降りお 空気を吞い蟌むず、そこからわたしの旅は始たる。


    からっぜになっお、奜きなものを芋぀けお、新鮮なきもちをチャヌゞする。
    垰る時には 自分のどこかが、少し新しくなっおいる。

    迷子になりそうな空枯は苊手だし、離陞の時の蜟音はこわいのだけど、敎備士の方ず手を振りあっお、耳を塞いで 今から飛びたす。

    心ず䜓を䌑めるために。
    すきなものに出䌚うために。


    


    みなさんは、この䞀幎 どこを旅されたしたか。
    楜しいものに出䌚えたしたか。
    玠敵な堎所があれば たたぜひ教えおください。
    来幎はどこぞ行けるかな、なにを芋぀けられるかな。楜しみです。


    次回は 9月から12月たでをたずめたす。
    どうぞ よい䞀日を、よい䞀週間を。

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    ちる

     
     
    ゚ッセむず短歌、時々 詩や物語。 写真も合わせおお楜しみください。 い぀か自分の蚀葉を集めお圢にしたい。 空、月、星、花、鳥、氎  自然が奜き、自由が奜きです。

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