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Photo bysubarasikiai

[相続調停] 話し合いにならない、裁判も辞さない、を早期解決に転換する(収束?編)

    この記事は、下記の2記事の続きになります。まだの方はよかったらこちらからご覧ください。

    その1


    その2

    その合意は果たして「合意」なのか

    まとまった内容を先にお伝えすると

    ・いったんすべての相続財産を三女が相続する
    ・その代償として、三女は他の二人に◯万円を支払う

    という形になりました。

    介護実績については、これまでかかった医療機関や介護機関を回って膨大な資料を揃えたものの

    実際は介護等級4だったのに、1で認定を受けた以降、申請してなかったんですよ…
    正しくは申請したのが緊急搬送される直前で、搬送後は危篤状態だったため、認可が下りる前に亡くなってしまった。

    実はこれが結構痛かったんです。

    ジャッジする側は数字とエビデンスでしか見ない。
    実態はこうだった、といくら書類を作っても、等級1で亡くなっていれば1と判断される。

    それを4まで認めてもらうために
    別に裁判を起こして、弁護士を依頼して、をこれからやる…?

    生命保険の受取人が介護を担った三女に指定されていることを鑑み、審判に移行しても今以上に認められる可能性は極めて低い

    という指摘によりこれ以上の主張を断念。

    保険金と土地建物こそ三女に行ったものの、保険金以外を三等分、という次女の主張がそのまま通った形になりました。

    葬儀は故人のため、では調停は

    この結果は最悪寄りではあったのですが予想の範疇ではありました。着地点がここにきても、それでも合意しようと考えていました。

    それは調停委員さんから
    葬儀は故人を送るため
    遺産分割協議は残された家族の未来のためにやるもの
    一日も早く決着させる方が当事者のためで、過去に時間を費やすのは賢明ではない
    というアドバイスが腑に落ちるからで

    私自身も
    どうしても気が済まないなら
    妥当と想定していた額との差額は手切金とでも思ってさっさと次に向かおう。
    一見負けたように思うかもしれないけれど、がんばって勝ちを取りに行こうとしない方が結果的に傷みが少なくて済むはず

    という観点で合意の線を探っていたので決着が早かったのだと思います。

    最後のひと押し

    私と次女に出た金額には1万円の単位で端数がありました。

    調停委員からの提案

    具体的な手続きは三女さんに動いてもらうことになるし、この◯万円は切り上げでいいでしょうか?と聞かれた時に、思うところを伝えてみることにしました。

    実家に残っているというだけで、結果的に最期の看取りも、面倒な手続きも全部任せてしまっている。

    その分を100万円譲って、というと納得しないかもしれないけれど、切り上げる単位を一桁上げるというのは許容範囲ではないか。
    こんな形でも姉妹としてお詫びとか感謝を示すことはした方がいいのではないでしょうか。

    ということで、調停委員さんからの提案の一万円ではなく、その上の位(◯十万)を切り上げて三女に渡すのはどうか、という交渉をお願いしました。

    生命保険金は相続とは別枠とはいえ、土地建物と預貯金を合わせて等分にすると、土地建物を相続した人には現金がほとんど行かなくなってしまう。
    平等にするとなれば仕方のないことかもしれないけれど、その差はあまりに大きい、と思ったのです。

    保険の分まで入れてで申し訳ないけれど、それでもう一段まとまった額になるはずだから、と言うと三女の顔がようやく明るくなったのを覚えています。

    合意書作成

    端数切り上げにすんなり合意が出た、とのことで、合意書が作成される間に書類のコピーを指示されたり、指定の支払い先の通帳またはカードのコピーが必要になるので待機の間に進めておくように言われ、隣のコンビニに走ったりもしました。

    実は切り上げの件は意図的に持ちかけていて、結果的にあっちもこっちも切り上げになったことで預貯金部分も三女に少し多めに回ったのでホッとしています。

    遺してくれる気持ちはありがたい、けれど

    おそらくは父と二人で残してきたものにてをつけず子どもたちにまとまったお金を、と自分はほとんど贅沢をせずに残してくれた遺産なのだと思います。

    その気持ちは本当にありがたい。
    ありがたいですが、本音を言うと
    そんなこと気にしないで元気な間にもっと自分たちのために使ってほしかったし
    死んだ後に遺すよりも、生きてる間にお金をかけてほしかった(わたし自力で大学2回、通算10年通ってるんですよー!)。

    借金が残るのも困るけれど、残された金額が予想外に大きく、残された姉妹の揉め事のタネになってしまったのは残念でしかありません。

    特にうちは実質的に絶縁状態の相続人がいたのが厄介のタネでした。
    よくある話ですが、何もしない人ほど文句が多いし主張もするもの。

    これからお子さまのために相続対策を考えられる方には、ぜひお子さまたちが後で揉めることの少ない方法を模索いただくことを願ってやみません。

    これで終わりではなかった…

    そして本当は、この記事で相続の話は終わりにしようと思っていたんです。

    収束した、と思っていたのですが
    調停調書が届いた後にも片付ける問題が山積していました。

    というわけで、もう一回続けます。
    これで終わってくれることを願いつつ💦

     
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    社会人大学生→🇺🇸大学教員→IT企業→音大、院→オペラ研修所→ソプラノ歌手。 ちえ(新井千惠)です。 クラシック音楽をもっと身近に。 音楽、旅、エアライン修行、生成AIなど発信。 学ぶ、歌う、書くことが生きる力。 フォロー数<フォロワー数の方のお返しは保留にしています🙇‍♀️

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