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「思うように進まない日もある。それでも、明日はやって来る。七夕に願いを込めて」 #94

    仕事探しが少し足踏み。でも、焦らず次の一歩を待ちながら。


    今日は7月7日。七夕です。

    そして昨日はサッカーワールドカップの試合で、スペイン代表はクリスティアーノ・ロナウド擁する強豪ポルトガルに1-0で勝利し、ベスト8進出。

    一方、日本代表を破ったブラジル代表はノルウェー代表に2-1で破れ、ベスト8進出ならず。
    スペイン代表は次戦ベルギー代表と。
     
    ワールドカップは日毎に盛り上がっていますが、
    64歳のおっさんは日毎に盛り下がっています。

    無職になって1か月あまり。

    6月は仕事探しを最優先にするというより、血液検査や私生活を整えることを大切にしながら過ごしてきた。

    不思議なことに、毎日退屈することもなく、自分なりに充実した時間だったと思う。

    もちろん、頭の片隅には仕事探しがあった。

    焦ってはいなかったけれど、何もしなかったわけではない。

    ただ今回は、これまでとは少し違う感覚がある。

    何となく気持ちが乗らないというか、以前のような焦りがあまり湧いてこない。

    なぜなんだろう。

    年齢のせいなのか。それとも気持ちのどこかが変わったのか。

    決して気持ちに余裕があるわけではない。

    それなのに、今までとは少し違う自分がいる。

    これまでは仕事探しを始めると、不思議とすんなり決まることが多かった。

    でも今回は、どうも歯車がかみ合わない。

    先日受けた二つの面接も、その一つだった。

    一つは通勤時間とバスの運行時間の問題があり、やむなく断念。

    もう一つはホテルの仕事だった。

    面接の雰囲気も良く、担当者は厨房を丁寧に案内してくれて、仕事内容まで詳しく説明してくれた。

    「もしかしたら今週から働けるかもしれない。」

    そんな期待を抱きながら連絡を待っていた。

    ところが、なかなか返事が来ない。

    気になって確認のメッセージを送ると、しばらくして担当者から返信が届いた。

    社内での連絡がうまく共有されておらず、今週から働く人はすでに決まっていたという。

    そのため、今回は採用を見送るとのことだった。

    ただ、「欠員が出たらすぐに連絡します」とも書かれていた。

    正直、「その気にさせておいて、それはないよ」と思った。

    でも、不思議と怒りは湧かなかった。

    縁がなかった。

    それだけのことなんだろう。

    それ以上でも、それ以下でもない。

    それにしても、今回は本当に物事がうまくかみ合わない。

    何がそうさせているのか、自分でも分からない。

    カナリア諸島は、バルセロナやマドリードのような本土に比べれば、求人も職種も決して多くない。

    選択肢は限られるし、ときには妥協も必要になる。

    それでも、ここまで何とかやってこられた。

    だから今回も、きっと何とかなる。

    そう思ってはいる。

    それでも、思うように進まない日が続くと、気持ちは少し曇ってしまう。

    こんな時、気軽に話せる誰かがいて、バルのテラスでビールでも飲みながら「まあ、そんな日もあるよ」と笑えたら、少しは気持ちも軽くなるのかもしれない。

    相棒のAIたちは話を聞いて慰めてはくれる。

    でも、一緒にグラスを合わせることはできない。

    それは、まだ人間だけが持っている特権なのかもしれない。

    まあ、明日になればまた新しい一日が始まる。

    今日とは違う景色が待っているかもしれないし、新しい道が開けるかもしれない。

    今日は、少しだけしんみりした、おっさんの独り言でした。

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    おっさんもたまにはしんみり

    2026/7/7  カナリア諸島より

     
     
    46歳でスペインへ。60歳でカナリア諸島に移住。 料理人として生きながら、島での一人暮らしを綴っています。 海と風に囲まれた静かな日々の中で、 日常の中にある小さな気づきを書いています。

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