こどもの頃にやり残したことに挑戦したら、今の感性を大事にしたくなった話
こどもの頃にやり残したことに挑戦するワークショップに参加しました。
実際にやってみた結果、「今」をより大事にしたい気持ちが湧いてきました。
ワークショップの内容や結果をここに綴っておきます。
ワークショップについて
開催概要
大人の夏休み企画
【こどもの頃の「やりたかった」を今のわたしが叶える7日間✨】
子どもの頃の「やりたかった」をテーマに、
自分だけの小さな自由研究に取り組む7日間。
◾️日程(※会場に集まる日)
・2026年9月11日(金)10:00〜11:30
・2026年9月18日(金)10:00〜11:30
※間の期間は会場に集まらずに各自で取り組む。
◾️会場
カリオンビル 小会議室(4F)
◾️主催
豊橋市市民団体 Artistic Life
参加したきっかけ
主催者様と別のイベントでお会いした際に、お誘いいただきました。
私にとっては「自由研究」というワードがヒット。
こどもの頃はイヤイヤ取り組んでいた自由研究の宿題ですが、大人になると、自由に研究したいことが山ほどあって。
もっとこどもの頃にもやれたら良かったなという気持ちがあります。
そんな気持ちを供養できたらいいなと思いながら申し込みました。
実際に参加した様子
初日9/11:やりたかったことを思い出すワークショップ
この日までに、頭の片隅でぼんやりと「こどもの頃にやり残したこと」を考えていたのですが、あまり思い出せませんでした。
ちょっと焦りながら当日を迎えたものの、結果は大丈夫でした。
当日は、ワークシートをご用意くださっていました。
ワークシートの質問に順番に答えていくと、だんだんこどもの頃のことを思い出すことができてきました。
書き出しながら気づいたのですが、私はこどもの頃に「やってみたい」と思ったことの多くを実行に移せていたようです。
実行させてもらえる環境にいたことを初めて自覚する機会になりました。
また、今の自分も思いついたら割とすぐ行動するタイプなのは、こうしたバックグラウンドで育ったからなのだと、自己理解が深まりました。
なので「やり残したこと」が少ないのは当然だったのです。
それでも、なんとなくやれずにいたことが見つかりました。
それは「油絵」を描いてみることでした。
最後に参加者のみなさんと発表をしたのですが、共通点があったり、有益な情報交換ができたりして、一人ではないことが心強く感じました。
こうして、実践期間に入っていきます。
9/12〜17:各自でやってみる
最終日までの6日間は、各自で挑戦を進める期間。
LINEのオープンチャットで主催者さんや他の参加者さんと進捗共有できるようにしてくださいました。
みなさんの進捗に刺激を受け、自分も進捗をお知らせしたくて進めるモチベーションになりました。
私がやるべき手順はこのような内容でした。
・YouTube動画で油絵の道具や描き方を学ぶ
・道具を手にいれる
・実際に描いてみる
動画とこどもの頃の憧れから、ペインティングナイフを使うと決め、他にも必要な道具を地元の画材店で揃えました。

実際に描いてみると、まあ難しい!笑
動画で見たようなテクニックは全然成功せず。
ただ、油絵は絵の具をこそぎ落としたり重ね塗りしたりができるので、何度もやり直しができました。
かなり苦戦して、「なんでこんなに苦しんでこんな難しい方法で絵を描いているのか…」と弱気にもなりました。
普段使っている色鉛筆やiPadの方が、断然思い通りの表現ができるのに!と、普段の道具の良さを改めて感じる機会になりました。
度重なるやり直しの結果、なんとか「これだ!」という作品ができあがりました。
拙い出来ですが、これが私の精一杯です。

最終日9/18:コラージュ作成&報告会
1週間の挑戦を経て、再度会場に集まって報告会の日です。
前半は、やったことをまとめたコラージュ作品を作る作業時間。
コラージュに使えるかわいい素材をたくさん用意してくださっていました。
自分で用意してきた写真と、会場にあった素材を組み合わせてコラージュを作っていきます。

そして発表。
みなさんの発表もお聞きすることができて、どなたもこの挑戦を通して前向きになられていたのが印象的でした。
そして、それは私自身も同じでした。
私の変化
私にとって「油絵をやったことがない」というのはある種のコンプレックスのようになっていました。
小さい頃に画家になりたいと言っていて、ありがたいことに今はイラストレーターという絵に関わる仕事ができてはいます。
しかし、かつて憧れたのは、ベレー帽をかぶって、キャンバスにナイフで絵の具を置く、「いかにも」な画家の姿。
そのど真ん中の憧れには、自分は手が届かないのだと、心のどこかで決めつけているような感覚がありました。
油絵の経験がある人を、なんとなく「自分より秀でている人」と感じ、逆に自分を下に見てしまうこともありました。
今回、そんな感覚を打破できる絶好のチャンスだと思いました。
実際にやってみると油絵はとても難しいもので、やっている人へのリスペクトはさらに高まりました。
でも、できない自分を卑下する気持ちは不思議と消えていきました。
私は絵を描く上で油絵を「選ばない」というスタンスに変化したのです。
やってみたからこそ、あえて選択しない。
今の私はもっと自分に合う方法で絵を描くことができる。
今好きな方法を自分で選ぶことができる。
そんな風に、考え方が変わってきました。
これはやってみたからこそ得られた変化だと思います。
こどもの頃のわだかまりを解消し、今をより大事にすることのできる機会となりました。
主催者様と、ご一緒した参加者の皆様に、素敵な機会を与えていただき感謝しております。
一皮剥けて、これからも「今」を大事に進んでいきたいと思います。
