
答えのない問い
ある日の朝の通勤途中
道端で自転車と一緒におじいさんが倒れてた。
人通りのいい道だったので
何があったんだろうと言わんばかりにそのおじいさんをじーっと見ながら、
でも止まる訳でもなく通り過ぎていく人たち
ー 私は迷わず駆け寄って声をかけた
声をかけてから頭の片隅で
仕事が間に合わなくなることを少し考えた
けどそれはすぐに掻き消された
「大丈夫ですか?怪我はないですか?」
おじいさん「はい」
会話は出来そう。
多分、右側から転けたのか体の右側を中心に擦り傷があった。
救急車は?呼んでいい?
自分で病院まで行けそう?
「立てそうですか?」
((首を横に振るおじいさん))
立とうとしているものの足に力が入っていなく
痛そうに顔を歪めている。
自力で病院行く選択肢は消えた、
「救急車呼んでもいいですか?」
するとはっきりと「救急車は呼ばないで欲しい」
とだけ言った。
おそらく見た感じ頭を打ってる可能性は高い。
自分で立てない時点で病院には行けない
何とか説得して救急車呼ばないと
それから必死に説得した
説得の最中、通りすがりの人が2人ほど参加してくれた。すごく心強い
説得の末、本人の同意が取れた
救急車を呼んで待っている間
もう大丈夫そうだし、3人もいたら通り道の邪魔になるからと思い仕事を理由に抜けた
一安心。
でも、、、あぁ、、仕事遅刻かぁ、、、
けど人助け出来たし、良いことした。
いやでも自己満ってやつかな?
ちょっと優越感もある。
((いやいやでもさ、冷たい視線だけで通り過ぎていく人間にはなりたくないし
いやいやでもさ、その人たちも仕事とか何かしらの都合があって自分を犠牲にする人助けより自分を優先した
それって当たり前じゃん、、、
ってことは綺麗事言ってるのは私か、、、?
あーもう!結局何が正しいの?
考えれば考えるほど深いところまで沈んでいく
多分一生その答えは出ない
というか答えが出るわけがない。
これに関しては〜であろう、とか 〜だと思う
でしか答えがない。
”正解がない”
無限に行き交う言葉達
考えても考えても結局答えは出ず
今日もやかましい頭の中。
あれ、私良いことしたはずなのになぁ