
🟠【創作エッセイ】 子育てのうた① #3つのお題に空想のひらめきを
みかんさんの企画に参加させていただきます☺️。
●3つのお題(ファンタジー)
お題①:「四つ葉の森」
※今回は、イラストのイメージから子育てエッセイを書いてみました。
***
お天気の日に、子どもと一緒に散歩に出るようになった。
車の来ない田舎道は、二人でしっかり手をつなぎ。
広場に着くと手を離し。
時間に余裕がある時は、子どもの後ろをついて歩く。
ようやく世界を覚え始めた幼子は、今日も隣の敷地の神社へ向かう。
先日、そこで偶然、四つ葉のクローバーを見つけたのだ。
すごい!と私が喜んだからだろうか。
嬉しそうな顔で、その場所に座り込むようになった。
見つかると、どこか誇らしげなにっこり笑顔でこちらを振り返る。
その、宝物を持ち帰ってくるさまを思い浮かべながら……私は、手持ち無沙汰に花輪を作る。
……いや。
まだシロツメクサは咲かないから、今はクローバーでできた王冠か。
いつだったか……四つ葉のクローバーは遺伝という話を聞いた。
一つ見つかれば、そこには必ず四つ葉が潜んでいるらしい。
子どもはまだ、そんなことは知らない。
それなのに……。
偶然の奇跡が。
あの誇らしげな顔が。
また喜んでもらいたいと思う優しさが。
小さな足を、真っ先にそこに向かわせる。
その姿が、私に笑みを運んでくれる。
きっと、この湧き上がってくる気持ちを、愛と呼ぶのだろう。
7歳まで、子どもはまるで森の中。
少しずつ探るように、いろいろ学び、自分の世界を広げていく。
子どもが向かうその先には、きっと、光が満ち溢れているのだろう。
この森に、共にいられる今を大切にしたいと思わずにはいられない。
進む道の先に、幸せの扉が透かし見える。
それは……クローバーで編まれた優しい冠のようであってほしい。
みかんさん、ありがとうございました☺️。
COBIToさん、ありがとうございます😊