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『色眼鏡』 〜アマノ文筆クラブ〜

    つきほ


    甘野さん、せっかくなのでこちらも企画に提出させてください🙂‍↕️

             ***

    「色眼鏡ってすごいね!めっちゃすごかった!」

    帰宅するなり、何やら感動した様子の息子がそう言ってきた。

    一体何に心を動かされたのか……。
    私の思考は推理に走る。

    うちの息子。
    よく言えば平和。
    悪く言えば心配。

    何というか……天然なのである。

    この間の『ほうとう』事件では、死にそうになった。
    「ほうとうって知ってる?」
    うどんを食べながら、ふと口にした私がいけなかった。
    「知ってるよ、もちろん。……あれでしょ?」
    息子は、さも知ってると言いたげに、得意げな顔を見せたのだ。
    「殿下の宝刀のことでしょ?」

    ……とりあえず。そんなことはよくある。

    そしてその時に、息子に不要な説明をさせてはならないと学んだ私なのだった。


    ーーそんなにすごい色つきの眼鏡って……。

    そこで私の思考は3Dアトラクションにたどり着く。

    だが……問題なのは、そういった遊園地に近年連れて行った記憶はないというところだ。

    ーーもしかして……VR?

    それも我が家にはない。

    YouTubeの紹介動画だろうか。

    息子はいったい何を見て何に感動したのだろう……そう思って、私はついに質問をした。

    「その色眼鏡、どこで使ったの?」

    「プール!すっごくよく見えたよ!ゴミがいっぱいでさぁ……」

    そう答える息子の手には、水中ゴーグルが握りしめられていた。

    答えはすぐ目の前にあったのだけど……正式名、もう覚えておくれよ。

    ーー毎年、つけるように言ってたはずだけどな……。

    そう思いながら。
    ゴーグルの日焼けが出来た息子を見るのは、初めてかもしれない……と気づく私だった。

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    どんなゴミ見て感動したのかは、不明…

    甘野さん、ありがとうございます😊

    宵空さん、ありがとうございます😊

     
     
     
    長い間…自分のために書いていた物語たちを、形に残そうと思い立ちnoteをはじめました。 自己紹介をご覧ください。 今は、創作エッセイや企画のお話しに参加させていただき、書くことを楽しんでいます。 不思議な余白が好き。 (長編は、児童文学寄りかも?) よろしくお願いします🌳。

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