④Claude×Blenderで5つの3Dサンプルが完成。AI×3Dを「業務で使える形」に近づける
Claude CodeとBlenderを使ったAI×3D制作で、5つのサンプルが完成した。
今回作成したのは、相談室、一戸建て外観、マンション外観、ゆるキャラ、3Dプリント小物の5種類。
単なる実験ではなく、自然文、JSON、Python、Blenderをつなぎ、再利用できる3D制作パイプラインとして形になってきた。
今回完成した5つのサンプル
完成したサンプルは次の通り。
相談室は、自然文からJSONを作り、Blenderで部屋を生成するパイプラインの核になるもの。
一戸建て外観は、基礎、壁、屋根、窓、玄関、ガレージ、外構まで含めた住宅モデル。
マンション外観は、階数、窓、バルコニーをパラメータで調整できる構成。
ゆるキャラは、顔パーツや装飾の配置を調整したキャラクターサンプル。


3Dプリント小物は、バードハウスをPLA風の単色モデルとして作成したもの。


建築、福祉、キャラクター、プロダクトまで試したことで、Claude×Blenderの用途が一気に広がった。
核は「自然文→JSON→Blender」
今回のポイントは、相談室サンプルにある。
自然文で部屋の条件を入力し、JSONに変換し、PythonでBlenderに反映する。
この流れができると、プロンプト一発の生成ではなくなる。
部屋の広さ、床や壁の色、家具、椅子の数、植物、照明などを条件として扱える。
つまり、偶然できた3Dではなく、仕様を持った3Dに近づく。
業務で使うなら、ここが重要になる。
見た目だけではなく、あとから直せること。
条件を変えて再実行できること。
同じ仕組みを別の案件にも流用できること。
Claude×Blenderの強みは、この再現性にある。
OpenBlenderとの違い
「それ、OpenBlenderでできるんじゃない?」という意見もある。
たしかに、プロンプトから3Dを作るだけなら、OpenBlenderのようなツールでも近いことはできる。
ただ、今回作っているものは少し違う。
OpenBlenderは、個人がプロンプトで3Dを試すホビーユースに近い。
一方で、このClaude×Blenderパイプラインは、Pythonで細部を制御し、JSONで条件を管理し、業務に使える形へ寄せている。
目的は「とりあえず3Dを出すこと」ではない。
再現性があり、修正でき、テンプレート化できる制作環境を作ることだ。
AI×3Dは「生成」より「設計」
今、作っている「AUL AI×3D」で大事なのは、派手な生成結果ではない。
どこまで設計できるかだ。
自然文で要望を出す。
JSONで仕様に落とす。
PythonでBlenderに反映する。
レンダリングして確認する。
必要なら条件を変えて再実行する。
この流れなら、AIは単なる画像生成ツールではなく、設計補助の道具になる。
特に、福祉、建築、不動産、教育分野では使い道がある。
たとえば、特別支援学校や高校生向けに、CADや建築設計へ興味を持つ入口を作る。
いきなり本格的なCADを触る前に、3D空間制作の楽しさを体験してもらう。
その用途なら、Claude×Blenderはかなり相性がいい。
次にやること
5つのサンプルが完成したので、次はプリセット化が必要になる。
相談室、会議室、事務室、モデルルーム、福祉施設など、よく使うパターンをJSONテンプレートとして用意する。
さらに、建物サンプルもJSON化できれば、一戸建てやマンションの条件変更がしやすくなる。
見た目の面では、HDRI照明、外壁タイル、屋根瓦、木目、夜景表現などを追加したい。
発信用としては、noteやYouTubeのサムネイル作成にも使える。
非エンジニア向けの操作マニュアルを整えれば、ツールとしての見せ方も変わる。
まとめ
Claude×Blenderで、5つの3Dサンプルが完成した。
ここまでで見えてきたのは、AI×3Dは「生成して終わり」では弱いということだ。
業務で使うなら、再現性、修正可能性、テンプレート化が必要になる。
今回のパイプラインは、その方向に進むための土台になった。
まだ完成品ではない。
ただ、相談室、一戸建て、マンション、ゆるキャラ、3Dプリント小物まで動いたことで、次の段階に進めるだけの材料はそろった。
ここからは、実験ではなく、使えるツールに近づけるフェーズだ。
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