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集中力を高める方法ではなく、集中しすぎる脳の守り方

    あなたは、「集中できない」と悩んだことがありますか。

    世の中には、集中力を高める方法がたくさんあります。

    ポモドーロ・テクニック(25分集中して5分休む方法)
    タイマー管理。
    こまめな休憩。

    どれも間違いではないと思います。
    でも私には、どうもしっくりきませんでした。

    なぜなら、私の悩みは「集中できないこと」ではなく、
    むしろその逆だからです。

    ──────────────────

    私は昔から、周囲の音や気配に敏感な方です。

    カフェで流れる音楽。
    隣の席の会話。
    少し甲高い笑い声。

    気になり始めると、
    そちらに意識を持っていかれてしまいます。

    だから仕事や文章を書くときは、
    できるだけ静かな環境を選びます。

    ところが、静かな場所に入ると、
    今度は別のことが起こります。

    深く潜りすぎるのです。

    一つのテーマについて考え始めると、
    「なぜ?」
    「どうして?」
    「本当にそうなの?」
    そんな問いが次々と浮かんできます。

    気づけば2時間、3時間。

    集中しているというより、
    同じ場所をぐるぐる回りながら、
    点を線につなげる作業をしている感覚。

    体はほとんど動いていないのに、
    終わる頃にはぐったりしています。

    頭が重い。
    後頭部がじんわり痛い。
    偏頭痛の前触れかと思うこともあります。
    全力疾走した後のような、
    疲労感だけが残ります。

    ──────────────────

    以前、先生からこんなことを言われました。
    「家で考え始めると、悶々としちゃうでしょう?」

    確かにその通りでした。

    家にいると、考える時間に終わりがありません。

    一区切りつけようと思っても、
    また考える。
    そしてまた考える。

    気づけば何時間も経っている。
    だから先生は、
    「図書館とか、カフェとか、場所を変えてみてもいいかもしれないね」と
    話してくれました。

    ──────────────────

    でも私は、カフェも少し苦手です。
    入ってみたら音楽が大きすぎたり、
    隣の席の会話が気になったりする。

    せっかく入ったのに、
    「今日は失敗だったな」と思うこともあります。

    だから最近は、
    ウォーキングの途中で公園に立ち寄り、
    ベンチに座り、
    スマホを開いて、
    メモを書き、整理する。
    ほんの10分か15分。

    そしてまた歩く。

    この方法はおすすめです。

    ──────────────────

    家で過ごす時間が多い場合は、
    集中を止めるための休憩ではなくて、
    集中を守るためのメンテナンスへ変更。

    例えば1時間半くらい作業をしたら、
    その場で1分だけ目を閉じます。

    席は立ちません。思考も止めません。

    ただ視覚情報だけを遮断する。

    車を停めた後のアイドリングのように、
    脳にも減速する時間が、
    必要なのだと思うようにしました。

    ──────────────────

    私は要領よく何でもこなせるタイプではありません。
    一つのことに納得するまで考える。
    理解できるまで掘り下げる。

    効率だけを見れば、決して器用ではないと思います。
    でも今は、それでいいと思っています。
    脳疲労を起こしやすり体質や特性を受け入れる。

    今の私には、
    それが一番合った付き合い方なのだと思っています。

    ──────────────────

    ▶未来へ置いておきたい一節

    弱点だと思っていたことが、
    実は自分だけの才能だった。

    大切なのは、
    変えようとすることではなく、
    どう付き合うかを知ること。

    ── quietly brave ──
    深く潜れる人は、
    その分だけ疲れる。
    だからこそ、
    自分の脳を守る技術も必要なのだと思う。

    またここで会えたら嬉しいです🍋‍🟩
    miki

    🍋これまで書いてきた記事も、あわせて置いておきます。  
    ぜひ、お寄りください


    以下の皆様にも、掲載していただきました。
    ありがとうございます🌷

    #創作大賞2026
    #エッセイ部門
    #経営戦略
    #弱さを認める
    #生産性
    #50代の挑戦
    #経営
    #判断の仕事
    #守破離
    #マネジメント















































     
     
    決める側に立った人の、思考の記録。 金融・教育・福祉の現場での30年の実践から、 判断と覚悟のプロセスを書いています。 経営のリアルな判断と、未来へ手渡す言葉。 当事者として選び取り、進む日常の記録。

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