メインコンテンツへスキップ
見出し画像

ubud ep17 本当の心は自分しか知らない

    「そこである人が現れた。実は話そうと思っていたことがあるの。」
    彼の目を見て、話を始めた。
    「あなたはとても魅力的な人。私の知りたいことをたくさん知っているし、尊敬してる。でも、手を繋いだりキスしたり、それ以上のことをできない。ごめんなさい。友達としてこうして食事をしたりしたい。ただ、あなたが望むような関係性にはなれない。」
    「その、“ある人”が現れたから?」
    「それ以前から感じていたことだから、彼は関係ないと言いたいところだけれど、きっかけではあった。」
    「やっぱりヨーロッパとアジアのカルチャーでは分かり合えなかった?」
    「それも含まれてないわけではない。最初は別れたばかりだということや、忘れられない人がいるからだと思ってた。それもある。いろんなことが混ざってこう感じてる。もし傷つけていたらごめんなさい。曖昧にするよりいいと思って。」

    この記事が参加している募集

     
     
    一人でいたいのに、一人はさみしい * sentimental diary* 言葉にならない感情を救って どう生きるか見つめる 精神の学びの記録* 東京とバリ島のあいだで暮らしながら エッセイを書いています*

    あなたへのおすすめ